大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

唐招提寺と萩

2020年09月28日 | 史跡
昨日司馬遼太郎記念館での活動後、相棒と待ち合わせて世界遺産の唐招提寺へ。
近鉄西ノ京駅から徒歩10分程度、秋空に時々強い日差しもありましたが、涼しい風も吹き渡り気持ちの良いウオーキングです。

唐招提寺南門から金堂(写真上左)への通りの両側には萩の紅紫色の花が出迎えてくれます。
奈良時代建造の金堂内陣には、廬舎那仏座像・薬師如来立像・十一面千手観世音菩薩立像(いずれも乾漆造・国宝)と脇侍仏梵天・帝釈天立像(何れも木造・国宝)及び須弥壇四隅には四天王立像(何れも木造・国宝)が諸尊を守護されており、創建以来の天平金堂と内陣の九尊が織りなす曼荼羅世界は、さすが難航海の末、六度目に渡日された鑑真大和上が戒律の専修道場として創建された唐招提寺です。

境内には、講堂・鼓楼(何れも国宝・写真上左)・宝蔵・経蔵(何れも国宝で経蔵は日本最古の校倉造・写真上右)や礼堂・東室(何れも重文・写真下左)等貴重な建造物が配されています。

日曜日でしたので参拝客もそこそこおられ三蜜に注意しながら、境内のあちこちで咲く赤色や白色の萩を鑑賞でき相棒ともども大満足できました。
もうクーラーのお世話になることもなく過ごせる大変気持ちの良い季節になってきました。と言っているうち寒い冬はすぐそこです、新型コロナに加えてインフルエンザに対する備えも怠りなく過ごさなければなりません。
皆さんお互い気を付けましょう。
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