セイバーの登場に奮えるとともに、第10話にしてこの面白さ、こんなにすごくていいのだろうか、いや良いに決まっている!
今回はアスラン、デュランダル議長、ミーアの言葉を一言も漏らすことができないほど、この会話に込められた意味は終盤まで引き合いにだされる、そう思えるほど面白かったですよ。
■だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
奮えがくるほどの最終カットの引き、この台詞(殺し文句)をリフレインさせてのエンディングとは相変わらず唸らせてくれます。
今回はアスランの独白、そしてそれを受ける形でアスランの呪縛を紐解く議長との会話、最後のアスランを決意させるミーアの独白、ここにポイントを置いて見て行きたいと思います。
それにしてもMS戦殆ど無くてもこの面白さ、DESTINY、前作と比較してもかなり凄いな。
■怒りと憎しみだけで、ただ撃ち合ってしまったら駄目なんです ~アスランの独白~
キラとの死闘を回想するアスラン、この瞬間一視聴者としても前作の全てがフラッシュバックしてこの一言の重さに涙すら出そうになりましたよ。
数々の苦難を経て、ザフトのアスラン・ザラから「オレはアスラン・ザラです」と言い切れるまでに成長したアスラン。
しかし前作で既に伏線となっていたのかは定かではありませんが、ザフトというカテゴリーからは脱却できても、父親であるパトリック・ザラが引き起こした最後の惨劇は前作からずっと責任を感じており、「パトリック・ザラの息子」というカテゴリーの中にあることが明示化されるわけです(既にこの時点でこの構成に唸るところです)。
さらに「間違いと気付いても止められなかった」ことを非常に後悔していることを独白。
こ・こ・が、前作SEEDからDESTINYへとつながる前作キャラたちの重要なモチベーションなんですよ。
アスランはもちろん、キラ、ラクスにしても「間違いと気付き」行動を起こしたにも関わらず「止められなかった」、「世界」は何一つ変わらなかった、ここでのアスランの独白はSEEDからDESTINYへの明確な引継ぎポイントになっているんです。
父親パトリックに対する自責の念に囚われている点と、止められなかった後悔の念、この2つのポイントをデュランダル議長がどう解きほぐすか、ここが今回の最大の見所でしたね。
■彼らは彼ら、ザラ議長はザラ議長、そして君は君だ
複雑なアスランの背景を的確に読み取り、レバレッジポイント(てこの原理で最も効果的に作用する点)を見極めた殺し文句、こんな風に口説かれたら落ちない奴はいない(レイとかシンとかも手篭めにされたに違いな(略))。
まずアスランの抱える「父の呪縛」に対して、客観論を交え的確にアスランの悩みを解きほぐしていきます。
発せられた言葉がそれを聞く人にそのまま届くとは限らない
受け取る側もまた自分なりに勝手に受け取るものだからね
自分達は間違っていない、何故ならザラ議長もそう言っていただろう、とね
だから君までそんなものに振り回されてしまってはいけない
彼らは彼ら、ザラ議長はザラ議長、そして君は君だ
例え誰の息子であったとしても、そんなことを負い目に思ってはいけない
君自身にそんなものは何も無いんだ
ここまで完璧にやられたら誰だって落ちるってもんですよ。
「人は自分の都合の良いように解釈する」
テロリストたちはそれを利用しているだけであって、そこまで君が背負い込む必要は無い。
父の呪縛を解放するのに、これ以上の言葉があるのか?と言わんばかりに畳み掛けています。
#ただ「逃げるな、生きる方が戦いだ」に象徴されるように、これ以上の言葉がキラ、ラクスあたりから出ないとも限りませんが。
発せられた言葉がそれを聞く人にそのまま届くとは限らない
受け取る側もまた自分なりに勝手に受け取るものだからね
再度、これは名言ですな。
このテーマは難しいですよ、ほんとに。
「互いに理解しようとする気持ち」が無ければ、容易にこのシチュエーションに陥るわけで、十二国記『風の万里 黎明の空』で鈴が陽子に「(どんな人だか知らないで)みんな勝手に期待して、陽子自身のことなんか考えてもみないで失望していくの。」という台詞を言うのですが、これと双璧をなす社会の現実を的確に示した言葉ですね。
#ただこの言葉の裏にデュランダル議長がもうひとつの意味をかけていたとしたら驚愕なんですがいくらなんでもそれは深読みし過ぎかな。
■思いを同じくする人には共に起って欲しいのだ
(こうして来てくれた)一人一人のそういう気持ちが必ずや世界を救う
夢想家と思われるかもしれないが、私はそう信じているよ
ここが第二のレバレッジポイント。
「間違いと気付いても止められなかった」ことに対する、デュランダル議長の答えは自分が持っている信念と同じで、以前は果たせなかった、しかしまた同じことを繰り返してはいけない、果たすなら今なのではないかとアスランに思い起こさせるわけです。
もう陥落寸前です。
ここまでやられて落ちない人がいたらみてみたい(笑)。
そしてここからがとどめの一言。
■そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
先の大戦を体験し、父上のことで悩み苦しんだ君ならどんな状況になっても道を誤ることはないだろう
我らが誤った道を行こうとしたら、君もそれを正してくれ
だがそうするにも力は必要だろう 残念ながら
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
「破壊を進めるための力」ではなく「破壊を止めるための力」になって欲しい、そうなりたいと思っていたアスランにそんなことを言われたら落ちないわけには行かないじゃないか!
レバレッジポイントに対する明確な打ち手(解決策)、クリティカル・シンキングのお手本のような論理攻めにこちらが参ってしまいそうです(でも騙されないよ、デュランダルさん)。
そして見逃せないのが、
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
ここですね。これが前作SEEDでも問いかけられ、今作DESTINYでの大きなテーマとして取り上げられるポイントになるのではないかと思います。
そしてこれは各キャラに対して問いかけられると共に、最終的にはウズミが採った道の是非を問い、カガリの成長に帰結するようになると最高に熱いと思っているんですが、先走りすぎでしょうか。
「武力」を肯定したうえで、どういう風にテーマを昇華していくのか、これは見逃せないポイントだと思いますよ。
■ミーアは別に誰にも必要じゃないけど・・・、だから今だけでもいいんです私は
ぐらぐらになったアスランの背中を最後に押したのはミーア・キャンベルでした。
ミーアは別に誰にも必要じゃないけど・・・、だから今だけでもいいんです私は
今いらっしゃらないラクスさんの代わりに議長やみんなのためのお手伝いができればそれだけで嬉しい
自分の信念と期待される役どころがリンクしている、戦禍が広がるのを防ぐには渦中に飛び込むしかない、今目の前の少女でさえ、平和のために自分の役目を果たそうとしているのに自分は何を迷うのか、ミーアという偽りであっても名前が示す役割を果たそうとしている、ならば偽りの自分は?
アスランに今見えている「まなざしの先」はほぼ決まったも同然であると・・・。
名はその存在を示すものだ ならその存在が偽りだったとしたら(デュランダル)
そこで何をしているんです あなたは(シン)
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
そしてエンディングへ。
凄すぎる、この密度。
小学生とかは分からんよこの回は。
今この年で、この作品に出会えたことが本当に嬉しいと思ったり思わなかったり、でもやっぱりそう思ったりするわけです。
すげー、この作品。
■ただ言葉の通りだよ、君に託したい
前作SEEDのDVD Vol.9 第34話「まなざしの先」を引っ張り出してきて観ちゃいました。
想いだけでも 力だけでも駄目なのです
君は誰?
私はラクス・クラインですわ キラ・ヤマト
懐かしさとフリーダム登場の感慨にしびれつつ、今回セイバーの登場は全てをフラッシュバックさせてくれましたよ。
奮えるほどにカッコイイ!!
そして、アスランとキラ、同じシーンであるのにも関わらず、そして交わされる言葉の内容も同じはずなのに、決定的に違うもの。
それは、語り手がラクスなのか、デュランダル議長なのかということ。
この差は大きい、終盤まで引き合いに出されそうな、そしてSEED第34話とも引き合いに出されそうな、それほどまでに決定的な差のような気がします。
■次回
ステラたん登場(ヤター)。
今回見応えのあるアスラン、デュランダル議長、ミーアの会話でしたが、一見方向性も信念も同じように見えるこの会話の内容の「質」が実は全く異なっていた、そんなことがあるのでしょうか(異なってくるというのが僕の妄想ですけど)。
そして今回本格的に登場したミーア・キャンベル。
彼女は今は単にラクスの代理を演じているに過ぎないのですが、今後アスランたちとのやりとりを経て彼女自身がどう「変化」していくのか、これは意外と重要なポイントになる気がしています。
そして願わくば彼女も救われる対象であって欲しい。
「偽りの存在」はアスランだけでなく、彼女にも帰結していくはずなので。
個人的にはめちゃめちゃしびれた今回、皆さんはどうだったでしょうか?
いろんなコメントお待ちしております。
今回はアスラン、デュランダル議長、ミーアの言葉を一言も漏らすことができないほど、この会話に込められた意味は終盤まで引き合いにだされる、そう思えるほど面白かったですよ。
■だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
奮えがくるほどの最終カットの引き、この台詞(殺し文句)をリフレインさせてのエンディングとは相変わらず唸らせてくれます。
今回はアスランの独白、そしてそれを受ける形でアスランの呪縛を紐解く議長との会話、最後のアスランを決意させるミーアの独白、ここにポイントを置いて見て行きたいと思います。
それにしてもMS戦殆ど無くてもこの面白さ、DESTINY、前作と比較してもかなり凄いな。
■怒りと憎しみだけで、ただ撃ち合ってしまったら駄目なんです ~アスランの独白~
キラとの死闘を回想するアスラン、この瞬間一視聴者としても前作の全てがフラッシュバックしてこの一言の重さに涙すら出そうになりましたよ。
数々の苦難を経て、ザフトのアスラン・ザラから「オレはアスラン・ザラです」と言い切れるまでに成長したアスラン。
しかし前作で既に伏線となっていたのかは定かではありませんが、ザフトというカテゴリーからは脱却できても、父親であるパトリック・ザラが引き起こした最後の惨劇は前作からずっと責任を感じており、「パトリック・ザラの息子」というカテゴリーの中にあることが明示化されるわけです(既にこの時点でこの構成に唸るところです)。
さらに「間違いと気付いても止められなかった」ことを非常に後悔していることを独白。
こ・こ・が、前作SEEDからDESTINYへとつながる前作キャラたちの重要なモチベーションなんですよ。
アスランはもちろん、キラ、ラクスにしても「間違いと気付き」行動を起こしたにも関わらず「止められなかった」、「世界」は何一つ変わらなかった、ここでのアスランの独白はSEEDからDESTINYへの明確な引継ぎポイントになっているんです。
父親パトリックに対する自責の念に囚われている点と、止められなかった後悔の念、この2つのポイントをデュランダル議長がどう解きほぐすか、ここが今回の最大の見所でしたね。
■彼らは彼ら、ザラ議長はザラ議長、そして君は君だ
複雑なアスランの背景を的確に読み取り、レバレッジポイント(てこの原理で最も効果的に作用する点)を見極めた殺し文句、こんな風に口説かれたら落ちない奴はいない(レイとかシンとかも手篭めにされたに違いな(略))。
まずアスランの抱える「父の呪縛」に対して、客観論を交え的確にアスランの悩みを解きほぐしていきます。
発せられた言葉がそれを聞く人にそのまま届くとは限らない
受け取る側もまた自分なりに勝手に受け取るものだからね
自分達は間違っていない、何故ならザラ議長もそう言っていただろう、とね
だから君までそんなものに振り回されてしまってはいけない
彼らは彼ら、ザラ議長はザラ議長、そして君は君だ
例え誰の息子であったとしても、そんなことを負い目に思ってはいけない
君自身にそんなものは何も無いんだ
ここまで完璧にやられたら誰だって落ちるってもんですよ。
「人は自分の都合の良いように解釈する」
テロリストたちはそれを利用しているだけであって、そこまで君が背負い込む必要は無い。
父の呪縛を解放するのに、これ以上の言葉があるのか?と言わんばかりに畳み掛けています。
#ただ「逃げるな、生きる方が戦いだ」に象徴されるように、これ以上の言葉がキラ、ラクスあたりから出ないとも限りませんが。
発せられた言葉がそれを聞く人にそのまま届くとは限らない
受け取る側もまた自分なりに勝手に受け取るものだからね
再度、これは名言ですな。
このテーマは難しいですよ、ほんとに。
「互いに理解しようとする気持ち」が無ければ、容易にこのシチュエーションに陥るわけで、十二国記『風の万里 黎明の空』で鈴が陽子に「(どんな人だか知らないで)みんな勝手に期待して、陽子自身のことなんか考えてもみないで失望していくの。」という台詞を言うのですが、これと双璧をなす社会の現実を的確に示した言葉ですね。
#ただこの言葉の裏にデュランダル議長がもうひとつの意味をかけていたとしたら驚愕なんですがいくらなんでもそれは深読みし過ぎかな。
■思いを同じくする人には共に起って欲しいのだ
(こうして来てくれた)一人一人のそういう気持ちが必ずや世界を救う
夢想家と思われるかもしれないが、私はそう信じているよ
ここが第二のレバレッジポイント。
「間違いと気付いても止められなかった」ことに対する、デュランダル議長の答えは自分が持っている信念と同じで、以前は果たせなかった、しかしまた同じことを繰り返してはいけない、果たすなら今なのではないかとアスランに思い起こさせるわけです。
もう陥落寸前です。
ここまでやられて落ちない人がいたらみてみたい(笑)。
そしてここからがとどめの一言。
■そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
そんなときのために君にも力のある存在で居て欲しいのだよ 私は
先の大戦を体験し、父上のことで悩み苦しんだ君ならどんな状況になっても道を誤ることはないだろう
我らが誤った道を行こうとしたら、君もそれを正してくれ
だがそうするにも力は必要だろう 残念ながら
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
「破壊を進めるための力」ではなく「破壊を止めるための力」になって欲しい、そうなりたいと思っていたアスランにそんなことを言われたら落ちないわけには行かないじゃないか!
レバレッジポイントに対する明確な打ち手(解決策)、クリティカル・シンキングのお手本のような論理攻めにこちらが参ってしまいそうです(でも騙されないよ、デュランダルさん)。
そして見逃せないのが、
できることなら戦争は避けたい、だがだからと言って銃も取らずに一方的に滅ぼされるわけにも行かない
ここですね。これが前作SEEDでも問いかけられ、今作DESTINYでの大きなテーマとして取り上げられるポイントになるのではないかと思います。
そしてこれは各キャラに対して問いかけられると共に、最終的にはウズミが採った道の是非を問い、カガリの成長に帰結するようになると最高に熱いと思っているんですが、先走りすぎでしょうか。
「武力」を肯定したうえで、どういう風にテーマを昇華していくのか、これは見逃せないポイントだと思いますよ。
■ミーアは別に誰にも必要じゃないけど・・・、だから今だけでもいいんです私は
ぐらぐらになったアスランの背中を最後に押したのはミーア・キャンベルでした。
ミーアは別に誰にも必要じゃないけど・・・、だから今だけでもいいんです私は
今いらっしゃらないラクスさんの代わりに議長やみんなのためのお手伝いができればそれだけで嬉しい
自分の信念と期待される役どころがリンクしている、戦禍が広がるのを防ぐには渦中に飛び込むしかない、今目の前の少女でさえ、平和のために自分の役目を果たそうとしているのに自分は何を迷うのか、ミーアという偽りであっても名前が示す役割を果たそうとしている、ならば偽りの自分は?
アスランに今見えている「まなざしの先」はほぼ決まったも同然であると・・・。
名はその存在を示すものだ ならその存在が偽りだったとしたら(デュランダル)
そこで何をしているんです あなたは(シン)
だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ
そしてエンディングへ。
凄すぎる、この密度。
小学生とかは分からんよこの回は。
今この年で、この作品に出会えたことが本当に嬉しいと思ったり思わなかったり、でもやっぱりそう思ったりするわけです。
すげー、この作品。
■ただ言葉の通りだよ、君に託したい
前作SEEDのDVD Vol.9 第34話「まなざしの先」を引っ張り出してきて観ちゃいました。
想いだけでも 力だけでも駄目なのです
君は誰?
私はラクス・クラインですわ キラ・ヤマト
懐かしさとフリーダム登場の感慨にしびれつつ、今回セイバーの登場は全てをフラッシュバックさせてくれましたよ。
奮えるほどにカッコイイ!!
そして、アスランとキラ、同じシーンであるのにも関わらず、そして交わされる言葉の内容も同じはずなのに、決定的に違うもの。
それは、語り手がラクスなのか、デュランダル議長なのかということ。
この差は大きい、終盤まで引き合いに出されそうな、そしてSEED第34話とも引き合いに出されそうな、それほどまでに決定的な差のような気がします。
■次回
ステラたん登場(ヤター)。
今回見応えのあるアスラン、デュランダル議長、ミーアの会話でしたが、一見方向性も信念も同じように見えるこの会話の内容の「質」が実は全く異なっていた、そんなことがあるのでしょうか(異なってくるというのが僕の妄想ですけど)。
そして今回本格的に登場したミーア・キャンベル。
彼女は今は単にラクスの代理を演じているに過ぎないのですが、今後アスランたちとのやりとりを経て彼女自身がどう「変化」していくのか、これは意外と重要なポイントになる気がしています。
そして願わくば彼女も救われる対象であって欲しい。
「偽りの存在」はアスランだけでなく、彼女にも帰結していくはずなので。
個人的にはめちゃめちゃしびれた今回、皆さんはどうだったでしょうか?
いろんなコメントお待ちしております。
いや、予告でカガリがユウナにお持ち帰りされそうだったので勝手に妄想しただけですよ(笑)。
まぁ責任引っかぶせて銃殺位はやりかねませんが(オイ)。
>今回はマジで貞操の危機っぽい
これ、マジっすか・・・。
僕もこういうピンチは要らないっすー(TT)。
今回はマジで貞操の危機っぽいのがブルブルガタガタな感じです。そのせいでオーブ捨てて逃げるのか?
そういうピンチは要らないっすー(TT)。
という位ドキドキです。
前作の時凄く楽しかった高山瑞穂先生が描いたボンボン版デスティニーでは5話で修羅場ってます(笑)。疎外感感じても仕方ないかも(もっとも本編では少し違うでしょうが)。
前々からのストレスが溜まっているからかカガリを怒鳴ったアスランに対して「やっぱりザフト側の人間」と飛び出してしまったり。7話のカガリ放置の事があるので正直アスランへの同情は湧かなかったですが、その後のシンへの怒りは本編5話よりもカッコ良かったです。
シンも「分かってるさ…それくらい!」と本編の描写ではありえない位物分りが良いです(爆)。
描き方によってはこんなに燃えるんだよなぁ…。
キラとアスラン、確かにW主人公と考えるといろいろ思うところもありますが、キラが悟りポジションに入ったのに対して、アスランは模索者ポジションにいたので、地味目になった印象は確かにありますね(でも模索者ポジションとしてのアスランはSEED内ではある程度完結したかなと思ってたりもするんですが)。
ただキラにしてもアスランにしてもSEEDでの後悔(知っていても結局止められなかった)を引きずっているので、その導入部として模索者ポジションのアスランが前作の課題を含めてDESTINY序盤を牽引するっていう構成はブラッキーさんと同じように実は僕ももの凄く好きですね。確実に前作よりアスランの描き方、気合入ってますよね。
>戦闘勇者さんへ
そうそう、敢えて黒幕をやっているという線もありますよね。それはそれで燃えますよね。
ミーアに関する不安、これも分かります。まだ序盤なんで彼女の役割もまだまだこれから明らかにされていくと思うんですが、バランスを見失わずウォッチしたいなと思いますね。実は黒かったりして、とかあるかもしれませんしね。
カガリはたぶん、後半までずっとピンチだと思います(笑→でも割と本気)。
>通りがかりのデュランダル様ファンさんへ
デュランダル議長については上で戦闘勇者さんがコメントしているように、まだまだウォッチしていく必要がありますね。
#単純にそれくらい名言を残す大物が黒幕の方が燃えるというのもあるんですけどね(笑)。
「できること、望むこと」について前作のカガリとアスランが最終出撃する直前のシーンとの対比なのが熱すぎるくらい熱いんですが、セイバーに乗る理由は疎外感からではなくて、カガリの台詞と議長の台詞がシンクロしたところにあった、そしてその背中を最後に押したミーアにあったんじゃないかな、と個人的には思ってたりして。ただアスランには女難の相が出いてるらしいので今後はどうなるか全然わかりませんけどね(笑)。
平和的に解決したかったから、小賢しいと言いつつも、ラクス(ミーア)を使ったんだと思いますが、そうじゃないんでしょうかね。。。
黒幕であろうと(黒幕というには出すぎのような・・)、今回のようにう~んと唸らせるような説得力のある名言をたくさん残してほしいです。
「だが君にできること、君が望むこと、それは君自身が一番よく知っているはずだ」は今の自分に言われているようで、グサっときました。デュランダル様についていきますって感じです(笑)
最後のところで、「あなたもまた戻るんですか?オーブへ。なんでです?そこでなにをしているんです?あなたは。」とシンが言ってグラスをドンと置くシーンがありますが、キラとラクスが一瞬出てくるのは、やはり取られたと思ってるからなんでしょうかね?一応公式にはカガリの婚約者はユウナ・ロマ・セイランということなので、オーブに戻ったところでアスランには誰もいないことになりますし。(カガリはアスラン好きなようですが)これなら、アスランはセイバーに乗るのも無理はないかなぁと・・・
ガンダムWのトレーズ&ゼクスはツケを払うのを承知の上だった確信犯だったのが印象的でした。シリーズ初期に『トレーズがいわゆる悪役になったら見るの止めよう』と思っていた私としては嬉しかったのですが。
もしかしたら議長もそういうキャラになる可能性がありますね。人間としては良いのにあえて悪役になるのか、それともホントの黒幕になるのか。非常に楽しみです。
>ミーアには既にその存在からして悲しい存在なので
果たして彼女の言葉がどこまで真実なのか、その辺も気になる次第。或いは真実が歪んでいく可能性もあるんですよね…。『キラのまがいもの』として創られたカナードがプレアによって救われた様にミーアも『誰でもない自分自身が誰かに必要とされている』と思えるようになって欲しいですが…。ラクスかミーアか、どちらかに不幸の影が見えるようで不安です。
…でも今一番ピンチなのはカガリなんですが(滝汗)。
>あと、たぶんアスランは気が付かなかったと思います(笑)。
…ですよね。あの辺も全部狙い通りなんだろうな~(笑)。しかしあれだけ簡単に民衆を抑えられるのは、ラクスやミーアの声にはそういう効果があるのでしょうか?元々巫女姫的存在の二人ですからそれでもおかしくないのですが…ちょっと自分が無さ過ぎる描写に疑問符。
今回はほんとに色々な対比構造が描かれていて、その構図に舌を巻いた回でした。
第34話「まなざしの先」との対比は素晴らしい、これぞ続編の醍醐味なんて思ってDVDを引っ張りだして観るくらい良かったですね。
セイバーの格納庫への道のりは2つの対比が重ねられていて、一つは前述のキラとラクス、もうひとつはZIGGYさんの仰るようにカガリとの対比ですよね。第1話と第10話におけるアスランの立場、気持ち、どれをとっても開戦という鍵をきっかけに全く違うものになっている、もちろんその存在を示す名前についても。この辺秀逸だなと。
最後のミーアとラクス、というかアスランとミーアは妄想というにはかなり現実味があるんではないかと思っています。ミーアには既にその存在からして悲しい存在なので、僕も彼女は救われる対象であって欲しいと思いますね。
>藤宮さんへ
うわー、全然敷居を高くしているつもりはないので、何でも気軽に書き込んでくださいね。
妄想、雑談、何でもありですから。
こちらこそ仲良くしてください(笑)。
#巌窟王僕も大好きなんで、そっちでも遊びに行きますね。
>通りがかりのデュランダル様ファンさんへ
ファンを代表したコメントありがとうございます(笑)。
そうですね、少し黒幕説が傾倒し過ぎてきた感はあります。あまり加熱してもバランスを失いますから少し冷静になった方が良いかもしれませんね。
思わせぶりな描写が多いことも事実なのですが、現時点ではまだ判別できないというところですよね。
ただ今回「わたしのラクス」という表現をしたのがとても気になっていて、目的遂行のために道具を使うこともやむなし的人物は、やがて利用したツケを払わされることになることが多いかな(個人的感想ですけどね)。
彼のバックグラウンドも明確になっていないので、その辺しっかり見ていきたいですね。
みなさん、デュランダル議長を疑ってるんですね・・・
確かに目つきなど怪しいと言えば怪しいのですが、彼は評議会議長というコーディネーター最高のこれ以上登りつめるところはない立場であり、また核を打ち込まれた事を機会にスタンビーマーを数発地球や月基地にぶちこめば、ナチュラルを一網打尽にできるはずです。また、アスランを口説き、セイバーを渡すということは、過去うまく行かなかったクライン議長とザラ議長の中道を行き、状況に応じて柔軟に対応しようとすることで、なにが起こるかわからない困難な時をのり越えて行こうとしているのだなと思いました。
(やっぱり騙されているんだろうか?(笑))
TBしていただいてありがとうございました。m(__)m
燕さんの熱い記事もさることながらコメントも凄くて
私ごときが追加できるようなことなどないのですが
そのくらい今回の作品の出来が良かったということでしょう。
これからも遊びに来ますので
どうぞ仲良くして下さい。宜しくお願い致します。
まず、激しく共感したのが第34話「まなざしの先」との対比ですね。キラとラクスのシーンを思い起こさせました。さらに共感したことは、語り手がラクスとデュランダルという決定的な違い。これは後々のストーリーを反映しているんでしょうね。興味深いですね。
また、セイバーの格納庫に案内されるまでのシーン(エレベーターに乗っているシーンなど)は、DESTINY第1話との対比があったと思います。それはアレックスとカガリ、アスランとデュランダルという対比です。デュランダルと出会ったアレックスは、アスランという名を取り戻す、という流れが表現されていると私は考えます。
そして、最後の対比は妄想気味です。それは、ミーアとフレイの対比です。何を対比しているか、というと「人間らしさ」です。ミーアは今回、落ち込んだり、喜んだり、いろいろな表情を見せてくれました。それはまさしくフレイのような、ごく平凡な女の子ということを暗示しているような気がします。アスランとミーアの関係が、キラとフレイの関係のような関係になりそうな・・・。
しかしミーアには生きていてほしいものです。個人的希望ですが。
なんかこれだけでひとつコンテンツ作れそうなほど嬉しいですな。
今回はあまりに良かった、そして今後の重要ポイントになると思われる大きな布石だったと感じたため、必然的に気合も入ってしまいましたよ。
>いいちこさんへ
僕も今回のポイントは、デュランダル議長が前作からのテーマ、課題をきちんと認識しそれをアスランに提示した上で、アスランの葛藤する道に方向性を与えている、それもSEED第34話のラクスとキラの会話に重ねている、しかし一見同じことを語っているように見えてその「質」が正反対のような気がしましたね。ラクスとデュランダル議長、この二人が言ったこれらの台詞は今後も大きく根を張って引き合いに出されるに違いないと思います。
今回のアスランの苦悩のように前作から引きずる課題があるわけで、やはり今作でもそういった点にフォーカスがきちんと当たっていくんですね。これが楽しみで仕方ありません。
>gil-mendelさんへ
はじめまして&書き込みありがとうございます。
gil-mendelさんのアスランに対する今後の影響、シンクロです。誰と分かち合わねばならないのか、今はデュランダル議長寄りになるアスランですが、その結果は最も分かち合うべきカガリとの別離に繋がるので、アスランには今回のデュランダル議長との会話をもう一度考え直すポイントがかなり後半に持ってこられるのではないかと思っています。つか、それ燃えすぎ、熱すぎ、その時悶絶しそうです。
>戦闘勇者さんへ
ミーアが普通の娘というのが非常にポイントが高いというか、今後の「変化」のプロセスに面白みを加速させる、そう思えてならないんですよ。
あと、たぶんアスランは気が付かなかったと思います(笑)。
>martian(まーしぁん)さんへ
今回は前作からのテーマと今作のテーマがクロッシングする(しかもラクスv.s.議長)、そして今後の方向性を占うめちゃめちゃ熱い回だと(個人的に)思ったので、長い文章になっちゃいました(引用多かったしね)。
つか、今回悶絶クラスの出来の良さだと思ってるんですよね、実は。
本物のラクスは議長の「力」にはなってくれない、つか、傀儡が欲しいわけですよ。だから議長は「私のラクス」という表現をしているんですね。つまり私の意のままに動くラクスが欲しいんですよ。
これはシンやレイも同じ、アスランにも大きな方向性の一致を見せたうえでそのレールの上で動いて欲しいからこういった論点で迫った(開放した)んだと思いますよ。
ミーアの別の使い方は議長が意図しなくても、きっとそうなると思います(笑)。
>みすみさんへ
>カガリの「できること、望むこと、みんな同じだろ」という言葉
そうそう、ここすごく重要ですよね。うえのコメントでgil-mendelさんも言及しているんですが、ラクスだけでなくカガリへの対比でもあるわけで、理想に近づいたようでデュランダルというバイアスが入ることでその方向性は歪んで、別離へ向かってしまう、このカタルシスに燃えずにはいられないわけです。
ミーアの「個」は必ずクローズアップされると思いますし、彼女の決断や変化が大きなポイントになるに違いない、つかなって欲しいと思っていますよ。
連合3人組の男二人組みが特にクローズアップして欲しかったりもします。ステラは絶対あると思うので。
前作では強化人間の描写を吸収できないと見て完全に切り離した(敢えてかもしれないけど)ので、今回はそのリベンジがあるかな?
>リエちんさんへ
>内容がすぐに答えを出せるような簡単なテーマでない
ここがSEEDやDESTINYの最大の魅力だと思っているんですよ、僕も。そういう意味で今回の隠された構図、テーマは秀逸の一言でしたよ。ここは必ず振り返るポイントになるはずだと思うのです。ジャンクションから続く3話で一つのまとめとして昇華されたと言ってもよいと思うんですよね。
これからも楽しんで見ていきましょう!
>浮島さんへ
ブログ引越しだんだん落ち着かれたみたいですね。良かった良かった。
今回はほんとにもの凄くいろんなことが詰め込まれた回だったので、あまりの構成の良さに熱が入ってしまいましたよ。ふぅ。
DVDを引っ張り出すほどに良かったですよ。マジで。
普段おちゃらけしか書いてないので、ギャップあったかなぁ・・・(笑)。
セイバーはたぶん、フェイズシフトオフなので色がついてないんだと思いますよ。
それこそフェイズシフトがオンになる瞬間、激燃えの予感ですよね!
しかも1時間だから第1クール全部やるってことじゃん!みたいな。
>ぐらすさんへ
はじめまして&書き込みありがとうございます。
>凄惨な体験をし平和のために尽力しようとしていたアスランが、戦闘道具であるMSに再び乗ることになる過程を安直に描いて欲しくはないと思っていた
この一言に尽きると思うんですよね、この感想が全てですよ。激しく同感ですよ。
そしてそれをきちんと丁寧に描いている製作スタッフの意気込みを感じますよね。
議長の言葉自体は正しいし、今作のテーマを明確にしているのですが、ラクスとの違い、これが今後の大きなポイントなんだろうなと思います。
今後も遊びに来てください。
>楊枝さんへ
>今回は、この二人のクロッシングポイント
これが熱いですよね。
そして
>偽りの存在から自分自身へと立ち返るアスランと、偽りの存在を義務付けられるミーア
上手い表現ですよね、その通りだと思います。
ミーアは存在自体が一つのテーマになりそうなんで、今後もしっかり見守りたいですね。
マク○ス、やっちゃいますか(笑)。
#しかしラクスは既に歌だけで人の動きを止めるレベルのことをしてますね。
>少佐さんへ
今回はそうですね、ネタにするのは結構難しい、つかボケが少ない回でしたからねぇ。
アスランが戦いに身を投じる理由、それをしっかり描くことはとても重要でしたからね。
そしてこれがあるからこそ中盤、後半が盛り上がってくるに違いないですね。
ミーアはたぶんクローンじゃないと思っていたので、僕個人としては嬉しかったですね。
クローンの乱発禁止!とか思ってるんで。今作ではあっても二人までにしてくれって感じです。
ミーアが普通の娘だからこそ、盛り上がりそうな気がしています。
まだまだコメント受付けてるんで、盛り上がっていきましょう。
あまり不用意につっこめないですね、今回は。笑い飛ばすにはテーマが重過ぎます。
偽ラクスがクローンでもなんでもないというオチにはさすがに失笑でしたけど。
自分の力が必要な人達の為に、必死にニセモノを演じようとするところに
心打たれました。本物より少し軽そうな振る舞いの下に、彼女なりに
必死に頑張って戦っている姿が見えた気がしました。
偽りの存在から自分自身へと立ち返るアスランと、偽りの存在を義務付け
られるミーア、対照的な二人が今後どうなっていくのか、楽しみです。
今回は、この二人のクロッシングポイントだったと思います。
ストーリーが進展してミーアが覚醒して、「戦争なんてくだらねえぜ!
俺の歌を聞けぇぇぇ!」とセイバーに乗ってスピーカーポッド射出しまくり、
歌いまくり・・・なんてのはどうでしょう(爆) なんとなくセイバーの
色がアレに似てたので。。飛行機に変形するし。。
10話についても「戦闘がなくてつまらない」という感想も見かけましたが、私は興味深くストーリーを追いました。プロデューサー竹田氏の言うDESTINYのテーマ「なぜ戦争は無くならないのか」を表現するには重要な回だったと思います。
また、凄惨な体験をし平和のために尽力しようとしていたアスランが、戦闘道具であるMSに再び乗ることになる過程を安直に描いて欲しくはないと思っていたので、その心の内や議長の言葉に気持ちが動かされる様子が丁寧に描かれたのはとても嬉しく思いました。
私自身も議長の言葉に巧みに丸め込まれた気がしないでも無いのですが・・・(苦笑)
この丁寧さを最後までKeepして欲しいと願っています。
議長の言葉を聞いていて、カガリの「できること、望むこと、みんな同じだろ」という言葉を思い出しました。
アスランには、カガリと議長、ふたりの存在と言葉は大きなものになりそうです。
ミーアにも、ミーア・キャンベルという「個」の部分が見えてよかったです。
スティング、ステラ、アウル、ネオ達にも、それぞれの「個」が見れればいいなと思っています。
私もデュランダルの、
「発せられた言葉がそれを聞く人にそのまま届くとは限らない。受け取る側もまた自分なりに勝手に受け取るものだからね。
自分達は間違っていない。何故ならザラ議長もそう言っていただろう、とね。だから君までそんなものに振り回されてしまってはいけない」
というセリフは印象に残りました。良いこと言った!って感じ!
>レイとかシンとかも手篭めにされたに違いない
(爆笑!)ホント、年若な二人など、デュランダルの手にかかれば容易だったでしょうね(笑)
でも私は最初、結果的にデュランダルがアスランを口説いて陥落させるものと思い込んでたから、その過程より他のことに気を取られてたんです。
デュランダルの議長権限ってどこまでよ?とか、アスランの自由度はどのくらいなんだ、とか・・(自分の意志だけでオーブ代表のボディガード兼補佐からザフトに復帰できるものかどうか。一応一国の代表の特使という肩書きで来ているので・・)
でも燕。さんの感想を読んで、その結果に至るまでの過程が熱かったことに、改めて気付かされました!(笑)また見直してみます!
あと思ったんですが、戦犯の(はずの)ラクスが(たぶんカナーバ前議長の計らいで)重い罪に問われずメディアに歌姫として復帰できるなら、本物のラクスを探して口説こうとは思わなかったんでしょうか。敢えてそうしなかったなら、ミーアの利用価値を、また別のところにも見出しているのかな、とか思ったりして。。
やたら長いまとまりのない文章ですみません;来週は1時間スペシャル!楽しみですね!!^^
それ以上に愚痴ってるアスランの顔がやたら老け込んで見えたのに爆笑し、見つめる議長の顔が思いっきり悪役なのに悶絶してました。
…というかシン、アスランのストーキングしてたのか(違う)。
そしてミーア、意外と普通の子でしたね…今は(オイ)。『君も分かっているだろう』とは議長のセリフですが、前回アスラン思いっきり騙されてます(笑)。
出番の無い仮主人公のシンは置いておくとして、来週カガリが大ピンチの予感。こんな大変な時に置いてくなよな~アスラン。
10話の議長とアスラン、凄かったですね。
確かにこれは人を落とすに充分すぎるほどに充分。
議長とラクスはその意図するところがやはり根本的に違いますから、いつかこれを越えるアンチテーゼが来るだろうと思われます。
最後に救われないのは、ただ一人議長だけ、なのかも知れませんね。
私もいつも以上に興奮して見てしまいましたよ(笑)。
よって、ブログで書いた感想も長くなってしまったんですがね^^;
議長はアスランにこの言葉を投げかけ説得しながらも実は裏ではアスランを利用しようと企んでいるのでは、と私は勘繰っている訳ですが。
この議長の言葉って何気に前作ラクスの言葉とリンクしているように感じました。
ラクスがキラにフリーダムを譲り渡した時も、キラの『君は誰?』の問いかけに対してラクスは『私はラクス・クラインですわ』と答えましたが、このセリフも【私は(コーディネイターやザフトの枠に囚われない)一人の“個人”としてのラクス・クラインです】という意味だったと思います。
今回の議長の『君は君だ』というセリフも【パトリックの息子であるという肩書きなど関係の無い“個人”として君を捉えている】という意味を込めてアスランに言ったのだと思います。
こうすれば、アスランは落とせるなと計算した上での事だと思いますが。
前作の最大テーマであった【“個人”の描写】が今作でも引き続き為されているのではないかと感じ得ました。