今日から4月だ。1日のコロナは、全国で2605人(延478485人)の感染と18人(累9207人)の死亡が確認されている。このうち、愛知県では83人(延27478人)の感染と1人(累584人)の死亡の発表があった。また県内では17人(累69人)が変異ウイルス感染と確認されている。
ウイルスの変異といえば今日のBBCが、ヒトから家畜にウイルスが感染すれば、動物の体内でも変異が繰り返され、やがてはそれが再びヒトに逆感染をするということがあることから、ロシアではすでに身近な犬や猫などのペットに対するワクチンの開発が進み製造前段階に来ていると伝えている。
鳥インフルなどの例もあるわけだから、これはあって当然と考えるべきだろう。コロナに翻弄されるのは人間様だけではないのだ。
机の引き出しを整理していてメモの紙切れを見つけた。「唐揚げをカリッとジューシーに揚げるには」というタイトルがつけてある。TVの料理番組を見ながらメモをしたのだろうが、いつのことだったかなどすっかり忘れている。
『衣はコーンスターチ2とかたくり粉8。衣は薄く溶いて180度で5分揚げる。地上デンプン(コーンスターチ)と地下デンプン(かたくり粉)を合わせることで「カリッと感」が変わる』のだそうだ。
そういえばかたくりの花は春に咲くのだった。
ウイキには「山地の林内に群生し、春先に独特で見栄えのする紅紫の花を咲かせる。かつては球根から片栗粉が作られてていた」とある。
ということは、今売られているかたくり粉は、実はかたくりではなく、じゃがいものデンプンを使ったじゃがいも粉らしい。もっともこれも地下デンプンには違いない。
さて、下向きの花に日があたると、花びらが開き始めるというかたくりの花だが、福井県の大野市には約3ヘクタールという広さの群生地があって、春の陽射しがつよくなった今頃、まさに100万本のかたくりが一斉に開花して見ごろを迎えていると、NHKの福井局が伝えている。
地元民たちが作った実行委員会では、10年ほど前からここを「矢ばなの里」と名付けて散策路を設けるなどして整備を進めており、朝から青空が広がった今日も、群生地の斜面いっぱいに咲く花をSNS写真に収め、紫色の春景を楽しむ客の姿が見られたとある。
「うとうととしてかたくりの花ふえて」 石田勝彦
小さい花が風に揺れる様子が可愛らしいかたくり。「矢ばなの里」では来週いっぱい楽しめるということだ。
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