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ラブ・トレジャー -夜になればわかること 【完全版】 DVD-BOX II
ジェネオン エンタテインメント
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これまでの記事は、こちらとこちらから。
毎日観てたのに、なんだか、イマイチ内容を掴めないままあっという間に終了・・・そんな感じです。
テーマが、文化財保護という目新しいモノだったので、食いつきはよかったんですが、シリアスも、コメディも、どちらの要素ももう一歩・・・という物足りなさを感じました。
文化財の窃盗犯である父親の盗んだ国宝7点を、どーしても自分の手で見つけ出し、国に寄贈しようと言うキム・ソナさん姉弟。
姉は、真っ当な道筋で、弟は、それらの持ち主から盗み出すという、ネズミ小僧のような手口で。
やっぱり”ホンギルトン”は、私の読みどおり弟でしたね
その中で、行方不明だった父親が、実は7年も前に死んでいたと言う事実を知ります。最初、事故死だと思われましたが、案の定、それは裏の組織の証拠隠滅を図る上での殺人だったわけです。
父親の殺人事件の捜査と、文化財の違法な流れの捜査とが平行して行われるのですが、そのどちらにも関わっていると観られるのが、ナントカ会長。
で、まぁ、結局、それらの事件は無事解決し、ナントカ会長も、逮捕されるのですが・・・。
全般を通して、なんとも、手ぬるい
あんなに国宝級の文化財をこっそり持ってる会長の屋敷のセキュリティがお粗末過ぎる
あっさり”ホンギルトン”に忍び込まれてるし・・・、それも、何度も。
機密文書の保管場所を、あんな庭から見通せる所に作っちゃいかんだろ
ま、突っ込みどころは、挙げればきりが無い・・・
視聴率がイマイチ上がらなかったのは、この所為でもあるかもしれません。
コメディ路線に行くにも、台詞がイマイチだし、謎解きやアクション路線・・・とも違うし・・・。
出演者は、結構良く見る売れてる俳優さんが多かったように思いますが、魅力を出し切れてませんでしたね。
でもまぁ、その中で、ソナさんの弟役のあの方、「ザ・スリングショット」にも風変わりな男の子役で出てるあの方は、ちょっと光ってたと思いますよ
ナンパなドンゴン氏は、やっぱり素敵でしたね
最初は、あの無精ひげに見えるスタイルが、ちょっと、う~ん・・・モノだったんですが、ま、観てるうちに慣れましたね。でも、やっぱり、髭は無い方が、私は好きです
で、ラスト、ソナさんと、ちゅっ・・・とした後、歩き出した姿を観て、
「おおっやっぱり、カッコ良い」
と、魅力を再確認した次第です。
このところ、作品に恵まれてないですねぇ、ドンゴン氏。
是非、次回作は、ストーリーで惹き付けて欲しいものです。