① 2010.5.16 ここに1本の白梅(推定で白加賀)の木があり。
明治38(1905)年ころ、東旭川村立第一簡易教育所(現旭川市立旭川第一小学校)の校長が札幌から紅梅白梅の苗木を取り寄せて植えたということである。 ウメは一般的には札幌付近が北限といわれているそうだ。 紅梅(推定で豊後)は2000(H12)年に老齢により枯死したが、白梅は北限を越えて、100年を越えて、まだ花を咲かせている。 昭和41年、北限地帯に生育するものとしての標本的価値、樹齢、巨木なものとして上川地方では稀であることから、市文化財(天然記念物)として指定されたものである。
② 老木であり、防風雪用のフェンス、支え棒、幹に巻いた麻布(のようだ)など保護された姿が痛々しい・・。
③ 東方角のグランドフェンスの向こうに大雪山がくっきり。
④ 梅の木との位置関係はこんなだ。
⑤ 授業の邪魔をしないように16日(日)に行ったがまだ5分咲きぐらいだった。
⑥ 薄紅色がかった白梅のようで・・。 風情がある・・。
⑦ 咲いている白梅(白加賀らしい)の花を拡大。
⑧ 幹に巻いた布は包帯に見えて・・。 がしかし、まだ花はたくさんつけていて・・。
⑨ 今年も「うめまつり」が予定されているようで・・。 全校児童17人にだいじにされているウメの木のようです。
⑩ 梅の木の小学校として知られた旭川第一小学校、旭川市東旭川米原(通称ペーパン地区)です。
⑪ もう一度、北限地帯で100年以上生きて花咲かせている梅の木を見上げて「今年はさようなら、また来年・・。」
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⑫ 同じペーパン地区、「梅の木の小学校」の近くの「キタコブシの農家」。 今年の写真は大雪山もバッチリで・・。
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⑬ <追記> 今朝の北海道新聞旭川版に関連記事が・・・。
真っ白な大雪山に見守られて咲く白梅なんですね。
19日は、旭川で夏日を記録したんですね。
雨の降り続く富士より暑い。
大きな木ですね。大雪と梅と取り合わせがいいですね。
できるだけ長くこの花を見続けたいものですが・・。
この木はよく知られていて、見物人が奥地にもかかわらずたくさんあるようです。
白い大雪山と白いウメです♪
北限地帯のウメで、サクラと同時期に咲きます。
これより北にはウメはないはずです。
ウメは札幌の平岡に梅園があるのが最北の梅園のようです。
これは最北の梅の大樹のようです・・。
大雪山と見つめ合うウメの木です♪
ある郷土史家の研究でこの梅の木は、ここの開拓者の出身県の福島の、ある神社境内の梅の木を移植したものだということがわかった、ということが新聞掲載(5/20)されてました・・。