5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

夏山への誘い

2021-07-01 21:15:54 |  旅行・地域

今日から7月、1日のコロナは、全国で1754人(延802265人)の感染と24人(累14821人)の死亡が確認され、愛知県では49人(延51142人)の感染と2人(累964人)の死亡の発表があった。

7月ともなれば夏山シーズンのスタートだ。あいにくの雨模様だったがが、富士山は二年ぶりに山梨県側で山開きを迎えたとNHKが伝えている。

去年はコロナのお陰で、昭和63年以来ではじめて全山の登山道が通行禁止となった。今年は感染収束が望めない中で、山梨県以下の関係者たちが連携して感染防止対策を徹底しながら登山者を受け入れていくことになったのだという。

多すぎる登山者の管理については既にユネスコから指摘がされており、今年は従来以上に難しい対応が迫られる。

登山者は富士スバルラインの麓駐車場に立ち寄って事前記入のチェックシート提示かさもなくば検温確認が必須事項。5合目と6合目でも再三の体調チェックを行う。山小屋の宿泊は予約が前提で、定員を半数に抑えて間隔を確保し、仕切り設置や換気徹底などの感染防止対策を進める。

ハイシーズンは24時間営業のスバルライン。今年は午前3時から上りは午後6時まで、下りは午後7時45分までの短縮営業となるとあるが、これで〈多すぎる〉イージー登山客たちの抑制になるのだろうか。

麓、5合目、6合目と各駐車場では検査を繰り返しすというが、混み合う週末などには貼り付けるスタッフの対応が間に合わないということも起きようし、突然訴求される発熱者や体調不良者に、コロナ罹患を想定した対応というのも考慮されていなければなるまい。

開放感のある夏山行きに魅力を感じる人々は多いのだろう。しかしコロナ空間をやっと生き延びる高齢者としては、ちかごろとみに体力の低下を実感することもあって、残念ながら富士登山はままならない。テレビやSNSが流してくれる〈夏山への誘い〉プログラムを見ながらヴァーチャル登山で満足するしかあるまい。

 


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