蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

今週のマガジン 43号 感想

2004-09-22 19:07:12 | マガジン(とサンデー)感想
明日は休日でアップしないから、マガジン感想はちょっと早めにアップです。

■エアギア
うぎゃー、まさに寸止め状態で次号・次々号と休載でつか・・・(悲壮)。
うーむ、天上天下と掛け持ちで毎号あの画のレベル、むっちゃ凄いことは間違いないんすけど、このタイミングですか。
これこそ蛇の生殺し(泣)。

2年前のアギトと宇童の決着がどうやって着いたのか?
何となくだけど、アギトの眼帯がズレてアキトに戻ってENDなんて気がしないでもない。
この戦いで牙の玉璽(レガリア)の最終所持者は誰になるのか?というのを前号の感想でも書いたのですが、2年前の決着がアキトで着いた(と仮定する)のなら、今回の決着はアギト消滅後の新生アキトという気がしないでもない。
つか、それが相応しい気がする。

今回宇童の過去が明らかになりましたが、ベヒーモスというチームはリーダーである宇童からしてエア・トレックの本来の楽しみからかけ離れ、戦うことのみに執着した象徴だったと言えます。
左、美作、坂東(風明は微妙)それぞれ勝負のみに拘ったため、何らかのテーマが明示化されていると思います。
#スピットファイアが左に「そんなことをしなくても時を止められたのに」という言葉が物語っているように。

こいつら根こそぎぶっこ抜かなくてはならないイッキ、頑張って欲しい。
是非とも空へ連れて行ってやってくれ。
#まだ海人vsアギト&アキトも残ってるし。

■スクラン
あぁ、最後の回転播磨がなんとも言えず素敵です。
沢近・八雲→播磨→天満→烏丸(登場してないし)
このライン素敵過ぎ。

■涼風
ほのかってほんとかわいそうだな。
#是非そういう役どころで通して欲しい。
涼風の気持ちの変化より、大和の自問自答より、僕は次号の水着に期待大です。

■濱中アイ
最初の1ページで最後のオチが読める、ある意味すごい漫画です。
#そういう意味では2週連続でしょ。3週いったらそれはそれで尊敬したい。

■ツバサ
阿修羅については『聖伝』を読まないとファイの微妙な表情は読めないんだろうか・・・。
うーん、何か読んでおいた方が良いような気がしてきた。
#読む前にシリーズが終わるかもしれませんが。

『のだめカンタービレ 第1巻・第2巻』感想

2004-09-22 14:06:13 | コミックス 感想
「カンタービレ=歌うように」

■これは面白い!
講談社漫画賞を受賞した時から気になってはいたのですが、色々と読む本がたくさんあったため後回しにしていたのですが、さすが受賞は伊達じゃない、これは面白いですよ。
クラシックや楽器をやってた人は言わずもがな、そうでない人でも十分楽しめると思います。
そういう意味でこの漫画への参入障壁は低い(というか作者の読ませ方がうまいので低く設定してある)と思います。
それでいて読み応え十分なんですよねぇ。

■アンサンブルってすげー
まだ1・2巻しか読んでないのですが、個人としては長所を持ちながらも生かしきれていなかったり、気が付いていなかったりする登場人物たちが人と人とを結びつけることによって変化・成長し、音楽のアンサンブルだけでなく人間同士のアンサンブルも奏でていく、そんなプロセスをめっちゃ明るく描いていく、出だしはそんな感じだと理解しました。

特に野田恵=のだめという強烈で愛すべきキャラと千秋という強烈に自己中心的でこれまた愛すべきキャラを中心に、自分たちの努力、周囲からの協力、何より音楽への情熱を絡めて織り成すアンサンブルは読んでいてとても爽快。
きちんと悩むべき点、超えるべき壁にも取り組んでいる点も見逃せないですよ。
当面は千秋が「自分は才能があるのに不遇だ・不幸だ」と自分しか見えていないところからどう脱皮していくかがポイントですね。
#このへんは『十二国記 風の万里 黎明の空』でも語られるテーマです。

■指揮者ってすげー
多分ね、僕みたいなクラシック素人だと指揮者ってほんとに必要なの?とか思う人多いと思うんですよ。
#実際「題名の無い音楽会」で指揮者無しを実験してたけど、その時は演奏者の方々が上手かったんでしょうね。素人レベルでは違いがわかりませんでしたもん。

でもね、クラシック(というかオーケストラか)やってる人にはその違いが歴然なんでしょうね。
これ読んでものすごく説得力がありましたよ。
「オケを鳴らす」ってこういうことなんだなぁ。

■いろいろ思い出しました1
アンサンブルとかセッションの時の感覚って上手く言葉で言えないですけど、堪らない快感です。
自分は最近めっきりやってませんが、バンドブームの頃はキーボードなんかやってたりもしました。
高校入ってすぐの頃は貯金をはたいてEOS B500(カメラじゃないよ、シンセだよ)購入して友達とバンドやったりね。
#EOS B500を買うってことはめっちゃT.M Network好きだったってことなんですけど、やってたのはプログレだったりして(笑)。
何が言いたいかっていうと、「のだめ」を読んでるとこんな感覚(どんな感覚だよ)に引き込まれるってことなんすよ。

■いろいろ思い出しました2
音楽なんかやってないぜって人でも多分問題ないと思います。
サッカーやってるとこんな瞬間によく出くわします。
(相手でも味方でもいいんですが)ボールホルダーにボールが収まった瞬間に、一斉に各人が動き出します。

ディフェンスで言えば、一人はボールホルダーへのプレス(パスコースをカットしながら)、一人はワンサイドカットで空いたスペースを埋め、一人はセンタリングに備えて中央のマークに走る。
多分この間1秒か2秒くらいでしょ(ケースにもよるけどね)。

オフェンスで言えば、こいつがボール持ったらって感じで裏のスペースに走るでしょ。
これなんかほんと頭で考えるよりも練習とかでそいつのクセまで覚えて、それで勝手に走っちゃうみたいな。
で、それが決まる瞬間が最高に気持ち良かったりするわけです。

団体競技って多分どれでもこれに近い感覚があると思ってるんですよ。
何が言いたいかっていうと、「のだめ」を読んでるとこんな感覚(どんな感覚だよ)に引き込まれるってことなんすよ。

いやー、なんかめっちゃやる気が出てきました。
そんな漫画です。

昨日までに購入したもの

2004-09-22 10:51:13 | Weblog
昨日までに購入した書籍は以下のとおり。

『School Rumble 第6巻』
『ケロロ軍曹 第1巻』
『のだめカンタービレ第1巻・第2巻』

全部マンガかよ!って突っ込みはご勘弁。
自分が一番痛感しているので。
#ほんとは小説買いに行ったんですよ(スクランは別ね、これは発売日買い)。

つか、『のだめカンタービレ』めっちゃ面白い。
これは思わぬ収穫です。
皆様にご推薦の1冊であります。

ケロロはね、土曜日のTV放送があまりにも面白くて勢いで買いました。
#だってシャアの声で「冗談ではない」とか「見せてもらおうか」とか言われたら原作買わずにはいられないじゃないですか。
#桃華のお父さんの移動手段がガウなのもかなりツボだし、予告にガンペリーが出てるのもガンヲタとしては堪らないわけですよ。
#だってケロロが作ってたガンプラ、足のパーツ見ただけで分かっちゃったんだもん。
#リガズィ、逆シャアの時リアルタイムで作ったさ。あーもう、全部ツボだったんだよー。