大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

大阪府の「ぶどう」生産量は日本一だった

2017年08月14日 | ぶどうの木オーナー
先日の産経新聞に「大阪ぶどうの昭和初期のぶどう生産量は日本一」であった、と。
特に大阪府柏原市・羽曳野市がその牽引役であったそうです。
因みに昨年の収穫量は4919トンで第7位です。

柏原市で100年以上続くぶどう農家の4代目奥野成樹さんは、明治36年曽祖父が始めた実家のぶどう農園を絶やすわけにはいかない、と会社員を退職しぶどう農家を継ぎ、「オーナー制度」を活用した新しい農園づくりに挑戦している。

「オーナー制度」とは、消費者にぶどうの木のオーナーになってもらって苗木の植樹や木を支える垣根づくり等も体験し、ぶどうの詰め合わせなどの生産物を受け取ることができる。
インターネットで小口の出資者を募るクラウドファンディング方式でオーナー募集を進めていることを知りましたので、現在山梨県や長野県に奪われたその地位を取り戻して頂きたく私も応募しました。

クラウドファンディングとは、志を持った人や団体に対して、ネットを通じて支援金を集める仕組みのこと。
これを地域活性の活動に生かしたのが「FAAVO」です。
地方公共団体のする「ふるさと納税」の小規模版でしょうか。
FAAVOとは、FAVORITE FAVOR(地元に対する偏愛) FAVOの真ん中にACTIONのAをプラスした造語だそうです。

先日、そのぶどうの詰め合わせが届きました。
早速頂きましたが、新鮮で瑞々しく甘さもありとても美味しいものでした。
大阪府の柏原市方面がぶどうの産地であることは知っていましたが、その生産量が昭和の初期には日本一であり現在も7位であったとは知りませんでした。

奥野さんは、約1アールの耕作放棄地の草刈りや整地を行い、来年3月までにオーナー制度による植樹を勧める予定です。
この事業の目的は、魅力発信と共にビジネスモデルの実現で、稼げるぶどう農家として挑戦を続け柏原のぶどうの良い事を周知させることだそうです。
また、4年後には農園で獲れたブドウを使ったワインの完成も目指している。

今後とも、いろいろ知恵を絞って大阪のぶどうの復活を期待したいものです。
頑張って下さい。
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2 コメント

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日本一のブドウ (樋浦憲次)
2017-09-02 23:15:37
大阪が日本一のブドウの産地であったとは、ビックリです。
面白いものですね。今も7位とは立派です。
この頃は種なしで皮も食べられるシャインマスカットが人気ですね。
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Unknown (akisetsu)
2017-09-03 17:11:13
樋浦さん、
いつもご覧頂き有難うございます。
子供の頃から実家の沿線近鉄南大阪線沿いの駒ヶ谷のぶどう狩りに行ったことがあり、大阪にはぶどう畑があることは知っていましたが、まさか生産量日本一であったとは思いもしませんでした。
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