楽しき人生 [DVD] タキ・コーポレーション このアイテムの詳細を見る |
最後には、私まで一緒になって身体が揺れちゃいましたねっ
あのライブ会場に、溶け込んでしまいそうな気分になりました
リストラされた冴えない元サラリーマンのチョン・ジニョン氏。
昼は宅配の仕事、夜は代行運転の仕事で、子供の学費を稼いでるキム・ユンソク氏。
中古車販売の仕事をしながら、カナダに留学中の娘と息子、そして同行している妻への仕送りを続けているキム・サンホ氏。
彼らは、日々の忙しさや生活に追われ、なんだか疲れ気味。
そんな時、昔のバンド仲間だったサンウの訃報が届きます。
そして、お葬式の会場で、彼らは再会します。
サンウの息子が、チャン・グンソクくんです。
遺品の整理の時、グンソクくんは、父のギターを燃やそうとします。
でも、それを力ずくで止めたのがジニョン氏。
ジニョン氏は、そのギターを爪弾いている内に、ふと思いつくのです。
”バンドやろうっ”
・・・と。
彼は、リストラされた後、教師の妻の稼ぎで暮らしていて、何かを始めようとか、頑張ろうとか言う気力を無くしていました。
そんな時だったのです、サンウが死んだのは。
当然、仲間だったユンソク氏も、サンホ氏も、取り合いません。
それぞれに生活に追われ、バンドなんて、考えられなかったのです。
でも、そんな時だからこそ、好きな事がしたい・・・と、思うようになるのです。
で、練習を始めるのですが、いざ、どこかのステージに・・・と思うと、ボーカルのサンウの抜けた穴は大きい
所詮、アジョッシーのアマチュアバンドに過ぎないわけです。
だけど、サンウの息子であるグンソクくんが、ギターをやってた事を偶然知り、歌ってもらうと、これが
むっちゃ、上手い
むっちゃ、魅力的
グンソクくんは、その実力ゆえ、引き抜きもされそうになるけど、彼は、このバンド”活火山”でやりたいと言うのです
で、そのまま上手く行くか・・・と思うと、そうじゃない。
バンドはともかく、それぞれの家庭の事情が浮上してくるのです。
そして、ユンソク氏とサンホ氏は、バンドを抜ける事態にまで追い込まれてしまいます。
一旦は、活動を休止した”活火山”。
でも、知らず知らずのうちに、足は、練習場へと向かってしまう彼ら。
そして、決断するのです。
”こんな時だからこそ、楽しい事を、好きな事をやろうっ”
で、ラストのライブシーン
メイキング映像や、インタビューでも言ってましたが、演奏は出演者メンバーが実際に吹き替え無しでやったとか
その迫力や気持ちの入り方、画面からがんがん伝わって来ました
ホント、画面の観客と一緒になって両手を突き上げ、ジャンプしたい気分でしたねっ
楽しかったです。
ストーリー展開が読めるものだったので、途中ちょいとだらける気分にもなったのですが、彼らのバンドシーンがそれを引き締めてくれました。
今も頭の中で、彼らの曲「楽しき人生」等がぐるぐる回って居ます
とはいえ、ストーリー展開、ほのぼの、それに、この映画、「活火山」の4人っていい味出してますよね。
実は、少し前に韓国版の映像を見ていたので、この映画のこと、ちょっとブログに書いています。
名前にリンクしてますんでよろしく~
やっぱり、名前の知名度でしょうか。
でも、この作品では、目玉はやっぱり、アジョッシー3人ですね。
それぞれに独特の味を出してますし、40過ぎでも、好きな事して良いんだよ!・・・と、勇気をくれますね。
まぁ、私は、好きな事してるんで、これ以上は望んじゃいけないとよ~く判ってますが。
あ、ところで、この作品で、一番最初にキム・ユンソク氏が出て来た時、
”あ・・・、次長課長の河本に似てる”
と、思っちゃったんですが(^_^;)
いかが?