昨日の英インディペンデント紙のツイートにこんなものがあった。
"Japanese People Love Dumbphones"
このリードには、ちょっと日本人を小馬鹿にした英国人のニュアンスも感じたが、「なるほど」とも思った。日本人はスマホよりも従来のフリップ携帯が好きらしいというのである。
"dumb"を辞書でひくと、無口なとか、物の言えない、愚鈍な、といった日本語の意味が書かれている。要するにスマートでないからダムだということだし、やっぱり小馬鹿な意味合いも含めた筋もありそうだ。
実際に"Dumbphone"という言葉がイギリスで使われているのかは知らないが、日本語で云う「ガラパゴス携帯」のことを言い換えたのだろうか。"Galapagos"と書いても英国人読者には瞬時にその面白さが伝わらないと判断したのかもしれない。
調査によると日本人は高額なスマホを止めて使い慣れたフリップ携帯(どうやらこちらの方が実際に英語として通じるようだ)を買っていると記者は書いて、去年の出荷台数は、スマホが5.3%落としたのに対して、多機能のガラケーは1058万台で5.7%増やしているというデータを添えていた。これは7年ぶりのことだともある。
日本人のガラケー回帰はスマホに払う金額が世界一高いからだとある。日本はデフレだからとも書かれているが、どうやら外国からは依然として「アベノミクス効果」は評価されていないらしい。
さて、インディペンデントの記事を補足するような日本メディアの記事もある。
今日は「AUに追随してドコモもガラホを販売」というリードが読めた。ガラホはスマホ機能を持ったフリップ携帯ということらしい。また新語が出てきたわけだ。
ガラケーの愛用者は依然として結構多いらしい。かく云う自分もAUのフリップ携帯である。電話とショートメールだけの利用だからこれで充分なのだ。WIFI接続のタブレットも持って外出するから、二つを使い分ければ、安価な通信料で結構快適なモバイル環境も作れている。
そんなガラケー再評価の動きについては朝日の2月10日に「ガラケー復活の兆し 出荷7年ぶり前年超え」という記事が載った。
記者は東京の巣鴨商店街に買い物で集まる年寄りたちに臨時のアンケート。尋ねた13人の内でガラケーの利用者は11人と多数、携帯を持っていないのが2人で、スマホ利用者はゼロという結果だったようだ。やはり自分と同じで、電話とメールだけの利用ならこれで充分と考えている人たちばかりらしい。
スマホ全盛の世の中ではあるが、実際は今も国内携帯電話契約数の半分近くがガラケーだと云う。年寄りには多機能のスマホが却って使いづらく、有効利用が出来ないのだそうだ。それに、初期費用も月額利用料も「安い」というのがガラケー人気持続の理由だともある。インディペンデント紙の指摘と同じである。
今度、外国人と話すチャンスがあったら「日本人は無口だから俺も"Dumbphone"を使っているのさ」と笑ってみたいが、通じるかな。
"Japanese People Love Dumbphones"
このリードには、ちょっと日本人を小馬鹿にした英国人のニュアンスも感じたが、「なるほど」とも思った。日本人はスマホよりも従来のフリップ携帯が好きらしいというのである。
"dumb"を辞書でひくと、無口なとか、物の言えない、愚鈍な、といった日本語の意味が書かれている。要するにスマートでないからダムだということだし、やっぱり小馬鹿な意味合いも含めた筋もありそうだ。
実際に"Dumbphone"という言葉がイギリスで使われているのかは知らないが、日本語で云う「ガラパゴス携帯」のことを言い換えたのだろうか。"Galapagos"と書いても英国人読者には瞬時にその面白さが伝わらないと判断したのかもしれない。
調査によると日本人は高額なスマホを止めて使い慣れたフリップ携帯(どうやらこちらの方が実際に英語として通じるようだ)を買っていると記者は書いて、去年の出荷台数は、スマホが5.3%落としたのに対して、多機能のガラケーは1058万台で5.7%増やしているというデータを添えていた。これは7年ぶりのことだともある。
日本人のガラケー回帰はスマホに払う金額が世界一高いからだとある。日本はデフレだからとも書かれているが、どうやら外国からは依然として「アベノミクス効果」は評価されていないらしい。
さて、インディペンデントの記事を補足するような日本メディアの記事もある。
今日は「AUに追随してドコモもガラホを販売」というリードが読めた。ガラホはスマホ機能を持ったフリップ携帯ということらしい。また新語が出てきたわけだ。
ガラケーの愛用者は依然として結構多いらしい。かく云う自分もAUのフリップ携帯である。電話とショートメールだけの利用だからこれで充分なのだ。WIFI接続のタブレットも持って外出するから、二つを使い分ければ、安価な通信料で結構快適なモバイル環境も作れている。
そんなガラケー再評価の動きについては朝日の2月10日に「ガラケー復活の兆し 出荷7年ぶり前年超え」という記事が載った。
記者は東京の巣鴨商店街に買い物で集まる年寄りたちに臨時のアンケート。尋ねた13人の内でガラケーの利用者は11人と多数、携帯を持っていないのが2人で、スマホ利用者はゼロという結果だったようだ。やはり自分と同じで、電話とメールだけの利用ならこれで充分と考えている人たちばかりらしい。
スマホ全盛の世の中ではあるが、実際は今も国内携帯電話契約数の半分近くがガラケーだと云う。年寄りには多機能のスマホが却って使いづらく、有効利用が出来ないのだそうだ。それに、初期費用も月額利用料も「安い」というのがガラケー人気持続の理由だともある。インディペンデント紙の指摘と同じである。
今度、外国人と話すチャンスがあったら「日本人は無口だから俺も"Dumbphone"を使っているのさ」と笑ってみたいが、通じるかな。
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