Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

合唱団となみ~サマーコンサート「郷愁・信長高富を歌う」

2016-07-25 | 合唱

 久しぶりに「カテゴリー合唱」で記事を書きます。MiTUを休部してから約2年、合唱から遠ざかっていました。練習に行かないと、不思議なものでコンサートにも興味がなくなります。その間、謡と太鼓にのめり込んでいたのでしょう。

 5月だったか6月だったか、城端の同級生のTOちゃんから旅行案内とともにコンサートのお知らせが舞い込みました。彼女は、いのくち椿館で練習している「なんと混声合唱団・椿」のメンバー。「合唱団となみ」と団長さんも指揮者も同じ人なので、ときどき合同コンサートを開かれます。
 久しぶりに合唱を楽しみたい、でも最近体調も良くないので一人で行く元気はないな~と迷っていたら、SAさんとなはさんが一緒に、と言ってくださいました。

 7/24(日)クロスランドおやべ セレナホールです。
 まず、第一ステージは、なんと合唱団椿で「群青」。
 詩は、南相馬市立小高(おだか)中学校H24年度卒業生、曲は音楽の小田美樹先生。詩を作った生徒たちは1年生のとき、東日本大震災に合い2名の同級生を失いました。また、福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置する福島県南相馬市小高(おだか)区は、原発事故のため全住民が避難生活を余儀なくされ、小高中学校も市内の別の学校に間借りをして授業を行っています。友達は全国各地に散り、残った同級生は6,7名だったそうです。
 「群青」は、その小高中学校の生徒たちが、離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉の数々を同校の小田先生が綴って曲をつけた作品で、卒業式で歌われました。信長先生の編曲は素直で歌いやすそう、合唱団の皆さんも心を込めて、中学生のように澄んだ声で歌われました。
   ♪ ああ あの街で生まれて 君と出会い たくさんの想い抱いて 一緒に時間(とき)を過ごしたね
 今 旅立つ日 見える景色は違っても 遠い場所で 君も同じ空 きっと見上げてるはず…♪

 ↓のyoutubeを開いて聴いてみてください。
  https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=%E5%90%88%E5%94%B1%E6%9B%B2+%E7%BE%A4%E9%9D%92

 次に、「合唱団となみ」による「初心のうた」と「夜明けから日暮れまで」。2曲とも信長高富 作曲。両合唱団とも、指揮は浅水清晃先生。

 第二ステージは、まず、「椿」が、「あの町この町」と「青い目の人形」(2曲とも野口雨情作詞)。難しい編曲に思えたが、楽しそうに歌いあげられました。楽譜はあるがほとんど暗譜。

  次に、「となみ」が宮崎駿アニメより、「いつも何度でも~千と千尋の神隠し」と「めぐる季節~魔女の宅急便」。最後に「X」? これがなんとセキスイハウスのCMソング。途中で気づいたのだが、あの ♪ あの街に あの家に こころは帰る mmm mmm セキス~イ ハウス~ ♪ と言うあれです。

 休憩の後、第3ステージは、まず、カルテット ”ヴィザヴィ”で桑田佳祐作詞作曲のサザンの3曲、「チヤコの海岸物語」、「YA YA(あの時代を忘れない)」、「TSUNAMI」。ベースは団長さんです。

  最後のステージは、「椿」の「闇夜の国から~傘がない・陽水セレクションより」、「となみ」の男声で「時代」(中島みゆき)、女声で「恋のフーガ」(ザ・ピーナッツ)、混声で「心もよう~傘がない・陽水セレクションより」、「川の流れのように」(美空ひばり)の4曲。
 ↓は、真紅のドレスの女声コーラス。

 ↓ 最後に混声で。ほとんどが知っている曲でとても楽しかった。歌っている人も楽しそう。ホールの入り口で友人に挨拶をして別れました。感想はまた電話でね、と。

  帰りは戸出の「一休HITOYASUMI」で一休み。2ピースのフルーツワッフルをプラス300円で4ピースにしてもらい、3人で食べました。なかなか豪華版でした。