私は自然農法に取り組み5年目になるが、梨畑は去年から完全無肥料にし、まったく草も刈らない。
今年の春はどんなことになるのかと心配と期待を混ぜ合わせながら春を待った。昨年より背丈の低い草が梨畑の表面を被い始めている。
どこから来たのかクローバーの一団、オオイヌノフグリの群生、タンポポなど昨年とは違った草花が生えている。これから一面こられの草花が表面を覆い、土は見えなくなる。ある時期になると次の草花が自分の出番とばかり芽を出してくる。
今ではなめるようにきれいな畑が不自然に見えて仕方が無い。ふわふわとした土の下に様々な生き物がいることを想像し、梨畑に足を踏み入れることが楽しくなる。
自然の摂理に気づいた時、人は幸せになれると何かの本に出ていたが、本当だと思う。
まだ始まったばかりの自然農法。本格的な勉強はこれからである。
昨年とは違う草花が多く見られる。
今年は天候不順で開花がそろわない。
一面の草畑
梨も喜ぶことでしょう。
牛を放してやりたいような…
やり方を変えるとき、
新しいやり方にトライするとき、
ものすごいエネルギーが必要で、
周囲の声も気になったりして、
私などは二の足を踏んでしまいますが、
理事長さん、すごいです。
そういえば、先日一人で里山を歩いたとき、
ふかふかの地面が心地よく、
悩みの種の外反母趾の痛みと足首のむくみが
その日は楽でした。
自然の持つ力かな?
土が出来上がるまでに要する期間はその土地によってまちまちです。草を生やし、肥毒を除去するところから始まります。
私の土地が蘇るまでどれくらいかかるかわかりませんが、とにかく実行あるのみです。