我がなんちゃってWEの、音が妙にいいので困っているのだが
バカな事をしたと実は後悔している事がある
今回のセレン電源に変える前日に、
ちょっと馬鹿な実験をしていたことだ、
マイクロトラック、ターンテーブルのシャフトのオイルを拭き取って、
ガラードクリスを験した
粘りのあるグリスがマイクロトラックターンテーブルの
少し煩い鳴きを抑える事を期待したが
結果
音は濁りや曇りが全くなくなり、すかっと晴れた音だが
少し硬い金属質な音で
ターンテーブルの鳴きは増大した
それでも、これもまたいいかな~~と正直思ったので
そのままにして、
セレン電源に変えたわけだが
どうもこれが失敗の原因だったようだ
2つ以上の音の変化を1日2日で変えてしまうと
もう私の能力では対応しきれなかった
グリスと電源
2つほぼ同時に変えてしまったものを
ひとつ元へ戻してみる
電源を変えるのが簡単だが
それはやっぱりやりたくない
疑わしきグリスを拭き取ることにした
高級なガラードグリスがもったいない
いつものブレーキ洗浄スプレーは使わず、
ただひたすら拭き取った
装填するオイルは、安いオイルではなく
EMT930を使っていたときの名残
EMT純正オイルに変える
その理由はマイクロトラックのシャフトも
中央部分が細くなっているオイル貯めができるタイプのシャフト
その差はEMTほどではないが同じような形状をしている
それならばと、EMTオイルでシャフトを浸すことにした
手持ちのオイルを半分ぐらいを充填して
音出しをしてみる
やはり全然オイルの方が音が良い
重心がぐっと下がって程良い音のふくらみ
ちょっと硬い金属質の音がなくなった
全体的に音は聞きやすくなったのだが
何だか少し騒がしい
シャフトを抜いてみるとオイルがちょっと少ないようだ
溢れ出ないように少しずつ足してみる
ちょっと溢れ出たのを確認し、
これで完璧
あのちょっと騒がしかった音も、
完全に消えた
このタイプのシャフトはオイルが少なくて、
シャフトの凹みのオイル貯まりで、
オイルが止まってしまうと
上の部分がかなり不安定になり
それをプーリで強引に回すため
あのような騒がしい音が出てしまうようだ
同様の理由かもしれないが、
凹みのあるシャフトにはグリースは合わないのが分かった
さすがのガラードクリスも、
当たり前だが万能ではなかったようだ
さあ、これでやっとセレン電源が評価できる
う~~ん
でも、やっぱり音がいい