7/6(水)~9(土)の3泊4日の「下北・津軽半島」の旅、いよいよ津軽半島へ渡ったのが3日目である。脇野沢港からむつ湾フェリーに乗り蟹田港へ。
↓は、「鯛島」。坂上田村麻呂(昔、歴史で習った名前…)と島の娘の悲恋物語が語られている。見る角度により、左の岩が’尾’になって見える。
↓ これも見る角度により…? が、どちらかが岩木山か、それとも両方違うかわからない。
蟹田港からバスで竜飛崎へ。
↓は、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌碑。2題目の歌詞が中央に大きく書いてある。波の形の石の上の赤いボタンを押すと、いきなり2題目の歌が聞こえ、皆さん声を合わせて歌っていた。
♪ ごらんあれが 竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が 胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色 ♪ 三木たかし 作詞、 阿久悠 作曲
灯台とは、どこでも高い丘の上にある。ここも、かなり急坂で息が切れた。ガイドさんは途中の花々も説明される。フム、フム、と聞きながら忘れてしまった。シモツケソウ、タニウツギ、菖蒲…。
↓ 竜飛崎灯台で~す。シンプルで堂々としている。
↓ 灯台の下の海には、竜飛漁港が…
↓ 漁港に向かい、国道339号線。しかも階段が…。称して「階段国道」、中央分離帯まであるが、もちろん車は通らない。だが、れっきとした国道である。元々は狭い坂道で、今でも民家の間を通る道だそうだ。なぜここが国道に指定されたのか諸説あるらしい。地元の人が階段を作り、今は観光地になっている。全長388.m、標高差約70m、階段は362段あるそうだ。降りれば昇らねばならないので、私は行かなかったが義妹が降りて行きスタンプを押して来てくれた。
さて、これから五所川原へ向かう。五所川原市の「立佞武多の館(たちねぶたのやかた)」を訪ねた。市の中心部に高さ38m、地上6階の建物が建っている。立佞武多は、青森のねぶたを縦に高くした大きな行灯。8/4日から5日間の立佞武多祭のとき、この館のガラス面から高さ22mのねぶたが出陣する様は圧巻だそうだ。これは、18年前に90年ぶりに復活したもの、明治以降は背の低いねぶたを曳いていた。この館で、制作、展示、保管のすべてを行っている。
↓は、過去3年間の下絵と、右端は今年の「出雲阿国」。
↓ 展示スペースのねぶた。上の階から撮っている。
↓ 「国性爺合戦」の和藤内。
↓ 地上階から撮ったもの。下の部分だ。枠組みは針金だと聞く。
↓ 今年の「出雲の阿国」を制作中。今年の祭で街中を練り歩くさまを想像する。
ホテルに向かう道路の両側、片側に↓のような物が目立ち始め、誰かが質問された。「防雪柵」と言うそうだ。東北地方のあちこちにいろいろな形の物がある。冬の吹雪対策だそうだ。冬になると高く伸ばして柵にする。人工作業と聞き、皆驚いた。風が強く、車が雪に埋まることもあるとか。
↓ 風力発電所もけっこう多いようだ。
さて、3日目のホテルは、鯵ヶ沢温泉「ロックウッド・ホテル&スパ」。元プリンスホテル系だったかな?今は他県の会社が経営とか。ロックウッド=岩木、岩木山の中腹にあるとか。
↓ 途中の岩木山。てっぺんが雲の上から見えた。
↓ ホテルから見えた岩木山。フロントに男性がわざわざ見える場所に案内してくださったが…。
え~ッ?これがァ?