里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

野鳥観察会

2023-03-02 05:24:27 | Weblog

2月25日(土) 五郎助山野鳥観察会が、石井省三氏(前・日本野鳥の会茨城県会長)をお迎えし、小春日和の中、和やかに開催されました。

親子15名の応募があり、その他、会員も10名参加し、コロナの影響で3年ぶりの開催であったが、盛況に開催することが出来ました。

石井さんは2年前にご病気をされ、心配していましたが、奥様と元気にご来場くださり、安心しました。

小幡先生(現・霞ヶ浦環境科学センター勤務)が持参してくれた双眼鏡を参加者に配布し、その使い方から始まりました。

会員の淀繩さんが「五郎助山・トンボ池」で撮ったカワセミの写真も設置し、観察会の雰囲気も高まりました。

当日もカワセミがトンボ池に飛来し、淀繩さんの望遠カメラで生の「カワセミ」を見ることが出来ました。

石井さんより観察会の心得を伺い、早速出発です。 今回、野鳥に遭遇するチャンスは今までになく低調で、少し残念でした。近隣の山林がソーラーパネルに変貌したことにも一因があるのかもしれません。

 

それにしてもこの日は暖かで、絶好の観察会日和でした。

正午近く、観察隊が戻ってきました。終了後の「鳥あわせ」を行い、本日、遭遇した鳥、鳴き声を確認できた鳥を参加者で確認して行きます。

石井さんから「ノスリ」という鳥の名前の由来が披露されました。ノスリは獲物を求め、野を擦るように飛ぶ様子を捉え、「ノスリ」となった。ということでした。(な~るほど。)

また、淀繩さんからはカワセミの生態、土手に横穴を開けて卵を産むことなど、興味をそそるお話を聞くことが出来ました。

昼食は定番の「里山カレー」。ベテランシェフ(主婦)が作ったカレーは絶品でした。お替りの連続で、鍋は空になりました。

また、来年、開催する予定です。石井先生、どうかお元気で、また五郎助山でお会いしましょう。