里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

間伐、落ち葉さらい、焼き芋

2012-02-06 05:19:10 | Weblog

2月2日(木) 西小5,6年生(110名)が里山体験(総合学習)の為9:15分に五郎助山に到着した。

いつもどおり、午前8:00には焼き芋の準備の為、会員は枯れ枝の山に火を熾していた。子供たちが到着する前にそれぞれの役割分担が決められる、今回は間伐担当、落ち葉掻き担当、焼き芋担当と3班に別れ、熱いお茶を飲みながら手順について打ち合わせをした。

9:00に各自持ち場に着き、子供たちの到着を待つ。9:10分、子供たちの青いジャージが木々の間から見えてきた。5,6年生になると低学年の児童のように、歩きながらのざわめきは聞こえてこない。

余裕というか、高学年の貫禄さえ感じる。(里山は知り尽くしているといった風情) 会員もいつもの集合場所に集まって来た。

顔なじみの子供たちが何人もいる。(名前は思い出せない)。代表の男子が大きな声で「よろしく、お願いします。」と言った。

こちらも大きな声で「よろしく、お願いします。」と返した。今日の予定、担当者を紹介し、5年生が間伐体験、6年生は4班に別れ、広大な面積の落ち葉掻きのお手伝いをしてもらう。帰校まで私たちの組んだプログラムで進行するのが定着している。(この間、先生方はほとんど口を挟まない。)

途中から英語の指導に来ているアメリカ人の青年も落ち葉掻きに加わった。この里山の感想を聞いた。(もちろん日本語で)「とてもすばらしいです。」と答えてくれ、熱心に熊手を振り回していた。

焼き芋が出来上がり、児童たちと一緒にほくほくしながら皮ごと食べた。

6年生は今日が小学生として最後の里山授業である。解散の時、焼き芋担当の日向野さんが「中学生になっても五郎助山に遊びに来てほしい。」と言った。全員で子供たちを見送り、静かになった里山に会員だけが残った。我に返り、焼き芋の残り火にこれでもかと水をかけ、、囲炉裏のある小屋に戻った。もう一度熱いお茶をすすり、今日の反省をし、12:00に解散をした。

次回は2月9日(木)4年生が里山に来る。