Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

南魚沼と北越急行「ゆめぞら」の旅 ④~ゆめぞら

2019-03-30 | 旅行

  3/24(日)、かねて決定していた読売旅行の旅に出かけた。 「蒼山会」謡曲大会が終わった直後で、私にとってはホッとするひとときでもあり楽しみにしていた。 「南魚沼 選べる’本気丼’の昼食と日本初のシアタートレイン 北越急行’ゆめぞら’」と言う長い名前のコースである。 どんな旅かよくわからないところが魅力的でもある。 しかも日帰り。    
 「塩沢宿」の後「六日町駅」から、日本初のシアター・トレイン「ゆめぞら」に乗る。 トンネルに入ると突然電車の天井が巨大スクリーンに変わり、CGで作られた映像が夢の空を映し出す、と言う趣向らしい。 プラネタリウムみたいものかな~と期待に胸がふくらむ。

 👇 駅のホームの大きな看板。

 いよいよ乗車。 一般客も乗っている。 しばらくしてトンネルに入ると、車内が真っ暗に…。 そして色様々な空が広がる。

 みんなカメラやスマホを掲げ、なかなかうまくは撮れない。 ただ、こればかりは瑞龍寺のライトアップ、白壁に写るプロジェクトマッピングには負けるな~と言うのが感想。 規模が違う。 が、毎日(土日?)映しているのはスゴイと言うべきか。 実際には👆の映像よりももっと多くの種類の映像が楽しめるショーだった。

 嬉しい3つのお土産(新潟寝屋港水揚げ海鮮・生クリーム笹団子・カニ煎餅)をもらい帰途につく。 初体験づくめの珍しい体験の旅、それなりに楽しく過ごしてきました。


南魚沼と北越急行「ゆめぞら」の旅 ③~塩沢宿

2019-03-30 | 旅行

 3/24(日)、かねて決定していた読売旅行の旅に出かけた。 「蒼山会」謡曲大会が終わった直後で、私にとってはホッとするひとときでもあり楽しみにしていた。 「南魚沼 選べる’本気丼’の昼食と日本初のシアタートレイン 北越急行’ゆめぞら’」と言う長い名前のコースである。 どんな旅かよくわからないところが魅力的でもある。 しかも日帰り。
 
 昼食後は「塩沢宿」へ。 塩沢は、国の重要無形文化財・ユネスコ無形文化遺産として知られる伝統的工芸品「越後上布」・「塩沢紬」など織物の産地。 関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として、にぎわっていた町。 しかし、近年、商店主の高齢化や定住人口の減少さらには郊外型大型店舗の隆盛によって、空き店舗が増え、地域の活性化が大きな課題となってた。 (わが故郷「城端」、今住んでいる「高岡」とどこか似ている…。)
  が、「雪国の歴史と文化を活かすまちづくり」というコンセプトのもとに美しい街並みが創られ、これまで多くの賞を受賞したそうだ。 「牧之通り(ぼくしどおり)」は、雪深い越後の生活を記した江戸時代の名著「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」の著者・鈴木牧之(すずきぼくし 1770~1842年)生誕の地であり、その名にちなんで名付けられ、全国有数の豪雪地である南魚沼市塩沢地区にある美しい街並みの通りです。

 👇 雪がちらつく街並み。

  👇 各店の前の歩道は、黒塗りの雁木通りになっている。 おや、ここにも大野屋さんが…。

  👇 ここは郵便局。 雪が大降りになった。

  👇 白壁の大きな建物は? 塩澤信用組合のようです。

  

  👇 「両替」の大きな看板。

 
 鈴木牧之の書いた北越雪譜』(ほくえつせっぷ)は、江戸後期における越後魚沼の雪国の生活を活写した書籍。 著者は塩沢で縮仲買商・質屋を営んだ鈴木牧之。 雪の結晶のスケッチ、雪国の風俗・暮らし・方言・産業・奇譚まで雪国の様子が、豊富な挿絵も交えて詳細に記されており、雪国百科事典ともいうべき資料的価値を持つそうだ。天保8年に江戸で出版されると当時のベストセラーとなった。 私の夫が生前ここを訪ねたようで、分厚い絵葉書セットが我が家に残っている。

 👇 「るすごっつお 鬼のいぬ間の おたのしみ」  「るすごっつお」とは家族が留守の間に食べるご馳走のことのようだ。

  雪は降り止まず、寒くなったので通りの喫茶店に入った。 店内の天井には華やかな吊るし雛。 向こうのコーナーには本棚があり、郷土誌などの本が置いてあり、茶々姫さんがさっそく写真集に見入っておられた。

 

  👇 窓から見える雪吊りも、豪雪地らしく頑丈そうだ。

 

 温かいコーヒーでひと休みをしてからバスに戻った。