北海道の夜は短く3時半頃には明るくなりはじめます。4時には起きて温泉に行き、早朝散歩で再び十勝岳と白髭の滝を見に行きました。夕日と朝日の光の違いで風景が異なると期待した通りでした。
朝食もバイキングなので6時半の開店と同時に行って窓際のテーブルを確保。オレンジジュースに3種類のパン・ウインナソーセージ・ベーコン・目玉焼き・コロッケ・トウモロコシなど大地の恵みをたっぷり頂きました。
ホテルの前の広場には朱色と黄色のコーリンタンポポが咲いていました。このような何気ない風景にも癒されます。
バスは8時40分頃、富良野に向かって出発。9時40分頃ファーム富田に到着しました。
待望のラベンダー畑です。ラベンダー畑の向こうには十勝岳・美瑛岳・美瑛富士が連なります。
1時間ほど自由時間となったので、ラベンダー畑の中をゆっくり歩いて楽しみました。ラベンダーメロンソフトクリームを食べて寛ぎ、お茶の仲間へのお土産にラベンダーの入浴剤を求めました。夫は知人にファーム富田のメロンを送っていました。
10時50分に集合し、徒歩で7分ほどの臨時駅「ラベンダー畑駅」から、旭川と富良野を結んでいるローカルな電車・ノロッコ号に乗って20分ほど窓の外の風景を楽しみながら富良野に向かいました。
富良野駅で再びバスに乗り、新富良野プリンスホテルへ。最上階のレストランで昼食になりました。窓の外はスキー場のゲレンデでした。冬には多くのスキー客が訪れるのでしょう。エレベーターを挟んだ反対側のレストランからは十勝連峰と富良野が一望のもとでした。
この後ワゴン車に分乗し「風のガーデン」にむかいました。ドラマの撮影に使われたイングリッシュガーデンとのことです。
メインの観光はこれで終わり、バスで一路洞爺湖温泉に向かいました。富良野から夕張・千歳空港・苫小牧・白老・登別・室蘭・伊達を経由し洞爺湖まで実に257㌔の移動です。
しかし、夕張を経た後の長いトンネルの中で事故渋滞に巻き込まれてしまいました。トンネルの出口で乗用車同士の衝突事故があったようです。消防車・救急車・パトカーなどが片側1車線の右を追い越していきました。待つこと2時間余り、限界に達する頃ようやく動き出しました。
由仁のP.Aでトイレ休憩の後、若いドライバーが遅れを取り戻そうとバスを飛ばし、ガイドさんも夕闇迫る窓外の風景を一生懸命説明してくれました。写真は19時20分頃、右手に見えた風景・樽前山です。
8年前に山酔会で羊蹄山に登った後、支笏湖畔に泊まり、翌日登った樽前山を懐かしく眺めることができました。洞爺湖温泉には暗くなった19時45分頃到着。
洞爺湖温泉では毎日花火大会が行われているようで、バイキングの夕食を終わる頃、8時45分から花火が始まりましたが、外に出て見物するゆとりはなく、夕食会場の窓際で花火を眺めました。
アクシデントに遭いとても疲れましたが、天候に恵まれ、ラベンダー畑と十勝連峰の山並みを存分に楽しむことができた一日でした。
最終日9日は洞爺湖温泉駅から特急北斗6号に乗って函館に移動。朝市で海鮮丼を食べ、お土産を買って新函館北斗駅14時44分発の北海道新幹線・はやぶさ26号で帰路につき、帰宅は20時半頃でした。
北海道はやはり本州とは雰囲気が違いますね。
いつにも増して、素敵な旅を楽しめたようでよかったです。
コメントありがとうございます。
本当に素晴らしいのでいつかこの季節にbacさんたちも美瑛・富良野に行かれるといいですね。
お天気に恵まれ、何よりでした。
十勝連峰の眺めがすばらしいですね。
次回は登山にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
お久しぶりです。北海道はお世話になった大雪山山行以来でした。今回は「山並みはるか 第7集」にKさんが『夕焼けがきれいな日に紅く照らし出された十勝連峰のアーベントロートを見るとき上富良野に住んでいる幸せを一番感じる』と書いていらしたので期待していました。本当に素晴らしかったです。直接は存じ上げないけれどどうぞよろしくお伝えください。
北海道は大好きで新婚旅行で行ったのを初め、30代半ばに車で仙台からフェリーで苫小牧、その後襟裳岬や野付半島まで行き、帰りは函館から大間に渡り、恐山や花巻温泉に寄って帰ってきました。そんなに休みが取れなくなってからも往復は飛行機で利尻・礼文、また、レンタカーを借りて積丹半島、知床など何回か出かけました。行ったことが無かったのが美瑛・富良野だったのです。山酔会で北海道の山の計画があれば参加したいです。