あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

84歳の父のこと、そしてこれからのこと。

2018年05月06日 15時45分30秒 | 家族、仲間の話題

父は今年で、84歳。延岡市でひとりで住んでいる。現在、シルバー人材センターで、月10日余り働いている。よく食べ、炎天下でも元気に働いている。そんな父を見ているから、それが当たり前なんだと思ってしまいがちだが、84歳でこんなに働く人は周りに見当たらない。

連休後半の4日朝、いつものように父に電話したが、電話にでない・・・。その後、2回電話したが、同じくでない。普段であれば、遅くても1~2時間後にかけ直してくる父。もし何かあったら・・と心配になり、車で延岡市へ走った。というのも、1月には老犬を手放してさみしくなっただけでなく、最近身体の調子がよくないと先日、立ち寄った時にこぼしたからだ。

11時過ぎに延岡向け出発、2時には父の自宅に着いた。待つこと2時間。父は、いつものように元気な声で帰ってきた。今日は、30キロ離れた道の駅で、依頼されていたアンケート調査をおこない、160名あまりから回答を得たとのこと。携帯電話で不通だったことを伝えると、携帯が故障していることを父も気づき、1件落着。

普段は仕事のことを深く話すこともないが、今回のこともあり現在の仕事の様子を教えてもらった。すると、清掃や誘導、立ち会いなど、他にも会計監査の仕事を6団体を受け持っているなど、改めて驚いた特に会計監査については父は、「担当者のミスや勘違い、パソコン正確だというけれど打ち間違いもある。監査を引き受けた15年前からすべての会計書類と整えている。会計監査をするにあっては、過去の監査書類を見比べながら、確認している。何かあったら担当者と一緒に心中する覚悟でおこなっている」と話してくれた。

この仕事への執念は凄いと思った。また同時に、遠く離れた場所で父親に対して何もできない自分がどうなんだろうと考えた。元気だから良いのではなく、元気なうちにできることはないのかと。電話では伝わらない何か、実際にあってみると直接会わないと確認できないことも多い。まずは、時間をつくって父親と直接会う時間を増やすことにしよう。

今回の出来事は、これからのことを考える機会になったのかも知れない。