JAZZレコードの大迫力はよくわかった
だが迫力だけのJAZZレコードだけで音決めをすると危険である
前回の励磁電圧でもそうだったが、
楽器の音色はやはりクラシックのレコードを基準に
それと声かな
まずは楽器の構成が少ない弦楽器を聞いてみると
どっヒェ~~
すんごい音!
JAZZレコードのような馬力と音の切れでだけでは無い
充分に聴かせる音色、華やか過ぎず、腰のしっかりしたシブい輝きのある音楽である
このレコードはCG25Dで聞くと、張りのある艶やかな音だが
ちょっとヒステリックな音もするのだが
RCAトーンアーム+バリレラの組み合わせは
全くヒステリックにはならない、ぶっとく聴かせる、激しく聴かせるのではなく
ぶっとく、厚い中域が心に響くように聴かせる
多少バイオリンが大きくなったような、太くなった気もするが・・・,
チェロに化けたわけではなので問題ない
でもそんな感じです、
がツン、ごつん、の音は鳴りを潜めて、ぶっとく低い説得力のある響きに酔わされる
これは、本当に説得力がある。
楽器の大きさ、太さは変わっても、まったく問題では無い、
これ以上望むものは無いかもしれないほど堪能できる
人の声はどうであろう
シンプルなピアノと声楽
すげ~~、
凄みのある音では無く、シュワルツコップの低くちょっと鼻にかかる声が
オンマイクなのかピアノも声も強烈な録音である
ピアノと声楽ならばやはりこっちかな?
これはまた酔わせる~~
響きのいいホールでの録音なのか、天井の高さが伝わって来るようだ
突き抜けるような歌声は流石シュトライヒ
脳天突き抜ける歌声が響く
CG25Dだと突き刺すような声のところもあったが、このアームは
突き刺さない、
刺激が取れ、あのクリスタルな透き通った声が、どこまでも響き渡る、
酔わせる、これはいい、このアームは響きがとんでもなくいいではないか、
いや~~このレコードはまた別格!
余りにもリアルで、素敵な歌声に
鳥肌立ちそう!
このRCA超重量級アームと、バリレラの組み合わせは
迫力だけではない、ポイントを押さえた
実に心に響く音楽を聴かせるアームを手にすることができた
感謝、感謝