蒼穹のぺうげおっと

-PEUGEOT in the AZURE- マンガ・小説・アニメの感想を書き流すファフナーとエウレカ好きのサイトです

『マリア様がみてる チャオ ソレッラ!』

2004-09-29 21:02:22 | マリみて
『特別でないただの一日』を十二分に楽しみたいと思うがゆえに、既刊分の感想を残すことはできない!
そう心に誓った僕は、今日二つ目のマリみて感想を書いてしまいました。
#つか、いつもこのペースで書けよ、自分。
#えー、こんな待ち時間じゃないと時間つくれないっすよ(言い訳)。

これって祐巳たちの修学旅行というよりは今野先生の旅行日記なのではないか?
読後最初の感想がこれでした。そしてその感想は今も変わってません。

■偶然ですが
自分が初めてイタリア旅行したときのコースと殆ど同じで、やっぱり北から入ってちょっと南下してまたミラノに戻ってくる、そういうコースを取っちゃうもんなんだなと。
だから今回は感情移入というよりは情景移入?そんな感じでした。
完全に視点が旅行者視点でしたからね、だから旅行日記でしょ。

私はツアーの海外旅行が苦手なので個人旅行しますが、イタリアは特に個人旅行がお勧めであります。
何と言っても料理が美味しい。
ツアーで行くとたいして美味しくないリストランテに連れて行かれる(両親談)話を聞きますが、ホテルのコンシェルジュみたいな人に美味しいところを聞いて、予約もお願いしておくといいっす(まず外れない)。
ローマなんかは美味しかった思い出しかありません。
ああーまた行きたい。
#イタリアは色んな都市を周るより、一つの都市を中心にローカル路線を使う程度で楽しむ方が満喫できると思います。

■出発と帰国が
一番面白かったと言うと怒られるんでしょうか。
#いや、もちろん涙を流すマリア様のような志摩子さんとかよかったすよ。ほんと。
#蟹名静さま、再登場とか正直嬉しかったス。
#熱出しちゃう由乃とかも。
#海外でも前向きに吸収しようとする祐巳とか普通に良かったんですよ。
#もっとはめ外すのかと思ってたんで。しかし皆さん最後までリリアン淑女でした(ガッカリ、えー)。

出発前に島津・支倉家の壮行会の後、令ちゃんと由乃が二人で歩くシーンとか良かったですねぇ。
出発前に乃梨子が志摩子さんに電話して「待ってるから」なんてシーンとか良かったですねぇ。
それに引き換え、祐巳・祥子さまは「ローマ饅頭とフィレンツェ煎餅」買って来いですよ。
#その分、帰ってきてから絵葉書が届くシーンは良かったですねぇ。特に祥子さまが。

■エピローグにあたり
可南子は祐巳争奪戦争の中で祐巳の姉である祥子さまにばっさり切り捨てられていたんですが、その可南子と祥子さまを和解?させフラットなラインに戻したってのはにくい演出ですね。
戦況は膠着したまま既に7ヶ月が過ぎようとしていた・・・なんてナレーションが聞こえてきそうです。
つか、伏線の度合いで言えばこれで可南子リードでつか?
それともニュートロンジャマーキャンセラー搭載クラスの新キャラが登場するのでしょうか?

否が応でも『特別でないただの一日』への思いが盛り上がります。
でも、まだ読めない・・・(泣)。
#早く仕上げてくれー、待ちでこっちはこんなに文章書いちゃったよー。
#頑張れ若者!(いや僕もまだ二十代だから、ぎりぎり)。

『マリア様がみてる バラエティギフト』感想

2004-09-29 18:45:00 | マリみて
間に合わなかった・・・。
『特別でないただの一日』を購入する前に既刊すべての感想を書いておきたかった・・・。
#でもまだ読んでないので、今日全部アップしようかな。
#どうせ後輩の指導で残業確定なので・・・、こんな日に・・・。
#あれ、涙でディスプレイが見えないや(涙)。

こんなのありか?と思うような短編集だったのですが、十分有りですと思った読後感でした。
#ただ僕の場合そのまま『チャオ ソレッラ!』を読んだのであまり感じませんでしたが、新刊待ち状態に入った人たちは結構物足りなかったかもしれませんね。

■ここに来て新キャラを
登場させてくるとは恐るべし今野先生。
もちろんこれは笙子のことなんですが、挿絵3枚入っててこの役どころだから今後も登場予定で当然の如く誰かの妹候補になっていると思われます(たぶん、そうですよね?)。
つか、是非今後も登場して欲しい。

■これで妹候補は3人
になった訳ですが、現時点で「祐巳の妹」という線でいくと笙子はまだ微妙なところ。
ただ気になっているのは、笙子のこの言葉、

自分がどんな風に写るか、それを過剰に意識しすぎて、それで身動きがとれなくなってしまっているのだ。

いかに飾らない自分を出せるか、姉を持つことによって変わっていけるか、そういうテーマを持ってしまっているので、祐巳の妹という線も捨て難い。
#蔦子さんの写真でテーマ解決だとするならこの線は消えると思いますが、あれは次へのつなぎっぽいんすよね。
#弱々しく見えた祐巳が生き生きと見えるなんて描写も「変化」というキーワードにあたるし、ほんと笙子は(祐巳の妹候補として)微妙です。

■そういう意味で可南子は
父親の伏線をまだ消化していないので、やっぱりリード気味なんすかね。
テーマ的にも「拒絶」から「理解」へなんて考えも当てはまるし。

■でも瞳子は
最近えらく愛着のわくキャラに進化しつつあるし、最初の印象が最悪という状況から憧れ対象へ変化していくプロセスも面白い。
つか、作者は絶対瞳子で遊んでいると思う(個人的にもそれは支持)。
つか、瞳子っていうキャラが最近すごく好き。

■結論
こうやって悩んでいる僕は確実に作者の術中にはまっている。
実は作者も絞れてないなくて世論が盛り上がるのを待っている(かもしれない)。
個人的にはまだこれに妹になって欲しいというキャラが出てきてないということもあって、祐巳が祥子さまの妹になったかの如く全くノーマークの新キャラがかっさらっていく、なんてパターンもありだなと。

■何気に
由乃の妹選びについてもきっちり追い込みをかけてるんですよね。
こっちは候補の影もないため、上記の3人のうち誰かが由乃の妹になったりしたらめっちゃ面白いんですけど。

『のだめ カンタービレ 第4巻』 感想

2004-09-29 13:11:27 | コミックス 感想
最寄の書店で4巻だけ売り切れていたのですが、無事補充されておりました。
もちろん即購入です。

■今回はオケから少し外れて
個人にフォーカスを当てた感じの4巻でした。それにしても面白い!

オーケストラの素晴らしさは何となく読者に伝わったかな、ならばもう一段上の素晴らしさを伝えるためには、個々人のレベルアップが必要だろう、そんな作者のテーマが見えた気がします。
つまりRPGで言えば経験値稼ぎのターン相当しますが、それだけに終始することなく、レベルアップのその先に見えるもの(プロとか留学とか)を今回示唆してきましたね。
こういう自然な振りがとても上手くて、読者も自然と乗せられてるみたいなそんな感じです。

■千秋とのだめ
千秋はのだめを介すことによって劇的に進化しているんですけど、この二人が離れたならばどうなるのか?
シュトレーゼマンの過去話でもあるように、別離で才能を開花させるのか、それとも逆か?
ふたりの場合後者のような気がしますが、当面は留学というイベントをちらつかせながらのだめの埋もれた才能をどう世に出していくか、千秋サイドでは千秋の中でののだめのポジションがどう変化していくか、この辺目が離せないっすね。
二人でいることでのだめは「世間」に千秋は「才能」を開花させていくでしょうから。

■天才でも不断の努力
峰が千秋、沙悟浄に触発されて「脱皮」していくプロセスは秀逸でしたねぇ。
不断の努力、熱いねこれは。

■番外編
そうか、そうやってのだめの才能は世の中から埋もれていったのか。
でも、ああだったから今の「型にはまらない」のだめがいるわけで、個人的にはすごく好きなエピソードでした。

帰りに5巻買って帰ろうかと思ったのですが、今日はほらアレ読まないといけませんから。
では、ごきげんよう(書くとこ違う)。

ゲットしました

2004-09-29 11:21:59 | マリみて
『マリア様がみてる 特別でないただの一日』

昨夜深夜1時をまわる帰宅だった私にかわり、職場の女性先輩が某書店にてゲットしてきてくれました。
つか、この人「神」でつか?
#十二国記を貸してくれたのもこの御方。
#涙でディスプレイが見えないや(感涙)。

ぎゃぼー、仕事なんかしてられないですー(のだめ風)。
つことで、今会社に来たのですが今日はもう帰っていいですか?

もう仕事が手につかないや(挙動不審)。