里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

里山フェステバル

2012-10-08 18:46:35 | Weblog

10月7日(日)里山フェステバルが予定通り開催された。

5時に起床したが昨夜からの雨は無情にも続いていた。すぐにテレビの天気予報を見る。筑西市は9時には曇りという表示。さらにお昼ごろには晴れ間も出るとの予報である。

9時にオープニングセレモニーなのでなんとかなるなと思った。しかし6時過ぎても雨はやまない。時々強い雨脚にもなった。実行委員長の山下さんに電話。すでに展示用のホタルの幼虫の準備に取り掛かっているという。やはり天気予報で9時には止むとの情報を信じていた。

相談の結果、「決行」との結論を出す。すぐに事務局長の日向野さんにその旨を伝える。続いて各理事、監事にFAXを送信。連絡網で各会員への連絡を頼む。

メールにて森のようちえんの役員に連絡。出演者にFAX。時刻は7:30を廻っていたが相変わらず雨は降り続いていた。

7:45分五郎助山に到着。すでに山下、谷貝、山崎のお三方が水はけの作業をしていた。8:00になると続々会員が終結。

しかし、雨は止まない。

テントの設営を行う。各自、持ち場の作業を黙々とこなしている。誰もが雨が止むことを信じているようだ。

オープンセレモニーまであと10分。 上野 怜教育長が来てくれた。しかし雨が止む気配は無い。

昨年の今頃はすでに子供たちが列を成して受付に並んでいたのに・・・・・

セレモニーを遅らせる事にした。教育長には申し訳ない。

4,5人の一団の子供たちが自転車で来るのが林の中から確認できた。ビニールのポンチョを着て、自転車を停めると迷わず釣り場に向かった。お客さん第1号である。

予定より遅れること1時間、10時にオープンセレモニーを始める。会員全員が集合した。来賓として上野教育長より御挨拶を頂いた。「雨もまた自然現象。里山らしく自然体でいい。」とのお言葉になぜがほっとする。

教育長はこのあともう一つの行事が行われている旧明野のイルブランテ向かうとの事。 お忙しいのに申し訳なく、本当にありがたかった。

焼きそば、ピザ、のコーナーも完成し、焼きそば第一号が会員の間で試食された。まずまずの味である。

レインコートを着た親子が何組か到着。竹とんぼ、木工クラフトの体験場も臨戦態勢に入った。木工クラフトは今回初めての試みである。

 全員集合(恨めしく外を眺める)

 受付風景

 森のようちえんの展示コーナー(初参加)

 

 (初めてコ-ナーを任された中里会員)

 (う~ん 止まないなー)

 それでも親子連れがネーチャーゲームに挑戦               

                                     ネーチャーゲーム(カムフラージュという種目)

 

今回始めての試みであった木工クラフトが子供たちの注目を集め、体験コーナー最大の人気を集めた。

 輪切りにした木片を磨き、好きな野鳥のシールを張り、オリジナルのペンダントを作る。      

結局、雨は午前中いっぱい降り続いた。しかし、午後に入るとついに止み、太陽も顔を見せ始めた。 

これで午後に予定されているコンサートは予定通り行うことが出来、出演者の皆様にも安心して演奏をしてもらえると胸をなでた。

                                                                              (つづく)