オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

オイル、グリス、適正に使わなければ真面な音はしない

2015年06月10日 16時59分40秒 | オーディオ

我がなんちゃってWEの、音が妙にいいので困っているのだが



バカな事をしたと実は後悔している事がある


今回のセレン電源に変える前日に、

ちょっと馬鹿な実験をしていたことだ、


マイクロトラック、ターンテーブルのシャフトのオイルを拭き取って、


ガラードクリスを験した



粘りのあるグリスがマイクロトラックターンテーブルの

少し煩い鳴きを抑える事を期待したが


結果


音は濁りや曇りが全くなくなり、すかっと晴れた音だが


少し硬い金属質な音で

ターンテーブルの鳴きは増大した


それでも、これもまたいいかな~~と正直思ったので



そのままにして、

セレン電源に変えたわけだが



どうもこれが失敗の原因だったようだ


2つ以上の音の変化を1日2日で変えてしまうと



もう私の能力では対応しきれなかった




グリスと電源



2つほぼ同時に変えてしまったものを

ひとつ元へ戻してみる



電源を変えるのが簡単だが



それはやっぱりやりたくない

疑わしきグリスを拭き取ることにした


高級なガラードグリスがもったいない



いつものブレーキ洗浄スプレーは使わず、

ただひたすら拭き取った



装填するオイルは、安いオイルではなく


EMT930を使っていたときの名残

EMT純正オイルに変える




その理由はマイクロトラックのシャフトも

中央部分が細くなっているオイル貯めができるタイプのシャフト



その差はEMTほどではないが同じような形状をしている


それならばと、EMTオイルでシャフトを浸すことにした




手持ちのオイルを半分ぐらいを充填して


音出しをしてみる

やはり全然オイルの方が音が良い



重心がぐっと下がって程良い音のふくらみ


ちょっと硬い金属質の音がなくなった


全体的に音は聞きやすくなったのだが




何だか少し騒がしい



シャフトを抜いてみるとオイルがちょっと少ないようだ


溢れ出ないように少しずつ足してみる



ちょっと溢れ出たのを確認し、

これで完璧


あのちょっと騒がしかった音も、

完全に消えた




このタイプのシャフトはオイルが少なくて、

シャフトの凹みのオイル貯まりで、

オイルが止まってしまうと




上の部分がかなり不安定になり

それをプーリで強引に回すため




あのような騒がしい音が出てしまうようだ


同様の理由かもしれないが、

凹みのあるシャフトにはグリースは合わないのが分かった



さすがのガラードクリスも、

当たり前だが万能ではなかったようだ




さあ、これでやっとセレン電源が評価できる







う~~ん


でも、やっぱり音がいい