里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

大雨による洪水被害

2015-09-13 05:45:48 | Weblog

台風18号から変わった温帯低気圧の影響で50年に一度の規模と言われる記録的な大雨となった。鬼怒川沿いの地域では各所で堤防が決壊、氾濫し、常総市では特に甚大な被害が発生した。いまだ行方不明者も15名に及んでいる。

 大海原のような鬼怒川 

私の住んでいる筑西市でも鬼怒川沿線の下川島地区、船玉地区で床上、床下浸水が相当数発生した。

 床上まで浸水した船玉地区

会員、3名の方も被災され、被災後の後片付けに追わ

れている。9月11日、役員でお見舞いに伺い、そのまま後片付けのお手伝いに参加してくれた役員、会員に深く感謝している。

筑西市の鬼怒川の堤防もわずか数メートルで越水する場所も現れ、私も堤防まで数時間ごとに状況を見に行ったが、10日の午後には氾濫を覚悟したほどだった。遊水地を含めた河川はまるで大海原の様相で、濁流が立木、軽飛行機までも飲み込み、目の前を通り過ぎた。

 河川敷に保管されていた軽飛行機も目の前を流れていった。

10日午後、常総市の堤防決壊を期にみるみる水位が下がり始め、危険が去って行くのを感じた。一方で常総市の惨状は時間が経過するほどに広がり、かつて経験したことがないほど、甚大な被害に見舞われた。

 堤防、越水まで数メートルに迫る

常総市の犠牲で、上流の町が助かったとも言えます。(複雑な思いですが、当地の堤防が切れたら常総市と同じような惨状になっていたかもしれません。一刻も早い復興と、不明者の発見をお祈りします。)

改めて自然の猛威、怖さを感じた三日間でした。

 

コメント (1)
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