昨日(10月12日)第13回里山フェステバルは晴天に恵まれ、無事終了した。
雨天順延となり、来賓の方や、お客様にどう影響するのか不安だったが、ふたを開けると、来賓の方もほぼ全員来てくださり、お客様も順調にご来場し、子ども同士、親子で、そして家族で参加してくれた。
今年も花火が上がった。
結果的に過去最高の入場者になったのではないだろうか。
何より、お天気に恵まれたことが大きかったと思う。
来賓のお一人である赤荻教育長が「早い段階での 《順延》 の決断に、普段から自然と接している里山の皆さんならではの素早い判断に敬意を表したい。」とおしゃってくれたが、本当に今日で良かった。
来賓者の皆さん
ツリークライミング、釣り、木工クラフト、竹とんぼづくり、ネイチャーゲーム、どれをとっても大盛況で、会員は休む間もなかった。
昨年、ツリークライミングの体験をし損なった、川島地区から参加された親子は、早々と到着し、受付が始まるの待ちかねていた。
ツリークライミング始まる
「昇ったぞ~」
今年の特徴は、初めてお見掛けする方が多く、地元関城地区以外のお客様も多かった。また、市外からのお客様もかなり来場し、このフェスティバルの情報が静かに拡散している気配を感じた。
模擬店の方も、昨年よりさらに多く仕込んだつもりであるが、お昼にはほぼ完売してしまった。焼きそばが少し残ったと聞いている。
特にドラム缶ピザ担当の窯係の会員は汗だくになりながら、大車輪でピザを焼いていた。
魚釣り、竹とんぼづくり
ネイチャーゲーム
(須藤市長もご来場)
午後からは森のコンサートが予定通り、午後1:30から開演した。昨年から会場を森の中に移し、プロの演奏家を呼ぶようになった。
今年も、二胡の酒井和嘉子さんを中心に、酒井さんの音楽仲間のチェロの山崎明子さん、そして、地元のソプラノ歌手、大和田夕紀さんがご出演してくださった。
大和田夕紀さん 酒井和嘉子さん、山崎明子さん
最後に「ふるさとを合唱」
プロの演奏、歌声を聞きたいという方で午後の会場は埋まった。
昨年より、客席は大幅に増やしたが、初めて来場される方も多く、有難いことにこちらも大盛況であった。ケーブルテレビも収録に来場されており、来年は更に、観客数が増えるのではないだろうか。
ケーブルテレビも収録
酒井さんも、山崎さんも田舎的で温かい雰囲気の里山フェステバルの舞台をとても好意的に受け止め、「来年も是非参加したい」。と言ってくれた。大和田夕紀さんは会場にほど近いところにお住まいであるが、わたしたちの活動を陰ながら応援していただき、開演に先立ち、「皆さんに・・・」と手土産まで頂いた。
今回、いろいろな面で当会と密接な関係にある、西小学校の武井校長は公用でご出席できなかったが、前校長の北澤 正先生、前々校長の岡野 収先生もご来場いただき、私たちを激励してくださった。
今回で第13回目を迎える里山フェステバルであるが、回を重ねる毎に、それは変遷している。私たちも16年歳を重ね、60歳でこの活動に参加した会員は76歳になった。
当会の存在も活動の中身も多くの方に認知されるようになった。色々な媒体で情報は拡散し、実態以上に評価をされている場合も多い。
フェスティバルに来場してくださる方々が今後増えることはとても嬉しく、私たちも大いに望むところであるが、現在の会員数ではその対応に赤信号が灯り始めている。
会場への誘導から、イベントの企画、運営、模擬店の設営、運営、等、等。ほとんど全て、会員やその家族で対応してきたが、理事長として限界に近づいている責任を感じて居る。
今後来場される方や、ご出演者に満足の行く対応が出来るか、懸念している。
今回、子ども会の関城支部に共催をお願いしたが、更に私たちの活動の趣旨に同調していただける、個人や団体の応援をお願いしないと来場者の増加に対応できないのではないかとの不安がある。具体的な方策を真剣にみんなで協議したい。
個人的には、キャンプや、わんぱく自然塾に積極的に自分のお子さんを参加してくださっているお母さんたちに声をかけてもいいのではないかと思っている。
フェスティバルに限らず、当会の存続のためにも、私たちの活動を子供たちの目を通して知って、共感されている保護者に、出来る範囲でボランティアでお手伝い願いないものだろうか・・・
私(私たち)の思いは、この活動は今、そしてこれからの時代にとても必要な活動で、この灯を絶やしてはならないという思いである。
同じ思いを共有できる若い(と言っても40代、50代も若い部類です)会員がぜひとも欲しい。
子供は自然の中で友達と遊び、その中から人間として生きる上でとても重要な示唆を無意識の中で受ける気がする。春夏秋冬で変わる風景は
自然の中に居てより鮮明に心に残る。虫や動植物は自然の中に足を踏み入れないと、目にすることが少なくなってきている。
子供は群れて遊ぶことで、リーダーが生まれ、集団の中で、良くも悪くも自分の存在や、立ち位置を知ることになる。
遊ぶ場所は家から通える距離で、遊びに事欠かない自然が豊富な所なら更に理想的だ。
少子化で、家に帰っても友達がいない。兄弟がいない。そんな時、自然が豊富で子どもが(友達が)いっぱい集まり、大人が遠くで見守り、遊びを教える、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいたら、どんなにいいだろう。
学童保育が盛況な理由にこんな背景があると思う。
学童保育を里山で出来たら最高だと思う。雨の日は山小屋で、森の話や動植物の話をとても詳しいおじさん、おばさんに聞き、晴れたら森の中で自由に遊ぶ。シンプルだがとても理想的な方法だと思う。
話が逸れたが、理想を実現にするには時間と情熱とお金がかかる。そして、その情熱とその遺志を受け継ぎ、この活動を繋いで行く若い力が必要なのだ。
私は、必ず、私たちの活動を理解し、共感し、その思いを繋いでくれる方々が出現してくれると信じている。私も体力と情熱が続く限り、子供たちと接したい。
* 「この活動は今、そしてこれからの時代にとても必要な活動で、この火を絶やしてはならないという思いである。」同感です。特に現在の形態での継続が良いように思います!
この形態が凄く良いと思います。微力ながら定期作業など参加させて下さい。
とてもよかったですね。
おかげで絶好の里山日和。
ネイチャーゲームを担当しましたが,
お子さんたちの感性や歓声に感激しました。
私のわがままやお願いをいろいろ聞いていただき,
ありがとうございました。
おかげで,何とか準備や当日の運営をこなすことができました。
里山フェスティバルの深化・発展のため,他の団体との連携が広がるといいですね。会員の負担軽減にもなりますし…
ともかく,理事長さん,
お疲れさまでした。
ほっと一息ついてから,
植物観察会や西小祭りなど,
今後の秋の行事をがんばりましょう!
たった一日のイベントですが、ここに至るまでの様々な準備は、とても大変です。
改めて協同、連帯の意識、強さがないと出来ないなーと思いました。
今年もお天気に助けられて、過去最高の来場者になったのではないでしょうか。
これからこのイベントをどう発展させ、どう継続して行くか、みなさんのお知恵を拝借しながら、また会員以外の第三者からのアドバイスも大切にし、里山を守る会の独自性を発揮しながら進めたいですね。櫻井さん、倉持さんにも宜しくお伝えくださいね。
これからも行事が目白押しです。