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キム・サブはシン会長の手術を行う決心をしました。
成功させるためには、かかる時間を出来る限り短くすることで体への負担を軽減させるべきだと考えました。
ドンジュの担当部分の時間を短縮できるか?と聞きました。
無理だとドンジュは言いました。
第一、ドンジュは手術をすること自体が無理だと考えているのです。
失敗する可能性が高いわけですし、失敗したら責任を取らされるのは確実だし、成功しても失敗しても非難されるケースだとオ看護師長やナム麻酔医も言いました。
キム・サブにとって良いことは一つもないと。
失敗しなければいいだろ・・・と、キム・サブが言いました。
ドンジュは反対、オ看護師長とナム麻酔医は保留。
ソジョンが賛成だと言うと、キム・サブは子供のような笑顔を見せ、喜びました。
も~ハン・ソッキュssi、可愛いったらありゃしない
インボムは苛立っていました。
ちょっとしたことで機嫌を悪くし、他人に当たりました。
それをまともに受けていたのが、ヨナ。助手を勝手にドンジュと代わった事が発端でしょうね。
パク看護師はその様子が気になっていました。
ドンジュは、なぜそこまでキム・サブを信頼するんだ?とソジョンに聞きました。
「尊敬かな。」
と、ソジョン。
キム・サブがすると決めたのは、何らかの方法を見つけたからに違いないとソジョンは言いました。時間を短縮できるかもしれないと。
でも、ドンジュは不可能だと言いました。そして失敗した場合、キム・サブは勿論、関わったスタッフ、トルダム病院すら存続が危うくなるかもしれないと。
ト院長はそういう人間だとドンジュは感じていました。まぁね、これまでの経緯を考えるとそう思うよね。
「ミスや問題が発生したとしても、私は手術メンバーに加わりたいの。もしかしたら、一生経験できない手術かもしれないのよ。そのうえ、執刀はキム・サブなのよ。そんなのは、めったに見られない。」
と、ソジョンは言いました。危険を冒す価値はある・・・と。
これを、ト・インボムが聞いていました。
インボムはすぐに父に報告。
ト院長は信じられない思いだったようです。で、ヒョンジョンに言いました。
「手術する事事態が無意味な事だと思います。シン会長が高齢で末期の肺がんでもある状況を考えると、長時間の手術に耐えられるとは思えません。」
良い考えがあります・・・と。
まぁ、次から次へと卑怯な手を思いつくもんだわ。
手術をすることは認めたうえで、条件を出して来ました。
スタッフを全員コサン大学病院の者にするということです。
おいおい、何をバカなことを・・・ですよ。
これは、ト院長の意見ではなく、ヒョンジョンの要望だと言いましたよ。シン会長の家族であるヒョンジョンの意見だとすると、無下に拒否することは出来ません。
ト院長は、トルダム病院のスタッフを散々にけなしました。
ナム麻酔医に関しては、現在訴訟中なのに、担当させられないと来たよ。どうも患者が亡くなったようです。
ムカつくばかりです。
と言うか、敢えて怒らせるように言ったのかもしれません。
キム・サブなら、この条件を断るに違いないと踏んで、本来の条件を持ち出しましたよ。
「スタッフを交代しないのなら、ライブ手術をしろ。」
どちらかを選べ・・・とね。本部の胸部外科全員で見守る・・・と。
スタッフ全員で話し合いました。
オ看護師長は激怒。拒否すべきだと。
ナム麻酔医はスタッフを代えろと言いました。備えが必要と言うのは正論だと。自分は訴訟中だから、万が一失敗した時には、キム・サブの足かせになるから・・・と。
皆が鬱々と言葉に詰まってしまいました。
その時、ドンジュが立ちあがり、計画を書いたボードを書き直しました。自分の担当個所で5分短縮してみせると。
「お前以外の誰を信用しろと言うんだ。知らない奴が入ってきたら集中できない。そうなれば手術時間を削れない。」
と、キム・サブはナム麻酔医に言いました。そして、オ看護師長にも言いました。
「この国で俺の速度に合わせられるのはあなただけだ。」
このスタッフだからこそ、この時間を計算できるんだ・・・と。
オ看護師長とナム麻酔医の気持ちも固まりました。
予想通りになったとほくそ笑むト院長。
あとは永久に追放するだけだと言っていますよ
何なの
ヒョンジョン、それでいいの
シン会長は、キム・サブに謝りました。娘が面倒なことを申し出てしまって・・・と。
「ありがとう、キム・サブ。」
そう言って、シン会長はキム・サブの手を握りました。
キム・サブは気になっていることがありました。シン会長がここまで自分を信用する理由も含めて、何か隠してる事がありそうで。
カジノの支配人は、手術後直接会長から聞いてください・・・と言うだけでした。
手術の準備にいっそう熱が入って来ました。
それぞれが自分の担当部署で精一杯の準備をしました。
そんなスタッフの様子を、ト・インボムはじっと見つめていました。
寂しそうに見えます。
仲間外れになってしまったような感じです。
ドンジュはキム・サブを見つめるインボムを見て、2人の間に何かあったと察しました。
会議にも出ないし、そのことでキム・サブも何も言いませんでしたから。
勿論、インボムに聞いても答えてくれるはずはありません。
面倒な事には関わりたくないんだと言うインボム。
ドンジュは、今、インボムが必要だと言いました。手術時間を短縮させようとしているが、インボムが入ってくれたら、もっと短縮できると思ってる・・・と。
「こんな手術は二度と見られないかもしれないぞ。参加しただけで凄い経歴になるぞ。成功すればなおさらだ。」
インボム・・・すぐにはYESと言えませんでした。本当は嬉しかったでしょうに。
一旦行きかけて、すぐに戻って来ました。
OKです
ちょっと微笑んだインボム。これで彼の心の壁が少しでも壊れたら良いんですけどね。
ドンジュは、これをすぐにキム・サブに報告しました。
2人なら短縮も可能だ・・・と。
ト院長が、怪しげな人物と接触しています。
オ記者と呼んでいますが・・・。
今回の一件に協力させるつもりのようです。
ところで、ソジョンとドンジュですが。2人が付き合っているのは、まだ内緒です。
でも、隠せてると思っているのは当人たちだけで、チャン・ギテやオ看護師長、ナム麻酔医たちは気づいています。
キム・サブが仕事を終えるのを、ト・インボムが待っていました。
「手術に参加するのは、父のためではありません。時間を短縮するのに必要だと言われて。誤解しないでください。」
「20分だ。20分以内に終わらせられなかった場合、お前の手首を切り落とす。いいな。」
一瞬、本心かとインボムは思ったようです。
キム・サブの気持ち、分かったかな?
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