里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

こけし

2011-03-02 07:19:36 | Weblog

2月23日、高さ、約4メートル「こ け し」が五郎助山の入り口に設置された。このこけしは一昨年、炭窯を作る為招聘した福島県の高野善兵衛さんが寄贈してくれたこけしである。何でも昔(10年以上前とのこと)宮城県白石市で開かれた全国こけしサミットのとき、福島県で特注のろくろまで製作して作ったこけしだそうだ。当事日本一の高さと言うことだった。

炭窯作りを3日間泊り込みで指導をして頂、感謝会の後帰り際に、私に今度「こけしを持ってくるから」と言われた。私は当然手のひらに載るこけしを想像し、どうも有難うございます。と答えたことは記憶にあった。ところがその後、炭窯の様子を見に来てくれることになり、なんとダンプにその「こけし」を乗せてきたのだ。「えーっ」と絶句した。頭だけでも手を回せないほどのこけしなのだ。とても人の手では動かせるはずもなく、レッカーを手配してようやく降ろしたのだった。長い風雪に耐え、ところどころ色があせていたので、会員の谷貝さんにお願いし、作業場に移し、化粧直しをしていただき、やっとこの度、里山の入り口に建てることが出来たのだ。

今度、五郎助山に来た折には、是非ご覧ください。