韓国ドラマ・ガイド トンイ 後編 (教養・文化シリーズ) | |
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前回の記事は、こちらから。
トンイは、宮廷に戻りはしましたが、それが、何故監察内人の服装じゃないのか、事情を把握できないでいたようですね。王様の側近である内膳が間違えたとか、とにかく、狐につままれた感じでした。
でも、王様から直接、想いを告げられたわけで・・・。
この時の二人が、とっても初々しくて、微笑ましかったです。
王様は、トンイが、どう考えているか、誤解していないか・・・と、心配でした。だから、いつものように内膳に、どう説明すれば良いのか・・・と問いました。
そこで、内膳は言いました。
「殿下の胸にある想いを、そのまま告げれば良いかと・・・。」
で、王様は、その助言に従ったと言うわけです。
トンイが宮廷に戻った事、そして、それが、宮女の姿ではなく、尚宮の姿だった事に、周囲は騒然とします。
楽団の上司のアジョッシーたちや監察院の親しい尚宮達は、それを喜ばしい事だと感激しますが、当然、反発も大きいんです。
大臣達は、罪を犯して宮廷から逃げたトンイを、いくら王様の指示だとは言え、尚宮にするのはいかがなものか・・・と言いますし、監察院でも、対立していた尚宮やその下に従う同僚の宮女達も、同様。
彼らは、トンイの尚宮就任(?)を、阻止しようと、またもや動き始めました。
チョンスも、動揺した一人です。
前もって、ヨンギから王様の本意を聞いていたとはいえ、やはり、心配ですし・・・。
そこで、意を決して王様に直接トンイへの気持ちを聞きに行きました。
王様も、チョンスの想いには気が付いていたようですね。
「それは、兄としての問いなのか、それとも、男としての問いなのか。」
と、反対にチョンスに聞きました。
この時、チョンスは、“兄として”と答えるのです。
でも、その言い方が“トンイが望む自分の立場”・・・というものでした。
つまり、自分は男として聞きたいんだけど、トンイは、自分にそれを望んでいない…と言う事なんでしょう。
トンイは、王様から想いを告げられ、いずれは側室・・・という立場にあると気づきました。
でもね、やっぱり、自分の素性が“罪人の娘”と言う事が、素直に王様の気持ちを受け入れられない理由となっているのです。
それは、チョンスも感じていました。
だから、トンイに聞きました。
「では、王様と出会う前の自分に戻れるのか?」
トンイは、それに答える事が出来ませんでした。
そして、ある日、トンイの姿が宮廷から消えました。
必死になって探す王様。
そこに、チョンスからの連絡が入ります。
“今日は、亡くなった父と兄の命日です。崖に行ってる筈です”
どうすれば良いのか・・・と、父と兄に語りかけるトンイ。
そこに王様が現れるのです。
「二度と、お前がいない時間を耐えるような事をさせないでくれと言ったではないか。」
そして、トンイの想いを阻む理由を知りたいと言うのですが、またそれは思い直しました。
「言わなくてよい。ただ、傍に居てほしい。」
その言葉を聞いて、トンイも正直に言いました。
「私も、殿下の気持ちを受け入れたい。そうしても良いのですか?」
やっと、心を通わせられた二人です。
この後、王様は、政務についての講義を受けている間も、にやにや、ぼ~っ
これもまた、これまでの王様とは全然違う姿です。微笑ましい
こんなトンイを、どうにかして宮廷から追い出そうとチャン妃一派、南人達は画策し始めました。
彼女の入宮以前の事を調べ始めましたよ~
罪人の娘だと言う事がばれるのも、時間の問題かも
トンイは、慣れない尚宮としての生活に、一生懸命なじもうとしています。
監察院の仲の良い尚宮とかが、自分達がトンイの元で侍女として勤める…と申し出てくれて、ほっとしたようですね。
私も、少々安心しましたよ。
でもまぁ、本当に頼りになる尚宮ではないけどね・・・
そんな時、王様がトンイの気を紛らわせようと、楽団の例のでこぼこコンビを呼び出して、街中に繰り出しました。
以前のように、一緒にお酒を酌み交わし、トンイの気も晴れたようです。
ところが
その時、突然の暴風雨
宮廷に帰る事が出来ず、トンイと王様は町の小さな宿屋に避難。
「新しい建物が出来るまで待つと言っていたのに・・・。」
という内膳の言葉がちょいと笑わせてくれましたが
ぎこちない二人の姿が、またもや楽しい
お酒をこぼしたトンイが、おたおたと拭いてると、王様が突然ちゅっ
ちょっと現代劇風なシーンでした
チャン妃実母が、またもや悪だくみを・・・。
何やら薬を使ったのか、或いは病原菌を手に入れたのか判りませんが、トンイに仕える宮女を次々と伝染病にしてしまうんです。
そして、それは、世子に仕える宮女にも波及
で、思った通り、それは世子を狙ったトンイの策謀だという噂を流すんですよ。
トンイは、チャン妃に直接会いに行き、事実をきちんと調査したいと申し出ました。
なぜなら、トンイの居室や侍女たちを義禁府が取り調べ始めたからなんです。罪の無い侍女たちを救いたいと思ったんですね。
そして、自分の命をかけても良いのか・・・とチャン妃に言われたトンイ。命をかける・・・と言っちゃいました。
一方で、清の使節団がやってきました。世子を認めると言う知らせを持っていると皆期待しています。
でも、以前、それと引き換えに渡した例の国境警備の日誌が偽物だったわけで。
それは、いったいどーなったんでしょね。
それらの事情を知る、シム・ウンテクを殺そうとチャン妃兄は企んでましたが、それは、ヨンギとチョンスが危機一髪救いました。
この問題も、この先どーなるんでしょう。
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