近頃のコンピュータ社会では「クラウドコンピューティング」という新しいコンセプトがナウいようだ。
従来は、自分のPCハードウエアにソフトウェアやデータを利用者自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングではインターネットの向こう側にあるプロバイダからソフトやデータ管理のサービスを受け、それに応じた料金を支払うという形のネットワークになるわけだ。モバイルPCの流行と相俟って、こうしたいわば「オンディマンド」のリモート・プロセシングが注目されているというわけだ。
そんな時、IPODのAPPを見ていて見つけたのが《Zumodrive》カリフォルニア・サンマテオにあるZecterという小さなヴェンチャー企業が始めたデータストレージサービスだが、音楽や写真データを簡単にアップできる機能をつけてIPODとシンクロさせたアイデアはなかなか面白そうだ。
早速APPをインストールして動かしてみた。PCに専用ソフトをインストールし、このソフトを経由して個人データをクラウドコンピュータとやり取りする仕組みらしいが、その詳しいスキームは素人には理解できない。
PCのウインドウ上には《Zumodrive》のフォルダアイコンが現われるので、アップしたいデータをここへドラッグ・ドロップするだけの楽な作業でシンクロする。自分の場合は、携帯するIPODのAPPで、アップしたワード文書やエクセル表、PDF書類、デジタル写真、や音楽ファイルを見たり、聴いたりすることになる。データやりとりの多いビジネス利用には、結構重宝しそうだ。
無料で使えるデータ容量は1GB。それ以上は課金されるわけだが、メモリの不足しがちなモバイルPCには便利な補助機能になりそうだ。
気になったのは、メールアドレスの登録だけで、いとも簡単に使えたこと。パスワードの設定は要求されるが、こんなバリアなら、すぐに突破出来そうだ。クラウドコンピュータが一元的に管理する膨大な個人データのセキュリティがどうなっているのか。
個人のPCの中身が覗かれるリスクもありそうだし、集約された個人データは、悪意のハッカーが大喜びしそうな攻撃のターゲットだろう。Appleが公式に認めたAPPなのだから、個人情報の管理義務についての縛りはあるのだろうが、100%セキュアという訳でもない。結局、リスクは利用者側ということになるのだろう。
ここしばらくは試用期間。使い勝手の確認もしてみなければ。
従来は、自分のPCハードウエアにソフトウェアやデータを利用者自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングではインターネットの向こう側にあるプロバイダからソフトやデータ管理のサービスを受け、それに応じた料金を支払うという形のネットワークになるわけだ。モバイルPCの流行と相俟って、こうしたいわば「オンディマンド」のリモート・プロセシングが注目されているというわけだ。
そんな時、IPODのAPPを見ていて見つけたのが《Zumodrive》カリフォルニア・サンマテオにあるZecterという小さなヴェンチャー企業が始めたデータストレージサービスだが、音楽や写真データを簡単にアップできる機能をつけてIPODとシンクロさせたアイデアはなかなか面白そうだ。
早速APPをインストールして動かしてみた。PCに専用ソフトをインストールし、このソフトを経由して個人データをクラウドコンピュータとやり取りする仕組みらしいが、その詳しいスキームは素人には理解できない。
PCのウインドウ上には《Zumodrive》のフォルダアイコンが現われるので、アップしたいデータをここへドラッグ・ドロップするだけの楽な作業でシンクロする。自分の場合は、携帯するIPODのAPPで、アップしたワード文書やエクセル表、PDF書類、デジタル写真、や音楽ファイルを見たり、聴いたりすることになる。データやりとりの多いビジネス利用には、結構重宝しそうだ。
無料で使えるデータ容量は1GB。それ以上は課金されるわけだが、メモリの不足しがちなモバイルPCには便利な補助機能になりそうだ。
気になったのは、メールアドレスの登録だけで、いとも簡単に使えたこと。パスワードの設定は要求されるが、こんなバリアなら、すぐに突破出来そうだ。クラウドコンピュータが一元的に管理する膨大な個人データのセキュリティがどうなっているのか。
個人のPCの中身が覗かれるリスクもありそうだし、集約された個人データは、悪意のハッカーが大喜びしそうな攻撃のターゲットだろう。Appleが公式に認めたAPPなのだから、個人情報の管理義務についての縛りはあるのだろうが、100%セキュアという訳でもない。結局、リスクは利用者側ということになるのだろう。
ここしばらくは試用期間。使い勝手の確認もしてみなければ。
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