Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

映画「ドリーム」

2019-06-25 | 映画・テレビ・演劇・芸能

  4月半ばだったか、若い友人のNO子ちゃんからラインが届き勧められたのが映画「ドリーム」だ。タイトル名と新聞の一ページ広告が思い出された。高岡では上映されなかったので当時は見なかった。何人かの友人に声をかけたが予定が入っているから諦めるなどの返事で、結局以前富山で見ておられるSE子さんとなはさんがもう一度見たいと言われ、3人で電車で行くことにして楽しみにしていた。

 それが6/22(土)である。高岡から乗る人、大門から乗る人、小杉から乗る人、と三人三様。私は小杉から乗った。電車の旅行もいいものだ。富山駅北口を出て、サンフォルテまで一直線の広い歩道をお散歩さながらゆっくりと歩く。良い道路ができているのだな~。車ばかりに乗っていると歩く道路に無関心になる。

 👇 自游館に着き、中のレストランでランチを食べた。

  👇 隣の「サンフォルテ」2階では、22日(土)、23日(日)の両日にわたり「サンフォルテフェスティバル」が開かれており、2階ホールで基調講演や表彰式があり、最後が映画「ドリーム」だったようだ。

  この映画は、アメリカ NASAを支えた知られざるヒロインたちの実話に基づく感動のサクセス・ストーリー。原作のタイトルは ”Hidden Figures” (隠れた人々、知られざる人たち、と言うような意味か?)、伝記映画であるが史実とは異なる部分もあるらしい。

 1961年、アメリカはソ連との宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所に は、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行う優秀な黒人女性たちのグループがあった。そのひと り、天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本部のメンバーに配属されるが、そこは白人男性ばかり の職場で劣悪な環境だった。仲の良い同僚で、管理職への昇進を願うドロシー、エンジニアを目指すメア リーも、理不尽な障害にキャリアアップを阻まれていた。それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた 3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていく…。   
 キャサリンは800m離れた有色人種用トイレを使わなければならず、そのため共用の自転車も使えず、計算ファイルを抱えてひたすら走る姿が何度も映し出される。コーヒーディスペンサーも別、計算のため渡される資料には黒塗り部分がある…。

 が、キャサリンは重要な会議にも出席し、席上で見事な計算で落下位置を予測しグレンたち宇宙飛行士の信頼を勝ち取る。
 👇 いよいよマーキュリーセブンが異動してくるが、黒人たちの歓迎の場は離れていて接触できないようになっている。が、グレンは彼女たちに近寄り親しく接し感謝の言葉を述べた。

  ついにマーキュリー・アトラス6号が打ち上げられるとき、グレンはIBMの計算だけでなくキャサリンの検算を要求する。検算の結果無事に打ち上げられ、落下位置も計算通りだった。アメリカでは初めての有人飛行、人ひとりの命に係わる実験が成功するか否か、まさに息を飲む瞬間だった。

 エピローグでは、キャサリン、ドロシー、メアリーの写真とその後の活躍が紹介された。


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