まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』26話まで

2020-12-03 15:53:01 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

大臣を殺してしまったことで、光海君はいっそう恐怖を感じるようになりました。

それは自分の失脚、自分の命を狙う者の存在は勿論、簡単に人を殺してしまった自分自身、抑える事のできない感情を持っている自分に対してと言う事もあったんじゃないでしょうか。

そして全てチョン・ユンジョが息子を助けてしまったからだと責任転嫁しようとしました。

でも、ユンジョは自分がどんな選択をしたかに関わらず、王の責任だと言ったのです。

光海君は激高し、ユンジョに焼き印を押しあてました。

叫び声を聞いたノクドゥが駆け込んできて、それを止めました。

「私が申し上げたじゃないですか。こうすればさらに悪い噂が広がります。」

光海君はふらふらと出て行きました。

 

ノクドゥは、泣きながらユンジョの火傷の手当てをしました。

「己がしたことを後悔させてやる。」

ノクドゥが呟きました。復讐する決意をしたのです、光海君に。

ユンジョは必死に止めました。お前の本当の父親だぞ・・・と。

「だからこそです。許せないんだ。父親だから。」

ノクドゥの表情が能面のようです。

 

光海君は、自分の行動を見て、ノクドゥが幻滅しないか、不安があったようです。

何故他の者のように私に失望しない?とノクドゥに聞きました。

「私は王様のおそばを離れません。」

光海君はその言葉に満足そうな笑みを浮かべました。ノクドゥの見えない方の頬に涙が光ってる気がしたんですが・・・。

 

そこに、ユルムが。

まだ息子を探し出せていないことを、光海君が責めました。

そして、今後はノクドゥが手を貸すと言いました。

ノクドゥは目の前で実の父に言われてしまいました。捕まえろ、無理なら殺せと。

ショックですわな・・・。

ノクドゥはたまらなくなって光海君に聞きました。何故息子を捕まえようとするのかと。

「王になる運命の子だ。その子がいる限り余は王として死ねぬそうだ。」

そんなことが理由なのか・・・とノクドゥはさらにショックを受けました。

「余には十二分すぎる理由だ。」

と、光海君は言いました。

よく涙がこぼれなかったよね・・・ノクドゥや。

 

ノクドゥ、ユルムと手を組む決心をしました。

そう決心したものの、気持ちが晴れることはありません。さらに鬱々としてしまいました。

一人でお酒を飲んで、家に向かうと、そこにはドンジュがいました。

ほっとして泣き出しそうな表情になりました。

 

ユルムと手を組む決心した時、ドンジュとは別れようと考えました。

それを、お酒の力を借りてドンジュに告げようと思ったのです。

でも、本心は、反対でした。身勝手だと分かっているけど、傍に居てほしいのです。

「俺が何をしても、俺がどんな悪い奴でも、傍に居てほしい。」

ドンジュは泣き出しました。

ドンジュもまた、混乱していました。

好きになってはいけない相手なのに、復讐しようとずっと決めて来たのに・・・。

「止めましょう、私たち。そうすべきよ。」

ドンジュが言いました。

突然の別れの言葉に、ノクドゥは驚き戸惑い、理由が分かりません。

何故?理由は?とノクドゥ。

「何が起きようと、私が何をしようと、あなたは悪くない。全て私のせいよ、だから・・・。」

ごめん・・・と、ドンジュは背を向けました。

 

ノクドゥは追いかけました。

理由を知らないと・・・と。お前まで失いたくない・・・と、抱きしめました。

「何一つ力になれない。私の傍に居たら、傷つくだけよ。あなたを傷つけたくない。だから、去らせて。」

2人とも、涙が止まりません。

 

ドンジュは王妃がお寺にいく日、王宮を出ました。

使用人夫婦に持ってるお金を全て渡しました。

夫婦は必死に止めました。

でも、ドンジュは聞く耳を持ちません。

 

ユルムは仲間にノクドゥが王の息子だと紹介しました。

計画に加わると。

ノクドゥは功臣録に署名しました。

でも、ユルムはノクドゥを信じてはいません。利用しようと考えているのです。

ノクドゥに光海君を確保させ、殺させ、その隙に王印を奪い、実権を握ろうと言う魂胆のようですね。美味しいとこどりってこと

その後、ノクドゥも、親を殺したという口実で始末してしまおうと考えています。

 

ノクドゥは、先日まで勤務していた捕盗庁の役人に、王妃にノリゲを返してほしいと頼みました。王宮内で拾ったと言いました。

「王妃様を頼みます。」

と、ノクドゥが言いました。

その言葉に、役人は少し不思議な感じを抱いたようです。

 

その時、ドンジュの実家の使用人の夫が2人の前に現れました。

なんと、ドンジュの企てを通報しに来たのです。

おいおい

あれほどドンジュを心配していたように見えたのに、何故

ドンジュの正体がばれたら、自分が生存者は一人もいないと証言したことが、偽証とされて罪に問われるのを恐れてのようです。

使用人の話を聞いて、ノクドゥはすぐにそれがドンジュの事だと気付きました。

宿を知っていると言うので、案内させました。

役人には、王に知らせろと命じて、ノクドゥ一人で向かいました。

 

でもね、到着した時、ドンジュは出かけていて・・・。

すれ違ってしまうんですよ。

で、ドンジュが宿に戻ったところに、捕盗庁の役人がやってきてしまったんです。

ドンジュは外の話し声を聞いて、危険を察知。逃げだしました。

 

役人とノクドゥが、ドンジュを追います。

必死に逃げるドンジュを見つけたのは、ノクドゥ。

背後の足音を聞いてドンジュは矢を番えて振りむきました。

立っていたのは、ノクドゥ。

お互いの事情の全てを知りました。

 

涙をためて見つめ合う二人。

でも、こぼれ落ちました。

「早く行け。」

ノクドゥがドンジュに言いました。

ドンジュ、振り向き振り向きしながら、駆けて行きました。

泣けた~っ


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『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』25話まで

2020-12-03 11:08:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

しばらく辛い展開になりそうです。じんわり泣けて来ます。

 

ドンジュとノクドゥ、どちらも苦しんでいる理由を話しませんでした。

何かあったのか?とノクドゥに聞かれたドンジュは、ただ疲れただけだと言いました。

ノクドゥは、俺も同じだ・・・と仕事のせいにしました。

 

ノクドゥが仇の息子だと聞いても、ドンジュは想いをすぐに捨てることは出来ませんでした。

海に行くのは次にしよう・・・と優しくノクドゥの頭を抱き寄せました。

 

ユルムは功臣録を盗んだのはノクドゥだと確信していました。おそらくムウォル団が手を貸したんだろうと。

ノクドゥが地下牢に行って、光海君に何も話さず出て来たと言う事も知っていました。

ユルムは自分と手を組めとノクドゥに言いました。

そうすれば、ユルムは企てが露見しないで済むし、ノクドゥは身近な者を守ることができるし父親に復讐できる・・・と。

でも、この時点では、まだそんな気にはなれないノクドゥでした。

 

ノクドゥは光海君に呼ばれ、矢場に行きました。

人払いをした光海君がノクドゥに話があったのかと問いました。地下牢に来たと家臣から報告を受けていたのです。

ノクドゥは、チョン・ユンジョについての報告があったと誤魔化しました。

そして、話を聞いたのかと問われ、認めました。淡々と・・・。

聞き流しました・・・とノクドゥ。

「私の心に残ったのは、王様の秘め事ではなく、王様の寂しさです。」

険しい顔になったいた光海君、その言葉を聞いてほっとし、嬉しそうな表情になりました。ノクドゥを信頼できると改めて感じたようです。

昔、チョン・ユンジョもそうだった・・・と。偽善だったが・・・と言いました。

射てみるかと弓を渡されたノクドゥ、思わず矢を光海君の背に向けました。

「そなたを兼司僕に任ずる。」

と、光海君が言いました。兼司僕とは、王の傍近くに仕え、警護する役目だそうです。

一番信頼している者だと言えましょうね。

変わらぬ忠誠心で余を守り続けられるか?と光海君。

ノクドゥは矢を的に放ち、矢は的の中心に命中しました。

「有難きお言葉です。謹んで承ります。」

涙をこぼしながら、それを見られないよう、深く頭を下げました。

光海君は満足そうでした。

辛いよね・・・ノクドゥ。

 

後日、ドンジュはノクドゥが王近くに仕える兼司僕になったと知り、運命の皮肉を感じたでしょうね。

長い間、復讐だけを考えて生きて来たドンジュ。

ノクドゥへの想いを貫きたいという気持ちが強いのでしょうが、生きる目的としてきた復讐をここで止めて良いのか、それでは死んだ者たちに申し訳ないと思う気持ちもあって・・・。

悩んでいます。

 

ノクドゥは町に貼り紙をして、20年前の一件を世に知らしめました。

王は我が子を殺そうとしたという内容です。しかし、その子は生きていると。

そうやって光海君を地下牢に近づけなくさせ、その間にチョン・ユンジョを救い出そうと考えたのです。

 

噂はあっという間に世間に広まりました。

取り締まれと光海君が激怒するのを、ノクドゥは押さえました。

噂などすぐ消えるから、静観しておくべきだと。地下牢にも近づかない様にした方が良いと。自分が見張るからと。

 

ノクドゥはチョン・ユンジョに会いに行きました。

何故俺を生かした?とノクドゥは聞きました。

そのせいで、こんな苦労をしているのに・・・と。

「人として当然のことをしたまでだ。再びあの時に戻っても、お前を助ける。」

ノクドゥは、必ず助けるからと、頭を下げました。

 

鬱々とするノクドゥは、ドンジュの顔を見に行きました。

気分を察したドンジュは、出かけようと誘いました。海は遠すぎるから、川に。

少しだけ悩みを忘れることが出来ました。

寡婦村に女装してきたノクドゥをからかったドンジュ。

自分が何者か知りたかったから、行った・・・とノクドゥ。

そして、今は全てわかったと。

「だから、全てを正す。父さんを守りたいから。」

ドンジュはこの“父さん”と言うのを、光海君の事だと思ったようです。つないでいた手をそっと離しましたから。

おそらく、それはチョン・ユンジョと光海君、2人を指しているんじゃないかと、あたしゃ思いましたけどね。

 

当時、朝鮮は日本の朝鮮出兵を終えた直後で、その戦争において明の援軍を求めていたことで明との関係はややこしくなっていたようです。

明が後金との戦に援軍を要請してきたのです。

大臣たちは、先の恩があるから、援軍を送るべきだと主張。

でも、光海君はまだ疲弊している民を他国の戦いに送るのは無理だと言いました。

主張は対立しました。

一人の大臣が、光海君を激しく非難。噂を口走ったもんだから、光海君は一気に感情的になり、控えていたノクドゥの剣を抜き、その大臣をその場で斬ってしまったのです。

ノクドゥはそれを全て目撃。

失望する気持ちは増す一方でした。

 

一方、尚宮の使いに出ていたドンジュは、あの使用人夫婦に出会いました。

夫婦は王がまだあの一件について自分たちを取り調べたことで、不安に感じていました。

ドンジュが王宮で働いているのを知って、それはいっそう募りました。

だから、誰も知らない遠くに逃げろと、忠告したのです。

先日は、覚えていないと言っていたけど、本当はドンジュの両親のお墓を、ちゃんと覚えていました。人目につかない場所に葬っていたのです。

両親の墓を目の前にしたドンジュは、やはり復讐を止めるわけにはいかないと感じたようです。

王宮に戻ったドンジュが見たのは、光海君が斬り殺した大臣の遺体に縋る息子の姿。

抗議する息子を、光海君から遠ざけ、光海君を支えていたのは、ノクドゥでした。

愕然としました。

ノクドゥとは生きる道が違うと感じたかもしれません。


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