オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

励磁スピーカーを活かすには、電源がカギ

2015年06月21日 09時00分43秒 | オーディオ

励磁スピーカーの音の良さは皆さんご存知の事と思います




その励磁スピーカーをやはり、生かすも殺すも、

やはり電源は重要なパーツ




只、DCを供給すれば良いってもんじゃ無いようで


清流素子の音が、かなり重要なようだとは聞かせれていた






私の励磁スピーカーは、改造品のため


オリジナルがあるわけでは無い




オリジナルがあればそれに準ずれば良いのだが


悲しい、改造品




ALTEC515を改良したもの、

正面から見ればなんの変哲も無い普通の515だが



後ろから見れば、その面影も無い

もちろん磁気回路の変更だけではなく、そのほかの部分も手を加えている





オリジナルで励磁スピーカーとして売り出しても、全く問題無いレベルの改良品である

ALTEC特有の、軽快な音はそのままで




オリジナルの515に、艶と、切れを加味して、

リアリティーが格段に向上した音です




切れが良く、コーン紙が余分な振動をし無いのでわりとサッパリした音でもある






もともと515のダブルウーハーで、ちょっとお下品な、

かなり個性的な音を出していたのだが



励磁になってかなり上品な、良質な低音を奏でるようになってきた


普通の人は、それが良い音であれば問題無いのであろうが




チョットお下品な音が好きな私には、このお上品な音は似合わない





このところは、私の好きなお下品な音を出すために悪戦苦闘


音を悪くするのではない




あくまでも良い音で、お下品な音

相変わらず何を言っているかわからない、お馬鹿なことやっていると、私も思っている




このお下品な音は、とりあえずの小さな電源で

励磁の電圧を変えることである程度調整ができるようになってきた



515FC 4本の調整、288FCとの電圧バランス、なんとなく頭に中で方程式が出来上がった

機は熟した、



そう思っての今回のセレン整流電源の製作であった




結論から言えばセレンは大失敗



音はいい


もしかしたら、いい音を目指す人には最適の整流器かもしれない




とにかく音がいい




高域のALTEC 288Cも励磁に改良し、



288FCとなりその電源は、タンガーバルブを使っている


タンガーバルブを使っての整流も当たり前だが、音がいい




タンガーの音の良さは、なんと言うか


音楽のツボを押さえた、鳴らしどころを心得ているような鳴り方


切れもスカッと

硬さも程よく

音の彩りも素晴らしい


総じて聴いていて楽しく、オーディオ的にも音楽的にも音がいい





対するセレンは、無機質ないい音

褒めどころが無い、ただ良い音




難しいものだ



それに輪をかけて、今回製作したT氏は、

かなり気合を入れて製作してくれた

リップルフィルターも完ぺき

余分な交流もほとんどでない完璧な回路


音の良い整流器を使い、



完璧な回路



音も良い安定した電源





俺にはダメだ

どんどん気持ちが沈んでゆく