Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

謡蹟巡り~石動山(せきどうさん)

2020-11-02 | 能楽

謡蹟巡り~「安宅」、「実盛」を偲んで②~多太神社(謡曲奉納)

 私が所属するお謡の会「蒼山会」(山崎健先生主宰)では、毎秋かならず謡蹟巡りの旅に出ます。日帰りと一泊旅行が一年おきです。よほどのことがない限り毎年参加しています。 今年は日帰りの......

 
 👆は昨年の私のブログです。👆にも書いてあるように、今年の「蒼山会・謡蹟巡りの旅」は一泊旅行で鎌倉方面へ行く予定だった。が、新型コロナウイルス感染を避けて一時は中止が決まり、その後日帰りの旅に変更して実施された。行先は、「氷見・藤波神社」と富山県と石川県との県境近くにある「石動山」である。
 「石動山」は今回で3度目だ。最初はやはり「蒼山会」から。が、金沢からの帰りに寄る予定が暗くなってしまい、しかも大型バスだったので麓から山上へ懐中電灯をつけて歩いた。ワイワイ言いながら。2度目は「義仲を巡る歴史の会(県民カレッジ)」からだった。

 今回は神社で「コロナ収束祈願」の謡曲や仕舞を奉納するので、しっかりとお稽古を積んで来たのである。
 👇 バスの中でいただいたパンフレットの表紙。「石川県中能登町 国指定史跡 能登石動山」とある。

 👇 「石動山 散策マップ。石動山山頂大御前(564m)に本社跡があるらしい。


 👆の地図の右の黒屋根の建物(復元された大宮坊)で連吟、独吟、仕舞、一調を奉納した。
 👇 奉納額の縮小コピー。「コロナ収束祈願 奉納」とある。
 
 まず、連吟で「絵馬」。次に、👇 独吟「駒の段」(小督より)。

 👇 仕舞「羽衣 クセ」。

 その後、仕舞「大江山」。
 👇 最後に、仕舞・一調「藤」。

 雨は止み明るいのだが、なにぶん暖房がないので寒い。この「大宮坊」は石動山の中心的な坊で、最盛期(中世)には360余の坊、江戸時代には58坊すべてを支配した別当寺として、高い格式と権威を有していたそうだ。焼き討ちに合うなど何度も焼失し、平成10年頃から発掘調査が始まり14年に復元完成した広い大きな建物である。

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2 コメント

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Unknown (千葉Mats u)
2020-11-03 18:06:46
朝さんも元気そうで何より東京はコロナの終息が見えません、年寄りは近ずけませんね長いこと東京には行っていないので息子に聞いてみるけど地下街がシャターおろしているところも有るそうですよ。同窓会も此の歳になったら自然消滅だね、後カレンダーが一枚になりましたよ何かだんだん寂しくなってきました、河さんの奥さんにも此のブログの見方を教えてあげてきました。進君もみていたからね。
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Unknown (清姫)
2020-11-04 00:13:45
千葉matsuさん
asaちゃんは一つ大きな仕事を終えたそうで、少し安堵のようすでした。子供たちのために用意していた家を売るのに一苦労されました。
高岡の私の友人にもそんな方が多いです。
貴方は早く息子さん達のおられる所へ移られてよかったのですよ。
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