7月3日(火)、恒例の「ルビーの会・誕生会」が開かれた。全員参加になってからは初めての泊りがけプログラムである。7月生まれ4名でスタートした頃小矢部市「滝乃荘」で一泊した。「ルビーの会」と言う名もその時ゲタ姫さんが命名されたもの。
ちょっと豪華なランチの会だったのだが、寸劇を始めたのは4年前か? 初年度は、「平成桃太郎」、2年目に「狂言・末広がり」、3年目が「かぐや姫」、今年は4年目で「狂言・附子(ぶす)」である。シナリオはすべてなはさんのオリジナル。
全員に役がつくので、写真は一部しか撮れなかった。(後で追加できるかも?)
まず、ささやかなケーキにローソクを立て、”Happy Birthday to You!”歌うお祝いセレモニーを行う。そして、狂言「附子」の始まりはじまり!!
👇 主が、附子の番をするように言いつけて出かけた後、太郎冠者と次郎冠者は附子が気になって仕方がない。「附子の方から気味の悪い風が吹いた」などと言いながら、近づいたり離れたりしている…。
太郎冠者:身共が思うには、あの附子をそっと見ようと思うが、何とあろうぞ。
次郎冠者:いや、ここな者が何と言う。あのような大の毒を見らるるものか!
などと言いながら、お互いに扇子で扇ぎながら風をよけ桶に近づき、蓋をとる。
太郎冠者:精を出して扇げ、扇げ。
次郎冠者:扇ぐぞ、扇ぐぞ。
蓋をとって見ると、中には黑くどんみりとしてうまそうな物が入っている。太郎は「行て食て来う」と言い、次郎は「ならぬ」と袖をつかみ離さない。
太郎冠者(謡いながら桶に近づく):名残りの袖を振り切って附子の傍にぞ寄りにける。
👇 太郎冠者は、扇を取り出し、「アムアムアム」と桶の中の物を食べ始める。「ありゃ、食うたわ、おのれ今に死ぬぞ」と言っていた次郎冠者も…。
二人が桶を取り合って、砂糖をなめていると、踊り子が現れ、「私にも一口食べさせてください」
「では、お前さまのダンスを見せて下され」
さらにそこへ、白馬に乗った王子様が現れ歌を歌い、歌に合わせ踊り子が扇をかざして踊ります。
👇 次に現れたのは万葉の歌人。自作の歌を朗々とした声で読み上げる。
♪ 装ひて 附子を演ずる乙女らは ルビーのやうに夏に輝く ♪
👇 全員で附子をなめているうちに桶は空っぽに…。太郎冠者の悪知恵で、主が大切にしている掛け軸を破り、それでは足りぬと天目茶碗を打ち破り、「エン エン、エン」と全員で泣いていると…
👇 主人が帰って来て…。「一口食えども死なれもせず。」「二口食えどもまだ死なず。」 「三口、四口。」 「十口あまり。空になるまで食うたれども死なれぬことのめでたさよ。あらヨイヤサ、ヨイヤサ」
「おのれ横着者、捕らえてやるぞ。」 「ああ、許されい、許されい」 「やるまいぞ、やるまいぞ」
この後、宴会の始まりです。熱演でお腹が空きました。
今日は午後からお稽古お付き合いありがとうございました
今日梅雨明けしたみたいです。空梅雨
これから暑い夏スタートですよ
楽しい誕生会でした。
たくさんお話しできたしお料理も美味しかったです。お泊まりはできなかったけどみなさん夜も話盛り上がったでしょうね
いつも楽しい企画、準備ありがとうございました
仕事が忙しいのに、上手く時間を作り参加してくださりありがとう。
今日もお濃茶をいただきありがとうございました。土曜日と違う雰囲気がまたいいですね。
ラインのおかげで便利で楽しい時間を過ごしています。お金には換えられません。
夕方、息子に「うちくる」の情報も伝え、外壁や玄関ドアの見積もりも知らせましたよ。
先日叔父さんの葬儀に出た後、自分も我が家のルーツをきちんと知っておきたいと思ったようです。祖父母、父母、叔父叔母の生年月日や没年月日など書き出してほしいと依頼がありましたよ。