ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~ DVD BOX I アミューズソフトエンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
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確かに、クラシック音痴の私でも、ちょいとアルフィーのCDなんぞを出して聴きたくなりますな、この作品を観ると
耳にした事のあるフレーズが使われているので、題名は知らなくても、心地良く浸って聴く事が出来ます。
でも、これが、実際のコンサートとなると、話は別 どーしても、寝ちゃうんですよ、わたし だから、こんな風にドラマの中で一節聴くのが丁度良いかもしれません。
カンマエ=キム・ミョンミン氏は、相変わらずの毒舌。でも、それが、かなり当たってるので、誰も反論出来ません。あそこまで言いたい放題出来ると、ストレスも溜まらないんじゃないかと思います
そんなカンマエの事を、いつしかトゥ・ルミ=イ・ジアさんは好きになってしまいます。
いったい何処に惹かれたのか・・・と不思議に思いますが、なんとな~く彼女の気持ちがわかる気もするから、これまた不思議。
あっけなくカン・ゴヌ=チャン・グンソクくんは振られちゃいます。
ここんところは、結構あっさりと済ませちゃいましたね。これは、カットされてるからなんでしょうか?
「付き合おう。」
とか
「愛してる。」
とかいう言葉も無く、カンマエも、彼女の気持ちを受け止めた形になってます。
でも、デート(・・・と言えるかどうかは疑問ですが)中の雰囲気が面白い
ちらっと目が合った時、
「今、どきどきしたでしょ」
とルミが言うのを
「何を」
と、ちょっとあたふた動揺するんですよ。
あの何ものにも動じないカンマエが、おたっ・・・とするのが、面白い
でも15話では、それが一気に変化してしまいます。
ルミの所為で、カンマエが今まで信じてきた指揮者としてのプライドが揺らぎ、誰にもすがる事無く、自分だけが正しくて自分だけが超一流だと思ってきたプライドが揺らぎ始めるのです。
それに焦ったカンマエは、ルミに辛らつな言葉を投げかけ、傍に居ないで欲しいと言うのです。
その頃、ルミは病気ゆえの難聴が進行しつつあり、カンマエの言葉も途切れがちにしか聞こえていません。
でも、彼女は言うのです。
「耳が聞こえなくなって、不思議な事に先生の言葉が、よく聞こえるようになりました。だから、先生の気持ちは、よくわかります。」
グンソクくんは、市響の入団テストに不合格になった人たちと、新しくオーケストラを作りました。
そして、プロとしてやっていけるように猛練習中です。
彼は、指揮を習い始めて間が無いのに、その絶対音感と、新しい曲の解釈によって、徐々に有識者に認められはじめて居ます。
それを漏れ聞いたカンマエは、グンソクくんに嫉妬するのです。
弟子として見ていたグンソクくんの想像以上の才能に、驚き、そして嫉妬するのです。
それにしても、キム・ミョンミン氏の指揮は、板についてます
まぁ、ド素人の私では何の根拠も無いのですが、少なくとも、あの手振り身振りは、ホント、プロのようです
鬼気迫る真剣勝負・・・という雰囲気です。
そして、グンソクくんの指揮は、若く元気で何ものにもとらわれない自由な雰囲気です。
この二人の対決も興味が沸いてきますし、カンマエとルミの恋模様にも、興味をそそられます