17日のコロナは、全国で3647人(延689143人)の感染と108人(累11645人)の死亡が確認された。このうち、愛知県では362人(延41134人)の感染が確認され死亡は3人(累675人〉と報告されている。
今日は高齢者枠のワクチン接種申込の最初の日。9時ジャストにウエッブに入ったが、すでに予約は終了という表示。ものの数分で予約満とはワクチンの供給量が少ないのか、それとも誰かが先回りして枠押えをしてしまったのかとちょっと疑心暗鬼。センターの電話を掛けてもつながらない。
やはり後日にやり直すかと申込み画面をそのままにして席を外し、30分ほどで戻ってくると、こりゃいかに。先ほどの予約不可のマークが予約可に変わっているではないか。WEBの指示通りに必要情報を入力して送信すると、予約確認のメールが返ってきた。
もとの予約画面には「お詫び」と出て「さきほどの予約満表示はプログラムの不具合による作動ミスです。予約は可能です」と表示された。初日にありがちなトラブルだったわけだ。人騒がせなコロナシステムである。
脈絡もなしに鹿の出産は今頃だったなと思い、WEBを探ると5月10日のNHK関西が、奈良市の奈良公園では今年初めて生まれた鹿の子が報道公開されたというニュースを見つけた。
鹿で有名な奈良公園だが、毎年この時期になると妊娠した雌を保護施設の「鹿苑」に移してDVなしの落ち着いた環境で出産させるのだそうだ。
9日に誕生した今年初めての鹿の赤子は、体重3800g、体長60cmの雌で、報道陣のカメラに向かって元気で愛くるしい姿を見せていたとある。鹿の出産は今も続き、6月にかけてがピーク、150から200頭ほどが生まれる見通しだという。
背中の斑点が特徴で、古くから「鹿の子まだら」ということばがあるというのは「ことばの歳時記」の金田一春彦先生。
「鹿の子しぼり」というのはしぼりの染め方のひとつだ。江戸の町屋育ちのお嬢さんが好んだ派手な振袖に使われた為「鹿の子」ということばには若い娘の可憐さと都会的な艶やかさへの連想がある。
「京鹿子娘道成寺」という歌舞伎舞踊を代表する絢爛豪華な作品があるが、これは、安珍清姫伝説とは別に、京鹿の子の振袖を着た町娘が踊る「毬の段」「恋の手習い」が、踊りの構成の中心になっているからだと歌舞伎通の先生は説明している。
ほかにも、鹿の子餅や京鹿の子などという名の和菓子もあれば、カノコユリというピンクの斑点のある美しいユリもあるなど、鹿の子は日本の文化とも幅広く関係をしているということがわかる。
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