大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

うえまち寄席(第25回)

2018年08月19日 | 伝統芸能
昨日、ご近所の大阪市立社会福祉センターでの「うえまち寄席」へ。
従来の教育会館から会場が変わり、今迄板に金色の紙を張り付けた高座後方の金屏風も本格的なものとなっています。
また、出囃子等を担当される三味線方も参加されており、あとは太鼓があれば申し分ないようです。

本日の演者は、桂佐ん吉と桂ちょうば。

演目は、
桂佐ん吉・・「阿弥陀池」と「崇徳院」
桂ちょうば・・「お菊の皿」

桂佐ん吉さん(写真上)の「阿弥陀池」は、先日和光寺(通称・阿弥陀池)での特別拝観に行ってきたところですので、より興味を持って聴くことができました。
また、百人一首の「崇徳院」の歌「瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」の歌を題材にした恋煩いの男女が再会できるまでのドタバタを面白おかしく熱演。

桂ちょうばさん(写真上)が高座に上がられるやすぐに観客?の男性が傍へ駆け寄り、師匠の顔の横で小さなくす玉のひもを引きます、と中から「おめでとう」の短冊が現れました。
私達は何事が起きたかと思っていますと、師匠が「実は先日の若手噺家グランプリにて優勝をしました」と。改めて来場者からお祝いの拍手。

お二人とも若手とはいえ大活躍中で、何度も聴いている噺ですが今回も全て大笑いの内に終演。
徒歩数分の所での落語会、今後とも隆盛を期待し帰途に。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする