お久しぶりの、記事紹介です。
時々載せていた”アジア通信”より。
本日の話題は、キム・ユンソク氏。
《6月11日に封切られた韓国映画「カメは走る」は、10日間で観客動員100万人を超えるほどの人気を集めている。この人気ぶりは物語そのものの面白さもあるが、それよりも主役キム・ユンソクの演技力のおかげだ。
キム・ユンソクは今時のコンミナム(美男子)でもなく、デビューと同時に一躍スターになったわけでもない。1988年、演劇が好きで演技を始めたが、いくら頑張っても認めてもらえないこの世界が嫌になって、一時期演技をやめたこともある。彼は20代と30代に苦しみを経験した。
ようやく、2008年「追撃者」という映画に刑事役で主演した彼は、主演男優賞や人気賞をもらうなど、演技ができる俳優として名を高めた。
彼は今、41歳。20年間の無名時代を経て、観客は彼の演技に煮込んだスープのような深い味わいを感じている。
彼は「経験や関心、そして自分の大事なものを失ったことのない人には本当の演技ができない。マネしているにすぎないのだ」と話している。彼の生活そのものが演技につながるということだろう。
20年間の苦労を演技力に昇華させた彼が韓国映画界を豊かにしてくれている。(ソウル現地通信員・郭賢娥)》”東京新聞 アジア通信より”
ユンソク氏は、私が観ている作品に、脇役として時々出てて、良い味をだしてる方なんで、こんな苦労があったとは、思いもよりませんでした。
現に上の「楽しき人生」でも、そして現在放送中の「復活」でも、かれ独特の世界観を出してますよね。
「楽しき人生」についての記事は、こちらから。
「復活」についての記事は、こちらとこちらとこちらとこちらから。