大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

第九

2016年12月25日 | 催事
昨日は新歌舞伎座での第九(合唱付)へ。

指揮は、N響に抜擢されたヴァハン・マルディロシアン氏、アルメニア人でピアニストとしても活躍中。
管弦楽・関西フィルハーモニー。
ソプラノ・日紫喜恵美、アルト・田中友輝子、テノール・松原友、バリトン・大谷圭介、合唱・大阪アカデミー合唱団他。

満員の観客、いよいよ開演です。
第1楽章から第3楽章を終えたところで、合唱隊に次いで各パート担当の4名も登壇。
クライマックスの合唱では皆さん熱心に聴き入り70分を超える演奏が終了、盛大な拍手に指揮者と4名は何度も応えられていました。

第九
ベートーヴェン作曲の交響曲第9番ニ短調作品125。
日本では親しみを込めて「第九」と呼ばれる。

歌詞にはシラーの詩「歓喜に寄す」が用いられ、原曲の歌詞はドイツ語。
第4楽章は有名な「歓喜の歌(喜びの歌)」で、シラーの詩「歓喜に寄す」から3分の1程度を抜粋し、一部ベートーヴェンが編集した上で曲をつけたものである。

EUの歌として採用され、ドイツでは歴史の節目にFreude(喜び)をFreiheit(自由)に変えてよく歌われているそうです。

日本では、徳島県鳴門の坂東俘虜収容所に収容されたドイツ人捕虜によって結成されたオーケストラによって1918年6月1日第九を演奏されたのが日本での初めての演奏。

ドイツ語を学習中の相棒は、ほぼ歌詞を理解しているようですのでより楽しかった事でしょう。
コメント
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