まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『浪漫ドクターキム・サブ』22話まで

2020-09-06 16:39:25 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

キム・サブはシン会長の手術を行う決心をしました。

成功させるためには、かかる時間を出来る限り短くすることで体への負担を軽減させるべきだと考えました。

ドンジュの担当部分の時間を短縮できるか?と聞きました。

無理だとドンジュは言いました。

第一、ドンジュは手術をすること自体が無理だと考えているのです。

失敗する可能性が高いわけですし、失敗したら責任を取らされるのは確実だし、成功しても失敗しても非難されるケースだとオ看護師長やナム麻酔医も言いました。

キム・サブにとって良いことは一つもないと。

失敗しなければいいだろ・・・と、キム・サブが言いました。

 

ドンジュは反対、オ看護師長とナム麻酔医は保留。

ソジョンが賛成だと言うと、キム・サブは子供のような笑顔を見せ、喜びました。

も~ハン・ソッキュssi、可愛いったらありゃしない

 

インボムは苛立っていました。

ちょっとしたことで機嫌を悪くし、他人に当たりました。

それをまともに受けていたのが、ヨナ。助手を勝手にドンジュと代わった事が発端でしょうね。

パク看護師はその様子が気になっていました。

 

ドンジュは、なぜそこまでキム・サブを信頼するんだ?とソジョンに聞きました。

「尊敬かな。」

と、ソジョン。

キム・サブがすると決めたのは、何らかの方法を見つけたからに違いないとソジョンは言いました。時間を短縮できるかもしれないと。

でも、ドンジュは不可能だと言いました。そして失敗した場合、キム・サブは勿論、関わったスタッフ、トルダム病院すら存続が危うくなるかもしれないと。

ト院長はそういう人間だとドンジュは感じていました。まぁね、これまでの経緯を考えるとそう思うよね。

「ミスや問題が発生したとしても、私は手術メンバーに加わりたいの。もしかしたら、一生経験できない手術かもしれないのよ。そのうえ、執刀はキム・サブなのよ。そんなのは、めったに見られない。」

と、ソジョンは言いました。危険を冒す価値はある・・・と。

これを、ト・インボムが聞いていました。

 

インボムはすぐに父に報告。

ト院長は信じられない思いだったようです。で、ヒョンジョンに言いました。

「手術する事事態が無意味な事だと思います。シン会長が高齢で末期の肺がんでもある状況を考えると、長時間の手術に耐えられるとは思えません。」

良い考えがあります・・・と。

まぁ、次から次へと卑怯な手を思いつくもんだわ。

 

手術をすることは認めたうえで、条件を出して来ました。

スタッフを全員コサン大学病院の者にするということです。

おいおい、何をバカなことを・・・ですよ。

これは、ト院長の意見ではなく、ヒョンジョンの要望だと言いましたよ。シン会長の家族であるヒョンジョンの意見だとすると、無下に拒否することは出来ません。

 

ト院長は、トルダム病院のスタッフを散々にけなしました。

ナム麻酔医に関しては、現在訴訟中なのに、担当させられないと来たよ。どうも患者が亡くなったようです。

ムカつくばかりです。

と言うか、敢えて怒らせるように言ったのかもしれません。

キム・サブなら、この条件を断るに違いないと踏んで、本来の条件を持ち出しましたよ。

「スタッフを交代しないのなら、ライブ手術をしろ。」

どちらかを選べ・・・とね。本部の胸部外科全員で見守る・・・と。

 

スタッフ全員で話し合いました。

オ看護師長は激怒。拒否すべきだと。

ナム麻酔医はスタッフを代えろと言いました。備えが必要と言うのは正論だと。自分は訴訟中だから、万が一失敗した時には、キム・サブの足かせになるから・・・と。

皆が鬱々と言葉に詰まってしまいました。

その時、ドンジュが立ちあがり、計画を書いたボードを書き直しました。自分の担当個所で5分短縮してみせると。

 

「お前以外の誰を信用しろと言うんだ。知らない奴が入ってきたら集中できない。そうなれば手術時間を削れない。」

と、キム・サブはナム麻酔医に言いました。そして、オ看護師長にも言いました。

「この国で俺の速度に合わせられるのはあなただけだ。」

このスタッフだからこそ、この時間を計算できるんだ・・・と。

オ看護師長とナム麻酔医の気持ちも固まりました。

 

予想通りになったとほくそ笑むト院長。

あとは永久に追放するだけだと言っていますよ

何なの

ヒョンジョン、それでいいの

 

シン会長は、キム・サブに謝りました。娘が面倒なことを申し出てしまって・・・と。

「ありがとう、キム・サブ。」

そう言って、シン会長はキム・サブの手を握りました。

キム・サブは気になっていることがありました。シン会長がここまで自分を信用する理由も含めて、何か隠してる事がありそうで。

カジノの支配人は、手術後直接会長から聞いてください・・・と言うだけでした。

 

手術の準備にいっそう熱が入って来ました。

それぞれが自分の担当部署で精一杯の準備をしました。

 

そんなスタッフの様子を、ト・インボムはじっと見つめていました。

寂しそうに見えます。

仲間外れになってしまったような感じです。

 

ドンジュはキム・サブを見つめるインボムを見て、2人の間に何かあったと察しました。

会議にも出ないし、そのことでキム・サブも何も言いませんでしたから。

勿論、インボムに聞いても答えてくれるはずはありません。

面倒な事には関わりたくないんだと言うインボム。

ドンジュは、今、インボムが必要だと言いました。手術時間を短縮させようとしているが、インボムが入ってくれたら、もっと短縮できると思ってる・・・と。

「こんな手術は二度と見られないかもしれないぞ。参加しただけで凄い経歴になるぞ。成功すればなおさらだ。」

インボム・・・すぐにはYESと言えませんでした。本当は嬉しかったでしょうに。

一旦行きかけて、すぐに戻って来ました。

OKです

ちょっと微笑んだインボム。これで彼の心の壁が少しでも壊れたら良いんですけどね。

 

ドンジュは、これをすぐにキム・サブに報告しました。

2人なら短縮も可能だ・・・と。

 

ト院長が、怪しげな人物と接触しています。

オ記者と呼んでいますが・・・。

今回の一件に協力させるつもりのようです。

 

ところで、ソジョンとドンジュですが。2人が付き合っているのは、まだ内緒です。

でも、隠せてると思っているのは当人たちだけで、チャン・ギテやオ看護師長、ナム麻酔医たちは気づいています。

 

キム・サブが仕事を終えるのを、ト・インボムが待っていました。

「手術に参加するのは、父のためではありません。時間を短縮するのに必要だと言われて。誤解しないでください。」

「20分だ。20分以内に終わらせられなかった場合、お前の手首を切り落とす。いいな。」

一瞬、本心かとインボムは思ったようです。

キム・サブの気持ち、分かったかな?


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『浪漫ドクターキム・サブ』21話まで

2020-09-06 15:19:36 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

まぁ、想定内の出来事でしたね。

ドンジュは万が一のために、ヨナに助手を代わってもらいました。

インボムは、その時点で嫌な気分になりました。ヨナが自分ではなくドンジュの指示に従ったわけですからね。

で、いざ手術を始めてみると、ト・インボムとソン外科長が主張したのが間違いで、ドンジュの見立てが合っていたのですから。

手術が始まった後になって、ヨナはキム・サブに患者の検査結果を診てもらいました。それは、ドンジュから頼まれていたのです。

キム・サブは誤診だと判断しました。

すぐにソン外科長に抗議に行きました。

 

根拠のない強気を見せたソン外科長ですが、手術室のト・インボムからヘルプの連絡が入ったことでおたおた・・・。

おまけに、全てをインボムのせいにしようとしましたよ。責めるキム・サブに、必死に言い訳しまくるばかり。

もうねぇ、ト院長といい、ソン外科長と言い、医師として最低だね。

プライドと虚栄心、そして保身しか頭に無いんですもんね。患者の事なんてこれっぽっちも考えて無さそう。

 

誤診だと分かった途端、動揺しまくったインボム。

頼みの綱だと思ったソン外科長も、全く頼りにならず。この不始末をまたもキム・サブに知られてしまったわけで・・・。

ミスだと分かった後始末的な手術に入りたくないソン外科長。

でも、キム・サブになじられ、渋々手術室に入りました。

で、何とか上手く収拾できたと思った途端、大出血が

おろおろするばかりのソン外科長に、ドンジュが助け舟を出しました。自分が代わる・・・と。

こうなったら、また何かあったら全ての責任はドンジュが取るのなら・・・なんて言うんですよ、ソン外科長は

あーっムカつくばっかり

 

でもね、ドンジュは見事状態を立て直し、手術を無事に終わらせたのです。

その腕前に、オ看護師長たちスタッフも、そしてインボムやソン外科長も驚きました。

まるで、キム・サブを見ているようでしたから。

手術室の外で、いつでも代われるように待機していたキム・サブも、ドンジュの手際を見て、ほっとしました。思わず微笑みました。満足したのです。

成長を認めたようです。そのままドンジュに任せようと、手術室に入ることはありませんでした。

 

ドンジュは常にキム・サブに近づこうと努力、練習を重ねていました。

その成果が表れたということです。

 

手術が終わって不機嫌そうに出て行ったインボムを、ドンジュが呼び止めました。

嘘をつき続ける気かと。

動画でシミュレーションしていたと言い訳のように言うインボム。

「動画と実践を一緒にするな

と、ドンジュ。

でも、インボムも一歩も引きません。動画でシミュレーションするのは、多くのケースを学ぶためだと言い張るんです。

2人の意見が合う筈はありません。

結局、取っ組み合いの喧嘩になってしまいましたよ。

 

喧嘩の理由は何だ?とキム・サブが二人に聞きました。

「手術を邪魔されたからです。」

と、インボム。

「言う事はありません。」

と、ドンジュ。インボムの言い様に、ふっと呆れたようにため息を漏らしました。

キム・サブはドンジュを下がらせ、インボム一人と話をしました。

 

ドンジュとは元々仲が悪かったので、手術を横取りされて腹が立ったんだとインボム。

「本音を言いたくないのか。それとも本音の話し方が分からないのか?」

と、キム・サブ。

そして、もう下がれと言いました。

インボム、そんな風に言われたことは無かったのでしょう、どういう意味なのか、分からなかったようです。

シン会長の手術はおそらく中止になるだろう、末期の肺がんだ・・・と突然キム・サブが言いました。

「父親にそう伝えろ。そのためにここにいるんだろ?手術のメンバーに加わりたいのもそのためだろう?」

インボムは何も言えませんでした。全て見抜かれていたことが恥ずかしかったでしょう。

キム・サブはやはりインボムが最初にした腹腔鏡の手術の腕前を認めていたのです。父親のコネを利用したわけではなく、ただ患者を助けようとしての事だったと。そして、実力があることも認めていました。

インボムは自分の力で世の中のいろんなことにぶつかりながら人生を切り開いていく人間だと思ったのです。

「だから、引っ張ったのに・・・。俺の考えは間違っていたようだ。」

 

「父親にシン会長の手術は中止だと報告しろ。お前もトルダム病院から出て行くんだ。」

キム・サブにそう言われ、インボムは泣き出しそうな表情になりました。

自分に腹が立っていただろうし、分かっていたのに黙っていたキム・サブにも腹が立っただろうし、勿論、ドンジュにも腹が立っていたでしょう。

誰も自分の苦しみを分かってくれないと思えたでしょうね。

実際、報告した父に、そろそろ戻って良いかと聞くと、

「事態が確定するまでそこにいろ。文句は言うな。」

と、あっさり言われてしまいましたからね。どちらにも寄れません。

 

インボムに話したように、シン会長の手術は大きな問題にぶつかっていました。

ヒョンジョンは、キム・サブがコサン大学病院に復帰したいがために、この手術をしようとしていると考えていました。ト院長からもそう言われていたでしょうし。

でもね、キム・サブから、手術は無理かもしれないと言われた時、ちょっとその読みが間違っているかもしれないと感じたかも。

感じててよ・・・と言いたい。

 

シン会長は末期の肺がんでした。手の施しようが無く、余命は3か月ほどだと思われました。

既にキム・サブはシン会長本人にはそれを伝えていました。

流石にショックを受けたシン会長。

でも、あっさり心臓の手術を止める気にはならなかったようです。

キム・サブも迷っていました。

 

キム・サブは手術の執刀メンバーを集めて言いました。

シン会長が末期の肺がんだと話しました。

心臓の手術を行ったら、シン会長の体は持たないだろうと言いました

だから・・・と中止を言いかけた時、シン会長がやって来たのです。

「私たちの計画通りに進もう。予定通り、人工心臓の手術をしよう。」

 

何の手も打たずに死ぬのを待つのか?それは私の生き方ではない・・・とシン会長。

いろんな危険を承知の上で、意味のある人生を生きて死を迎えたいと言うのです。

 

その頃、ト院長はヒョンジョンに会いに行っていました。

シン会長を見限ったようです。

そろそろヒョンジョンが理事長になってはどうかと言ったのです。

「不謹慎よ。父はまだ生きているわ。手術を受けるそうよ。」

プ・ヨンジュらしい・・・とヒョンジョン。

「不可能な手術に挑戦して喜びを感じる人よ。引き受ける可能性が高いわね。」

「そうなれば、自分で自分を追い込むようなものです。」

と、ト院長。ほくそ笑む感じです


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