里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

ご無沙汰しました。

2019-12-02 06:25:19 | Weblog

ブログ空白が長く続いてしまった。

様々な用件が山積し、肉体的にも精神的にも落ち込んでしまった。 

フェイスブックは簡単な文章と写真だけなので、最近はそちらでの報告が多くなった。

梨の剪定が始まったが、私は緒に就いたばかり。雨が続き、田んぼの一番耕運も進んでいない。 

現在進行中の選果場の合併についても紆余曲折があり、3団体の協議会は白紙となり、新たな体制で再スタートとなった。

今年から選果場の部会長となり、責任の重さが更に増した。

「里山を守る会」も来年で20年目を迎える。20周年の準備を進めながら、例年の行事を消化している。

あれもこれも思い通りにいかず、そのたびに心が折れ、落ち込む度合いが大きくなった。

しかし、ブログを書く気になったので、もう大丈夫。 吹っ切れました。

昨日は、不思議な縁で雨引山の雨引観音寺の環境整備に会員6名で行ってきました。

 雨引観音様 七五三の参拝客

このところの雨で作業日が2度も流れ、三度目の正直。

お天気に恵まれ、予想以上に作業もはかどり、期待に応えられたのではないだろうか。

しかし、終了までにあと3,4日はかかるだろう。 

驚いたのは猪による被害だ。境内のあちこちに猪の鼻で耕された後が残り、私たちが請け負った裏山の急斜面もあちこちにその痕跡があっ

た。雨引観音のスポークスマン(広報)である小川さんによると、一昨年ごろから猪の被害が顕著になり、補修してもまた掘り返されイタチ

ごっこになっていると嘆いていた。

イノシシがほじくった跡

雨引観音と取引のある当会の会員から、境内周辺の環境整備を担っていた方が高齢で次々に引退し、急斜面での伐採や、その後片付けに苦慮

しており、そうした作業が出来る方、団体をご存知ないかとの相談を受けたそうです。

そこで、当会に打診が・・・・と続きます。

役員3名で、雨引山に訪問し、広報の小川さん、ご住職の川田興聖氏ともお会いし、作業現場を下見した。

後日、請負条件を詰め、正式にお手伝いすることが決まり、そして先日の第一回作業日となったのであります。

雨引観音は真言宗豊山派でも特に格式の高いお寺さんで、総本山である奈良県・長谷寺の管主を2代にわたり勤められた由緒あるお寺さんで

ある。

私の家の菩提寺である歓喜院も同じ宗派で、ご住職は当会の賛助会員でもあり、ご住職の川田興聖氏とも親しい間柄と伺っていました。これ

も仏様のご縁かもしれない。

我が家も嫁さんの安産祈願、孫の七五三にも息子たち夫婦と参拝し、そのご利益を頂きました。

長くなりました。

作業状況については次稿で。