オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

励磁スピーカー使いこなし?マル秘テクニック

2015年06月24日 08時41分53秒 | オーディオ

やれば必ず音が悪くなる、テクニックのご紹介(笑)




励磁ならではのテクニック、諸先輩方の皆さんなら


音が良くなる、秘伝等をお持ちでしょうから、是非教えて頂ければ幸いです





私のは、音が良くならないかもしれないです

が、


楽しい音、艶やかな音に聞こえるかもしれないマル秘テクニックです

今日のレコードはクラバー父のベートーベン、このレコードを鳴らす場合のセッティング




まずはネットワークで彩り、


これは励磁スピーカーと関係ないですが



小さなコンデンサーを二か所に入れています。

お分かりになりますでしょうか?



8Ωで制作したためかなり大袈裟になってしまった

WEオイルコン使用(一部)空芯・鉄芯両方使ってしまった、訳のわからないネットワーク



このオイルコンだけで制作した、音の深みはあるが

ちょっと弾まないネットワークに




彩りを付けるコンデンサー

特に211アンプを使うときは、2個共にクリップで接続するが



91-Bアンプで、このレコードでは使用しない方が良い、クリップは外した状態




励磁スピーカーの使いこなしの初歩は、コンデンサーの追加?

因みにこれは根拠があるものではありません、




あくまでも私見ですので・・・・・


繰り返しますが、音が良くなるテクニックではありませんのご了承ください





515にはこのような大型のコンデンサーを使いますが



今はセレン電源のテスト中であり、低域の515用のコンデンサーは外してあります





このコンデンサーを付けたり、容量を替えて繋いでみたりすると、音が変わります



良くなるとは言いません、音が変わります





彩りが良くなる場合もあります、

艶やかになる場合もあります。






外野:繋ぐとピーキーに、うるさくなるんだろ!






違います、煩く聞こえる人もいるのです。


私の耳には艶やかに聞こえますが・・・・(人それぞれ)

高域の288FCにも様々なコンデンサーを試してみましたが



高域に繋ぐなら、マイカコンデンサーが良いですね




皆さんから自慢のコンデンサーをお借りして試しましたが、


音が確実によくなるコンデンサーは


誰も譲ってはくれません、




良いマイカコンデンサーは音がスキッとしますよ





本当は大型のマイカがほしいのですが、今は買えないので



小さいシルバーマイカを繋ぎ合せて使用


この288FCのシルバーマイカ芋虫し状態コンデンサーは繋いでいます


これは常時接続してセッティングを行っていますが、なかなか我慢どこの音の良さです

それから、次の必殺技は



4本あるALTEC 515FCの上下2本のユニットの電圧を替え、

磁束密度を変化させ、音圧と音量を調整するマル秘技



上下同じユニットで、同じ帯域の信号を入れて




磁束密度を替えて、音のピント、ホール感、躍動感、優雅さ・・・・


気分でどうにでもなるような気がするが、そんな調整が行える励磁システム





やはり励磁調整の王道は 、電圧可変による磁束密度調整であろう






励磁はマグネットに比べて、透磁率が比較にならないほど高いため


とにかく反応が早い、




立ち上がりが早いだけではない


制動、所謂ブレーキのききも凄いので、無駄な振動を殆どしないだから


音のキレが、抜群に良い





余分に振動板が動かないから、歪まなくて滲まない、だからとても


綺麗な音がする、





それが励磁スピーカー






そんな励磁の特徴を踏まえ、意味無く磁束密度を上げるより、


出来るだけ低い電圧でゆったり鳴らす方がいい




電圧を高くして磁束密度を上げると、切れの良さよりも、音の硬さが気になる



まあ我がシステムではこの締まった硬さを利用して


低域を目一杯緩めて、高域で全体を締める事もやっている




ちょうど、いわゆる緩んだお腹を隠し、ピッチぴちの詰めのスーツを着ることで、
「最近痩せましたね」とお客様に言わせる手段のようなもの

最近の私です(笑)関係ありませんね




でもこれはほんとに有効なやり方だと思いますので是非試してみて下さい



我がシステムでは、低域515を22V、高域288を26Vで凄まじい量感と程よい締まりが演出できます


向かって左側に置いてある励磁電源はセレンの大きい方で、本体は少し細く内部抵抗の高いもので、


今は下の左右のユニットを駆動しています。




このレコードのセッティングは何と禁断の20.5V

このユニットの定格は24~26Vが標準でそれを大幅に下回った禁断の数値

そして右側の電源は一回り小さなセレンだが太さはこちらの方が少し太い

こちらは左右スピーカーの上に付いている515ユニットに電流を供給している




こちらのユニットの電圧は24V


左右全く違う電圧だが音の違和感はない


288FCのタンガーバルブ整流電源の電圧は25Vで少し高め






このクライバーのレコードのテーマは、もう少し量感が出したい


そしてやはりこのての演奏は、大迫力で聴きたい




そんなセッティングである





外野:なんでそんなめんどくさいセッティングするの?




そう聞かれれば

迷い無く









それがオーディオマニアだから!






以上、



繰り返しますが


上記私見は、音を良くする使いこなしではありませんのでよろしくお願い致します。