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1話先行放送がありました。
本放送は1カ月ほど先ですので、少々間が空きます
禁婚令が出されました。
王家の妃が決まるまで、国中の年頃の娘の婚姻を禁じると言うお達しです。
その頃、世子嬪が亡くなっていました。
ところが、禁婚令は何年たっても更新されるだけで、一向に取り下げられません。
あっという間に7年も経ってしまいました。
つまり、世子嬪は7年経ってもまだ決まっていないと言う事です。
イェ・ソラン=パク・ジュヒョンさんは、占い師の祖父みたいなクェンイと暮らしています。
クェンイは霊感を生かして、相性占いなんぞをして稼いでいます。
ソランは特に霊感は持っていないようですが、この禁婚令下であっても密かに恋愛の仲立ちをして稼いでいます。ま、詐欺と言われても仕方がないわけです。
が、それは違法ですから、何度もソランはお縄になっては釈放され・・・の繰り返しです。
全く懲りてはいません。
何度目かの罪を償って牢から出て来たソランに、クェンイは定住しようと言いました。
これまでソランが稼いだお金をちゃんと貯めていてくれたのです。
ソランはそれを持って都に行こうと言いました。
都で店を持つのがソランの夢でした。
どうも、以前、都にいたことがあるようですね、2人とも。
世子だったイ・ホン=キム・ヨンデssiは、7年経った今は王となっていました。
未だに妃が決まらないので、人々は王をあれこれ噂しています。
王様付きの内官や尚宮の心配は膨らむばかり。
怪しい薬でその気にさせて、お色気で迫る女性を用意してみたりしますが、全く上手く行きません。
ホンが妃を迎えないのは、ただただ亡き世子嬪を忘れられないでいるからです。
ホンの気持ちを理解しているのは、友人であり義禁府の武官であるイ・シノン=キム・ウソクssiだけです。
シノンもまた、探し続けている人がいるようです。
想いを寄せる人を追い求めているからこそ、ホンの気持ちも理解出来ているようです。
ただ、臣下は一刻も早く妃を決めないと、国の行く末が心配だとホンに訴え続けています。
まぁ、そうでしょうねぇ。
ホンは、
「必ず今年中に王妃を選び禁婚令を取り下げよう。」
と、言うしかありませんでした。
ソランは都で『愛達堂』と言う茶店を開きました。
表向きは茶店ではありますが、中でこっそりとまた相性占いなんぞをしようと考えているようです。
ホンは亡き世子嬪ジャヨンを心から愛していました。
しかし、ジャヨンはホンに心を開かないまま、ある日突然自ら命を絶ってしまったのです。
ジャヨンは利発な女性だったようです。
世の中のことも、よく理解していたようで。
波風があるから海は淀まない。穏やかな池の水面下は腐りつつあるかも・・・とホンに話したことがありました。
「腐敗した権力は波風で覆さねばなりません。」
そして、万が一自分がホンから遠ざかったとしても、気に留めず、身を守ってほしいと。
ホンの事を心から心配しているようでした。
それから間もなく、ジャヨンは首を吊ったようですね。
娘たちが夜ごと姿を消し、明け方になって戻ってくることが多くなったと言う情報が義禁府に寄せられました。
シノンと部下が調べようとしていたところに、ホンが勝手に加わりましてね。
自分に関する噂の出所を調べるとか何とか言って。
娘たちが向かっていたのは、『愛達堂』。
占いが当たると評判になっていまして、なかなかの繁盛ぶりです。
ホンたちは愛達堂に忍び込み、ソランが違法に恋愛の斡旋なんぞをしているのを聞いちゃいました。
で、一斉に取り締まりを始めたわけです。
ソラン、必死に逃走。
が、途中で勢い余ってシノンの胸に飛び込んじゃった。
シノンは、ソランの顔を見て、ふと、探している女性を思い出しました。似てると思ったみたい。
もしかしたら、ソランこそがシノンの待ち人なのかもしれません。
必死に逃げたソランですが、ホンとシノンの2人に追いかけられたんじゃ、逃げ切れません。
捕まって牢に入れられてしまいました。
何とかして牢から出たいと考えたソランは、自分が“月下老人”・・・つまり、仲人だと芝居がった口調で言いました。
月下老人が憑依したように装ったのです。
しかしまぁ、その“月下老人”が言い放った言葉が、ホンやシノンの事情を言い当てたのが不思議。霊感は無いと言ってましたけどね。
「今年中に禁婚令は終わるであろう。ただし、王に憑りついた世子嬪の霊を祓わねば、新たに選ばれる妃の命は保証できぬ。」
敷き藁を口の周りに髭のようにくっつけて叫ぶソランの顔が本当に笑えました
ホンは、それを信じちゃった
ソランに直接話を聞くと言って、王宮に呼び寄せたのです。
ソランは一か八かで言いました。霊感があるように見せかけるしかありませんから。
「霊がおります。」
霊感と言うよりは、観察力に優れているので、顔色やちょっとした表情や仕草から、人の感情を読み取ることが出来るようですね、ソランは。
世子嬪の姿を見せろとホンに言われましたが、そんなの無理。
だから、憑依させることはできると言いましたよ。
ソランは必死に世子嬪を演じました。
まぁこれが本当に上手い。
ホンはすっかり本当だと信じ切り、世子嬪の姿まで目の前に現れた気がしました。
しかし、
「自分を手放してくれたら自分もこの世を去れます。」
と、ソランが言った事にショックを受けました。
再度牢に戻されたソラン。
シノンは、そんなソランが気になる様子です。
この時、ソランもシノンの名前を聞いて愕然としました。
なんと、ソランとシノンは婚約していたようです。
この時代、相手の顔も見ないまま婚約するのが普通のようですからね。「青春ウォルダム~」でも、ジェイとソンオンが同じ状況ですよね。
ただ、シノンは、婚約者の姿を見たことがあったようです。だから、ソランを見て似てると思ったのです。
シノンが待っているというのは、ソランの事のようですね。
だとしたら、どうしてソランは姿を消してしまったのでしょう。
ところで、世子嬪の住まいだった館では不気味な事が続いていました。
世子嬪の命日に、同じ場所に、女性の遺体が館に吊るされるという・・・。
前回の揀拓でも、最も有力な候補が死んだようです。
逆賊の仕業だろうと察してはいますが、誰も救えなかったことを、ホンは苦しみ続けているのです。
都承旨は、世子嬪の霊を慰めるために、ソランを傍に置くことを提案しました。
世話係・・・至密内人を装って、王宮に入れたらどうかと。世子嬪の霊を送るために・・・と。
ホンはその提案を飲みました。
そして、シノンにソランの警護を命じました。危険な王宮だからと。
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