キムチ漬けキット

５月１８日のコロナ状況、全国で５２２８人（延６９４３９８人）の感染と２１５人（累１１８７４人）の死亡が確認された。愛知県では５３９人（延４１６７３人）の感染と４人（累６８５人）の死亡が報告されている。全国の死者が３ケタなのは兵庫県の未発表過去データが公開されたことによる。

屋上駅の１階にある小型スーパー、短い電車待ち時間にも利用できるコンビニエンスだ。ここの仕入れる大阪鶴橋のキムチを常備菜として買い初めてもうかなりになる。ＣＰが高いのだ。今日も１個ゲットして帰りの電車に飛び乗った。

韓国のキムチ輸出国のトップが日本だというのはちょっとした驚きである。今や日本食の一部だといってよさそうだ。

旬はいつかといえば、韓国では先一年分の量を家族単位で漬け込むキムジャンが行われる晩秋だということになろうか。だが、近頃は自宅で漬ける家庭が減って、多くは市場やスーパーで購入するという。韓国人たちの生活スタイルも大きく変わった。

手軽にキムチ漬けが楽しめるキットが人気だという。独り暮らしや少人数世帯用の少量キットもあるそうだ。キムジャンキムチに拘る世代がだいぶん上にズレて、若い世代のキムチ離れが進んでいる証拠なのだろう。

中日夕刊「世界の街海外レポート」は「手軽にキムチ作り」と題した一文をソウル特派員が寄稿している。ｐ

韓国人の友人からキムチ作り体験をすすめられた特派員氏。友人が手配したキムチ漬けキット（白菜、調味料、保存容器など一式）が届く。白菜は塩漬けがされており、トウガラシやニンニクなど調味料も調合されている。調味料を白菜に塗りこんで容器に入れ、冷蔵庫に保存する。漬け込み作業は１５分で終わった。

材料を買いそろえる手間もない。手軽過ぎて拍子抜けだといいながら、浅漬けから酸味が効いてきたら炒め物やチゲにと、味の変化を堪能した特派員氏。自分で漬けたからか、よりおいしく感じたという。

少子高齢化は韓国も日本とおなじ。食事にしても多様化はさらに進むだろうから、伝統のキムチ文化も影響を受けないでは済むまい。田舎のキムジャンなどは、そのうち観光ショーでしか見られなくなるかもしれない。