里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

わんぱく自然塾、若葉の中で開塾式。

2013-04-15 04:58:07 | Weblog

4月14日(日) 快晴

わんぱく自然塾第1期生の開塾式が午前9時から五郎助山の林の中でスタートした。

朝から、5月を思わせるようなさわやかな晴れ間となった。塾長の山崎さん(愛称・くまさん)が「俺は晴れ男だからお天気はだいじょうぶ。」

と言っていたがその通りになった。

 開塾式受付。

                 続々と到着。

この日のためのスタッフは10名。受付の準備を整え、ちびっ子塾生を待ち受けた。出足は早く、8:30分になると一組の家族が受付に到

着。

今日は初日なので、家族が一緒に参加する予定である。

心なしか親子共々緊張した様子。

今回、21名の応募があったが、内7名は関城地区以外の参加である。初めて五郎助山に来た家族も少なくないはずである。

子供はもちろん、親御さんも不安だろう。

そんな中、西小の児童と思われる子供たちは、自分たちの庭とばかりに、リラックスした様子でロープにぶら下がったり、落ちていたロープ

を縄跳び代わりにして遊んでいたのが対照的だった。

開会予定の9:00前には全ての塾生、家族が到着した。(塾生1名が、スポーツ少年団の試合と重なり、お母さんが代理出席)

大窪お姉さんの司会進行で式が始まった。山崎塾長から自然塾の目的・意義が挨拶の中で語られ、一人ひとりに、「入塾の証」が授与され

た。

スタッフの自己紹介、塾生の自己紹介が終わり、いよいよ、最初のイベント、記念植樹である。5本のコブシの苗を、塾生とスタッフで植え

た。

                      参加者の自己紹介

 

その後会員が育てたゲンジボタルを一人5匹づつ網でペットボトルにすくい、一斉にホタル川に放流した。

「バイバイ」と放流した幼虫に手を振る子が印象的だった。

 ホタル幼虫放流

          

この日、筑西ケーブルテレビも取材に訪れ、熱心に子供達の後を追いかけながら、汗だくでカメラを向けていた。

又、知人から今日のイベントを聞いたと、取手市からNPO法人「みどりと水の協会」、鬼頭理事長、御夫妻が見学に来られ、とても感心しな

がら見学され、私たちの活動に、深い理解と興味を示していただいた。

ホタル放流の後は、家族が一緒に若葉の里山を歩き、チェックポイントを見つけ、クイズに答えるオリエンテーリングのスタートである。

中学2年生の来訪時も活躍してくれた宮本さんの出番である。出発前に、地図の見方や、競技の詳しい説明があり、いよいよ21組全員が

同時に出発した。家族で協力しながらチェックポイントを探す姿はとてもほほえましい。

11:15分、それぞれの家族が戻ってきた。

設問に対しての答えあわせが始まる。競技もさることながら、この時間がとても大事で、答えは一定にあらず。

それぞれの思いが反映した答えがどんどん出てくる。他人の答えに「なるほど」と思うことがたくさんある。違った角度の答えに新たな感動

を見つけることが出来るのである。「みんなちがって、みんないい。」のこころだ。

11:50分全ての日程を終了し、山崎塾長より、次回の予定が発表された。6月9日(日)である。

終了後も、去りがたいのか多くの家族が里山の中で、しばしの時間を過ごしていた。

次回はいよいよ子供たちだけの参加である。私たちもちょっぴり心配であるが、子供達の順応性は高い。

楽しい自然塾となるよう、スタッフ全員、知恵を出し合おう。

コメント (3)
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