コミュニティハウスでの茶道教室は、安全上、電気でお釜のお湯を沸かしていますので、炭点前が稽古できません。
お正月には、お棚も大棚で、床の間には結び柳と紅白の椿を飾り、茶碗は内側が金と銀の赤楽茶碗(島台)を用います。
そのような茶室のしつらえも見せたいし、蹲いの作法なども伝えたいと思い、私の家での茶道教室を提案したところ、みなさん喜んで来てくれることになりました。
1月23日(土)はさいわいに晴れて暖かい日になりました。
前日と当日の朝、茶室の準備をしてから、まず、自分の稽古に鎌倉まで出かけ、帰って急いで昼食をとった後、炭火を起こして炉に火を入れて釜を掛け、1時過ぎに湘南海岸公園駅まで皆さんを迎えに行きました。総勢10人です。
蹲いで手を浄めた後、席入り。いつもは床の間だけですが、今回は炉やお棚も拝見してもらいました。
それから炭台を使っての炭点前を見せました。
次に、島台で薄茶(本当は濃茶なのですが)点前を見せました。
菓子器は縁高を使いました。この扱いも初めてです。
その後、ママさん代表でNさん、子ども代表でYちゃん、お婆ちゃま代表でFさんが薄茶点前を稽古しました。基本が出来ているので予想外にみなさん良く出来ました。
終了したのは5時近くで、さすがに疲れましたが、充実した一日でした。
また、4月、桜の頃に、吊り釜と旅箪笥を用いた稽古を自宅で行いたいと思っています。
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