高岡市の「市民と市政」9月号で「ふるこはんフェス」の紹介記事を見て、面白そうだな~と思っていた。ようこ姫さんからお誘いがあった時、すぐ「行くよ」と答えた。今年で2回目、新しい行事らしい。
チラシには、” 地元の人たちから親しみを込めて「ふるこはん」と呼ばれる高岡市伏木にある勝興寺。真宗王国・富山を代表する寺院であり、地元の人に支えられてきた、地域の宝もの。そんな勝興寺の20年余りに渡る「平成の大修理」も終盤となり、かつての壮麗な姿を取り戻しつつあります。よみがえった勝興寺に多くの人に訪れてほしい、もっと地域に開かれたお寺にしたい、そんな思いから生まれた「ふるこはんフェス」。多くの人で賑わった昨年に引き続き、今年も第2回「ふるこはんフェス」を開催します!”
勝興寺の起こりは、1471年、蓮如上人が越中砺波郡蟹谷庄土山(南砺市土山)に創建した土山御坊(どやまごぼう)で、蓮如の四男蓮誓が置かれたそうだ。土山では今でも地元の人たちが御坊を祀っておられ数年前に「退公連の会」の旅行で訪ねたことがある。その後、蟹谷庄高木場(南砺市高窪)へ移転したり、火災に合ったりして、佐渡にあった順徳天皇の御願寺「勝興寺」を再興、寺号を相続したそう
だ。1519年には安養寺村(小矢部市末友)に移転し、蓮誓の次男実玄が安養寺城を建てた。
戦国時代は、瑞泉寺と並んで越中一向一揆の中心勢力として猛威を振るったが、1581年、5代顕幸の時に焼き討ちされた。1584年、佐々成政が古国府城の土地を越中一向一揆に寄進し、顕幸が移ったこの地が現在の勝興寺である。佐々成政が富山の役で敗退した後も、加賀藩前田氏の庇護を受けて境内が整備された。(以上ウイッキなどより)
👇は、「ふるこはんフェス」のポスター。イベント内容は、音楽法要、僧侶DJ、坊主Cafe&Bar、ワークショップ、勝興寺見学ツアー、コンサート、フード&クラフトマーケット、などとある。
👇 「こいのぼり食堂」
その隣の洋品店。上着にバッグなど。
👇 境内にはテントのお見えがいっぱい。ここは雑貨屋。
夏の海辺のような白いテーブルと椅子が並べてあり、そこに座ってから揚げやポテトチップス、コーヒーを飲みながら夕涼みの気分。ほとんどが若者や若い親子連れ。ときどき老夫婦や家族連れも…。法要から流れてきた人たちもいるし、まだ本堂でお参りしている人もいるのだろう。三々五々でまさにお祭り。そこで珍しい方に会った。元の職場で一緒だった先輩で、伏木のお生まれだそうだ。この日は日中は「万葉歴史館」の講座を聴き、その後勝興寺のイベントに参加したそうだ。自分で車を運転し、杖をついて歩いて来られた。もうすぐ米寿と言われるがお元気そのもの。
帰り道、伏木測候所のライトアップを見せたいと、姫さん。ここで毎日、毎夜の気象観測をしておられる。中に入ると説明をしてくださるようだったが、時間も遅く疲れて断念。この地は、家持の時代の国府跡とも言われている。
👇 はるか彼方海の向こうに「新湊大橋」が見えた。
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