台風18号は東シナ海を北上して済州島の上から釜山、蔚山と韓半島南部をかすめて日本海に出、スピードを上げながら東に向かっている。
韓国から伝えられるニュース映像を見ると釜山の海岸では大波がうなりながら打ち寄せまるで津波の様、蔚山だという映像では折り重なった乗用車が濁流に流されている光景を映し出している。
台風の直接攻撃はあまり多くはない国柄であれば韓国南部各地では台風が通過した夜をどうやって過ごそうかと困惑している被災者たちもおおいことだろう。18号の当初の進路予想では日本へぶつかることはあっても自国が影響を受けることはないというものだったのだから、自然とはいえ台風の突然の進路変更には内心腹立たしく思っているはずだ。
蔚山がひどいと聞いて思い出したのは隣の慶州で起きた地震のこと。今でも余震が続いているらしくここでも被災者を含む住民たちの心配は続いているのだ。
今日の中日夕刊「世界の街海外レポート」は「まれな地震 備え不足」というソウル特派員の投稿を載せている。9月12日の地震発生時に特派員氏はソウルにいたようだ。このレポートもソウル市民たちの地震に対する反応について書いている。
いちばん多かったのは「どうしていいのか判らなかった」というもの。無料通信のカカオトークが一時不通になったらしくどうすべきかを訴求する相手も見つからない状態だったようだ。逃げる方法も頭に浮かばず、自分の「備え不足」を自覚したというコメントが多かったという。「パッリパッリ」で飛び出したい心理が働いたのかもしれない。
ソウルは高層マンション暮らしが多数派だが、「建物が意外と丈夫で安心した」という感想もあった。揺れたとはいえソウルの震度は2~3程度だったのだから、これを称して「我がマンションは安心」という結論にはなるまい。地盤沈下のニュースも時々聞こえるソウルなのだから大丈夫ではなかろう。こっちは「ケンチャナ」の反応である。
38度線に近いソウルならではの反応は「北のミサイルかと思った」というもの。下から突き上げる地震も怖いが、休戦ラインを越えて頭から落ちてくるミサイルの可能性の方がより大きいだろうというソウル市民の心理も笑えないものだ。
こうした地震報道は北の核実験やミサイル発射の報道に負けなかったというから、今夜の台風についてもきっと大々的なマスコミ報道になるのではないかと読んでいるのだが、さてどうだろうか。
午後10時のニュースでは台風が温帯低気圧に変わったということだ。
韓国から伝えられるニュース映像を見ると釜山の海岸では大波がうなりながら打ち寄せまるで津波の様、蔚山だという映像では折り重なった乗用車が濁流に流されている光景を映し出している。
台風の直接攻撃はあまり多くはない国柄であれば韓国南部各地では台風が通過した夜をどうやって過ごそうかと困惑している被災者たちもおおいことだろう。18号の当初の進路予想では日本へぶつかることはあっても自国が影響を受けることはないというものだったのだから、自然とはいえ台風の突然の進路変更には内心腹立たしく思っているはずだ。
蔚山がひどいと聞いて思い出したのは隣の慶州で起きた地震のこと。今でも余震が続いているらしくここでも被災者を含む住民たちの心配は続いているのだ。
今日の中日夕刊「世界の街海外レポート」は「まれな地震 備え不足」というソウル特派員の投稿を載せている。9月12日の地震発生時に特派員氏はソウルにいたようだ。このレポートもソウル市民たちの地震に対する反応について書いている。
いちばん多かったのは「どうしていいのか判らなかった」というもの。無料通信のカカオトークが一時不通になったらしくどうすべきかを訴求する相手も見つからない状態だったようだ。逃げる方法も頭に浮かばず、自分の「備え不足」を自覚したというコメントが多かったという。「パッリパッリ」で飛び出したい心理が働いたのかもしれない。
ソウルは高層マンション暮らしが多数派だが、「建物が意外と丈夫で安心した」という感想もあった。揺れたとはいえソウルの震度は2~3程度だったのだから、これを称して「我がマンションは安心」という結論にはなるまい。地盤沈下のニュースも時々聞こえるソウルなのだから大丈夫ではなかろう。こっちは「ケンチャナ」の反応である。
38度線に近いソウルならではの反応は「北のミサイルかと思った」というもの。下から突き上げる地震も怖いが、休戦ラインを越えて頭から落ちてくるミサイルの可能性の方がより大きいだろうというソウル市民の心理も笑えないものだ。
こうした地震報道は北の核実験やミサイル発射の報道に負けなかったというから、今夜の台風についてもきっと大々的なマスコミ報道になるのではないかと読んでいるのだが、さてどうだろうか。
午後10時のニュースでは台風が温帯低気圧に変わったということだ。
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