私的図書館

本好き人の365日

目を開けて見る夢

2004-07-31 00:18:00 | 日々の出来事
今日は仕事中、宝クジで三億円当たったらどうしようかと考えていました。

なぜ考える? 買ってもいないのに(笑)

とりあえず家を買うでしょう。
平屋立てで庭が広くて薪ストーブの煙突のある家!

でも、あまり豪華にすると固定資産税が高くなるから、働かなくても食べていけるようにやっぱり賃貸マンションでも建てようかな。
それでペントハウスに住む☆

あ、でも下の階の人に気を使うのが嫌だから、下の階は広いスペースのままにして、ゲストルームにしようかな。
エレベーターも最上階専用のものを付ける。

妹に一千万円くらいあげて、一億円は貯金するでしょ。
五千万円は投資して…
いや、いっそのことニュージーランドあたりにでも移住するのも悪くないかな。

あれこれ考え、賃貸マンションの契約書に、火災保険の強制加入の条件を入れるべきかどうかで悩んでいた時に、辺りにたち込める煙に気が付きました。

な、なんと自分の作業している機械から煙が出ているではありませんか!

白昼夢?

いえいえ、実際に煙が出ています。
どうやら金属の刃を研ぐ研磨機の火花が燃え移ったらしいのです。

だから火災保険のことなんか思いついたのかな?

ま、たいしたことにはならなかったので一安心。危ない危ない。
その後は真面目に仕事に専念しました。

夢で水が出てくると、トイレに行きたい意識の表れだなんていいますが、これもその一つかな?
なんにしても、仕事中は余計なことは考えないことですね。(自信はないですけど…)
それが買ってもいない、ましてや当たってもいない宝クジの使い道だなんて、我ながら呆れます。

しっかりしろよ、おい!


暑いけれど、背筋が凍る

2004-07-28 23:54:00 | 日々の出来事
暑ければ暑いほど儲かるのは、カキ氷屋とうちの会社です。

エアコンの部品製造が主な仕事なため、この暑さのせいで仕事が急増。
働いても働いても注文がさばききれません。

私はだいたい朝の七時から夜の九時まで働いていますが、他の部署だと六時間残業の日もあるそうで、ご苦労様なことです。

一日中立ちっぱなしはけっこうしんどいですよ。
しかもエアコンの部品を造っている会社のくせに、工場の中は扇風機だけ。
すっごく矛盾を感じながら仕事をしています。

涼しく仕事がしたいよ~*(汗)*

目の前を五メートルに及ぶベルト状の金属製の刃が回転していて、その輪っかの一部を使って材料を切断していくのですが、その切れ味は抜群で、指なんか簡単に落とせます。
スライドするテーブルを使って、幅10ミリに加工する時なんか、材料を押さえる手と刃の距離は本当にわずかしかありません。
別の意味でほんとヒヤヒヤします。

事故は起こしたくないですが、どうしても起きてしまうのもこの業界。
最近でもっとも悲惨な事故は、別の会社でありました。
古紙を回収して再生紙を造る工場で、回収した古紙を、いったん細かく粉砕する機械があるんですね。
それはもう、原型を留めないほど、細かく砕いてバラバラにしてしまう。

…もう想像つきました?

そうなんです、起きた事故というのは、その機械に人が巻き込まれてしまったというものだったんです。
うわ~、想像したくない。
遺体は家族の者にも見せられなかったと聞いています。

寝不足で仕事をしていると、回転する刃との距離感がだんだん鈍くなってきて、ふと記憶の飛ぶことがあります。
そんな時、すぐ浮かぶのはスパッと切断された自分の腕や顔。

マジで怖いです。

明日も早いので、今日はもう寝ます。
寝不足で車の運転や仕事をしないようにしないと。
こんな暑さが続くようなら、しばらくは忙しい日々を送らなきゃならないでしょうから。


24時間遊んでますか?

2004-07-27 23:41:00 | 日々の出来事
会社帰りに立ち寄ったスーパーで、大学生らしき若者四人が相談していました。

「なに買っていく?」

「料理してたらマージャンやる時間がなくなるぞ」

「弁当と惣菜でいいか」

なんとも学生らしい会話に、思わず笑みが。
そんなにしたいかマージャン?(笑)

ま、自分も覚えはありますけどね☆

マージャンはあまりしませんでしたが(すぐ顔に出るので負けてばっかり)、私の場合のそれは、テーブルトークRPGをすることでした☆

テーブルトークRPGとは、TVゲームみたいにコンピューターを使わずに、友達数人で、会話とサイコロを使って冒険物語を楽しむゲームのことです。

自分で考えたキャラクターになりきって、進行役(ゲームマスター)の提示するクエストや謎に挑戦していきます。
ま、一種のごっこ遊びですね☆

ゲームマスター「モンスターがあらわれた。さあ、どうする?」

プレイヤー「う~ん。…逃げる!」

ゲームマスター「じゃ、サイコロを振って。サイコロの目と君の敏捷値との合計がモンスターの敏捷値より高ければ、君は逃げることが出来るよ」

マイナーな趣味ですが、これが面白くて面白くて、寝食を忘れて没頭していました。
TVゲームと違うところは、自由度が高いところです。
ゲームを進めるには演技力や弁論術も必要で、口がうまいと友達をいいくるめて冒険を有利に進める、なんてこともできます。(あまりやると嫌われます)

慣れてくると、自分達で物語世界を作って、その中で遊ぶこともできます。(「指輪物語」の中や、「ナルニア国物語」の中でも遊べます♪)

サイコロ片手に、何度徹夜で遊んだことか。
だからマージャンにかける学生達の気持ちもよくわかる。

そのくだんの大学生ですが、カロリー高そうなお弁当や、ビールをたくさん買い込んでいきました。

う~ん、さすがに、食欲も元気☆

元気に遊ぶのもいいけれど、あまり近所迷惑にならないように気を付けて下さいよ。
深夜のマージャンって、けっこう響くからね。

七月の本棚 4 『朝びらき丸東の海へ』

2004-07-25 22:22:00 | ナルニア国物語
この世界の果てってどうなっているのだろう?

大昔から人は、自分達の住む大地の果て、海の向こうのそのまた先を想像して、様々な世界観を作り上げてきました。

大きな亀の上で象がおぼんのような大地を支えている?
大地は平らで、海が滝のように流れ落ちていて、星が天球に張り付いている?
大地は球体で、真空の宇宙に浮かんでいる?

しかし、ギリシアの哲学者。プラトンはこう考えました。


 この世界は真実の世界の影にすぎない。真に美しく、滅びさることのない世界、魂の故郷が存在する。


この世界を作っている永遠の型(イデア)のある世界。それこそが真実の世界であり、世界はこのイデアの世界の写しなのだ、と。

さて、「ナルニア国物語」のご紹介です♪

今回は、いまや立派な王様となったカスピアンと、ルーシィとエドマンド、そして二人のいとこのユースチスが大海に乗り出す物語。

『朝びらき丸東の海へ』です☆

カスピアンのお父さん(前々ナルニア王)の友人だった七人の貴族を捜すためにナルニアを旅立ち船出した”朝びらき丸”。

だけど同行する、ものいうケモノ、ネズミの騎士リーピチープには、もっと大きな望みがありました。
東の海の果てまで行き、偉大なるライオン、アスランの国を見つけようというのです。

子供たちを乗せた”朝びらき丸”の航海には色々なことが起こります。

嵐に大波、飢えに渇き、ドラゴンに魔法使いに海底で暮す海の人々。

海の上でもナルニアの世界には魅力がいっぱい♪

毎回気になるナルニアへの扉も、今回は意外な方法で子供たちの前に現れます。

その中でも新しいキャラ、ユースチスからは目が離せません。

ナルニアの世界をなかなか認めようとしないユースチス。「家に帰せ!」「イギリス領事はどこだ?」ともう大騒ぎ。
臆病なくせに強がりのユースチスはなにかと問題を起こしてルーシィとエドマンドを困らせます。

物語が進むにつれ、知られていなかった世界がしだいに明らかになっていく様子には読んでいてドキドキ☆

いったいナルニアの世界の果てとは、どうなっているのでしょう?

船乗り達は、大きな滝になって海が流れ落ちていると信じていますが、それを聞いてもリーピチープは恐れません。

この世の果てを少しでも見られるものなら、アスランの国をひと目見られるものなら、どんな危険も犯すだけの価値はある。

様々な困難と不思議な島々。

星の導きによってたどりついたスイレンの花の咲き乱れる海原の果てに、子供たちが、そしてリーピチープが見ることになるこの世の果てとは?

作者のルイス先生の奇想天外なアイディアの数々には脱帽します。

そしてその中に込められた、確かなメッセージ。

人の持つ弱さと強さ。その攻めぎ合いのドラマが子供たちの中でも展開されます。

作者の考える、このナルニアの世界観もしだいに明らかになってきて面白い☆

そのヒントはプラトンの考えた、あっと驚くような世界観、あのイデア説の中にも見られます。

この世界は真実の世界の影なのだよ…

ちなみに、今我々が使っている”アイディア”という言葉は、この”イデア”という言葉からきています。真実の世界にあるもともとの”姿”が頭の中で形になる(思い出した)という考え方です。

永遠の真理、永遠の美、そして永遠の善なる世界。

大帝の息子であり、人々の罪のために殺された人。

再びよみがえり、時に子ヒツジと呼ばれる人。

子供たちの住む丸い世界(地球のことです)では別の名前で呼ばれている偉大なライオン、アスランの住む国。

さあ、あなたも竜の舳先を持つ船、”朝びらき丸”に乗って、荒波ゆれる大海原へ冒険の旅に出かけませんか?

きっとおしゃべりなしゃべるネズミ、リーピチープが喜んで迎えてくれますよ☆









C・S・ルイス  著
瀬田 貞二  訳
岩波少年文庫

みんなでスプーンを噛みましょう!

2004-07-24 18:40:00 | 日々の出来事
私は頭痛持ちです。

ときどき「あ、来るな。」という予兆みたいな薄い痛みがあって、時間が経つにつれてズンズン痛みが重くなってきます。

色々推察するに、歯の噛み合わせが悪いことが原因ではないかと、最近ではにらんでいます。

子供の頃の検診で、歯医者さんに「スプーンを噛みなさい。」と不思議なことを言われ、「変なこと言うね。」と母子で笑っていた私達。
要するに、ちょっと内側に入りかけていた歯並びを、スプーンでもって強引に広げなさいという指示だったらしいのです。

…わかるかそんな指示!

ただでさえ「比喩」とか「例え」が苦手で、「お世辞」にさえめったに気が付かないうちの母親に、そんな想像力を必要とするような言い方、絶対に通じません。

それにしても、「スプーンを噛む」というのは、正しい治療法として、歯医者さんの間では認識されているのでしょうか?

どうもその時の歯医者さん、論理よりも実践を重要視しそうな「赤ひげ」みたいな豪快な先生だったような気が…

もしかして独自療法なのでは*(汗)*

結局、スプーンを噛むことはなく(それでも二三日はやったかな)、小学生の頃からずっと、噛み合わせは悪いままです。

悪いと言ってもそんなにひどいわけではないし、見た目も全然問題なかったので、いままで矯正せずにきてしまいました。

今からやるとなっても、通院するのが面倒くさいし、あの針金みたいな矯正具も格好悪くて恥ずかしい。
子供の時ならまだしも、今やるとしたら費用だって自分持ちだろうし。(セコイ話だ)

頭痛持ちも長年やっていると慣れてくるもので、対処法はバッチリ。
薬は常時携帯してるし、アイスノンも冷凍庫に二つを完備。
最近は「熱さまシート」も手放せません。

でもいつかは治さないといけないでしょうね。
なかなかおもい切れないですが。

あせらないでゆっくりと

2004-07-22 23:29:00 | 日々の出来事
たまに自分の限界を超えた仕事を割り振られることがあります。

決められた納期までにその仕事をこなすには、圧倒的に時間が足りない。
それでもやらなくっちゃならない。
取引先は待っちゃくれない。

とにかくしゃにむに働き出す。
いつもより早く!
とにかく急いで!

ところがこれがうまくいかない。
あせるから手もとが狂ってミスの連発。
カン違いに思い込み、ふり出しに戻って、はいやり直し。

もう間に合わない。逃げ出したい。

こんな追い詰められた気持ちになった時、決まって思い出す言葉があります。

「一歩進んで、深呼吸して、そしてひと掃き。」

ミヒャエル・エンデの本、『モモ』の中の一幕です☆
厳密には、NHKのラジオ放送で『モモ』をラジオドラマ化した時のセリフの一部。

モモの友達の道路掃除夫のベッポが、長い長い道路を掃除する時にこう呟いて仕事をするんです。

「一歩進んで、深呼吸して、そしてひと掃き。また一歩進んで、深呼吸して、そしてひと掃き。」

あまり先を見ないで、目の前のことだけを片付けてみる。
一つ済んだら次の一つ。
それが済んだら、また次の一つ。
息を吸って、ゆっくりはいて、そしてとりあえず一つ片付ける。
これが段々楽しくなってきたらしめたもの。
とてもやりきれないと思われた長い長い道路だって、そうして一歩一歩進んで行くうちに、いつのまにか終わっている。

投げ出したい誘惑に駆られた時、頭の中がパニックになりそうな時、この言葉が自動的に浮かんできます。

まず、できることから片付けよう。
大丈夫。いつか終わるよ。
一歩進んで、深呼吸して、そして、ひと掃き。

今日もそんな一日でした。
夕飯に鰻も食べたし(うな重にとろろを入れたやつ☆)、とりあえず、明日も頑張ろう♪


七月の本棚 3 『カスピアン王子のつのぶえ』

2004-07-18 08:35:00 | ナルニア国物語
こんな経験はありませんか?

それを口にしたら、孤立するかも知れないとわかっているのに、自分の心の声が強くこう言っているのです。

「それを言わなければいけない。たとえその人に嫌われようと」

さて、「ナルニア国物語」の第二弾は、王子カスピアンを助けてまたまた四人のきょうだいが大活躍!
失われたナルニアを取り戻すために子供たちが繰り広げる冒険いっぱいの物語。

『カスピアン王子のつのぶえ』のご紹介です☆

大きなお城に暮らす王子様。カスピアンは、ナルニアの前の王様だったお父さんが亡くなってから、跡を継いだ叔父のもとで、王子としてなに不自由なく暮らしていました。

キレイな着物やたくさんのオモチャ。豪華な食事や召使達に囲まれた生活も、決して嫌いではないのですが、話し相手のいないカスピアンは乳母や先生の教えてくれる昔話や伝説に夢中になります。

ものいうケモノや、フォーンや小人。半人半馬のセントールや木や水の精。大昔のナルニアに住んでいたというそれらの人々を、ひと目見てみたいと願うカスピアン。
しかし王である叔父は、そんな子供だましの話は、口にすることもならぬと禁止してしまいます。
いったいナルニアに何が起こったのでしょう?

一方、イギリスに住むペベンシー家の四人のきょうだいは、寄宿学校に帰るために、駅のプラットホームで汽車の来るのを待っていました。
ナルニアの冒険から一年。誰もが「ナルニア」のことより、再び始まる学校生活のことで気がめいっている時、ふいにナルニアへの扉が開きます。

作者のルイス先生も、イングランドの寄宿学校に通っていた経験があるので、この”気がめいった”気持ちには、実感がこもっています☆

ラテン語や代数の退屈な授業を抜け出して、こんな別の世界の冒険に旅立てたら、そらゃあ素敵ですよね♪

前回に増して、登場人物も種類(笑)が増え、ストーリーの巧みさも上回っていますが、「ナルニア国物語」の魅力はそれだけじゃありません。

ルイス先生は、今回も冒険だけを子供たちに課したわけではありませんでした。

信じる心とはいったい何でしょうか?
自分を信じる心。
人を、この世界全体を信じる心。
きっと、きっとこの世界はいいものであるはずだから…

自分の信念に絶対の自信のある人なんていやしません。不安に襲われたり、ゆらぐこともあるでしょう。ひとに嫌われたくない。面倒なことは避けたい。なるべく穏便に済ませたい。そんな感情に包まれて、言うべき言葉を飲み込んだり、するべき行為をしなかったり。


「ああ、アスラン。」
「わたしのせいだと、おっしゃるんじゃないでしょう?」
「…そんなふうに、見つめないで…ああ、いいます。わたし、やればできたはずでした。」


四人の中で一番小さいルーシィが、兄や姉達が信じないこと、賛成しないことが分かっていながら、必死で説得する姿には、気高ささえも感じてしまいます。
しかも、もし誰もついてきてくれない時は、たった一人でも行かなければならないと、幼い胸に決意しているのです。

ルーシィ~♪

前作『ライオンと魔女』では誘惑に負けてしまったエドマンドも今回は大活躍!

人間って、考えることが複雑になったぶん、自分に対する言い訳もうまくなってしまったみたいですね。

はたして、カスピアン王子と子供たちは、失われたナルニアの国をよみがえらせることができるのか?

そして、時を越え、場所を越えて現れる偉大なライオン、アスランとはいったい何者?

しだいに明らかになるナルニアの世界の謎と、胸躍る冒険の数々を、どうぞお楽しみに♪

ナルニア大好き☆











C・S・ルイス  著
瀬田 貞二  訳
岩波少年文庫

梅雨明けしました

2004-07-14 23:02:00 | 日々の出来事
蒸し暑い日が続きますね。
こんな時は風呂上がりに冷たい・・・アイスクリームが美味しいです☆

冷たいビールが定番のところですが、あまりお酒は飲まないので、それでアイスクリーム。

今年はまっているのは、ハーゲンダッツの”あずき”です♪

美味しいですよね、アレ。
コンビニに立ち寄ると、ついつい買ってしまいます。

去年は抹茶アイスにはまっていました。
宇治金時も捨てがたいけれど、抹茶だけのシブイ味が暑さを忘れさせてくれます。
そういえば、今年はまだカキ氷食べてないや。

そうそう、もうすぐ土用の丑の日ということで、我が家の食卓にも、鰻の蒲焼がのぼりました♪

みなさんは頭のほうが好きですか?
それともしっぽのほう?

私は断然しっぽ派です。
あのしっぽの先の、身がかたくなってごわごわしているところが好きなんです。

山椒は少ししかかけません。
それもちゃんと山椒付きブロックと、山椒なしブロックに分けて、味の違いを楽しみます☆

数少ない出会いの場を十二分に楽しみたいじゃないですかねぇ(単に貧乏症なだけだという話もありますが…)

そう麺のツユの中に、永谷園のお茶漬けを入れて食べるのも好きです☆
ご飯にふり掛けて、お茶漬けおにぎりも作ります。

ざる蕎麦を食べる時は、ツユの中にワサビを入れるのがダメです。
ツユの味がにごるので、そばの上に乗せて、ツユにつかないようにして食べると美味しい☆
受け売りですが、ワサビの味が引き立ちますよ。

夏バテなんてどこへやら。
ちっとも減らない食欲と体重がつらい*(汗)*
また夏が来てしまう・・・
海に行く前に、もう少し、しまった体にしておきたいな~*(波)*

「髪を切りました。切りすぎたかも…」

2004-07-11 23:47:00 | 日々の出来事
久しぶりにドキドキしました。

いつもの床屋さん。
「今日はどうします?」
「ま、丸坊主にして下さい」

声、震えてなかったかな?

一度してみたかったんです。
まるぼうず☆

なかなか勇気がいりますよ~
床屋に行ったのは先週だったのですが、この一週間、周りの反応が気になって気になって。

そんな時に限って、全体朝礼(社員100人くらいが集まる朝礼)で社長表彰されるは(改善提案で2000円もらった♪)、同窓会の案内は届くは、人前に出る機会が狙ったようにやってくる*(汗)*

実は、最近かわりばえしない日常にちょっと気合を入れようと、自分なりに考えての丸坊主だったんです。

「みんなビックリしますよ」と言った床屋さんの言葉はまだ許せるのですが、うちの両親はけんもほろろ。

「バカなことするな」
と笑う父。

「似合ってる、似合ってる」と言いながら「大丈夫、すぐ伸びるから」となぐさめる母。

…なぐさめられるほどひどいのか?

はじめて自分の頭の形を見て、けっこうイイ線いってると思ってたのに*(涙)*

便利ですよ、丸坊主。
朝、髪型を気にする必要もないし、シャンプーだってらっくらく♪
汗だってすぐ拭けるから、毎年夏場はこの髪型でいこうかな。

そのうちみんな慣れるでしょう。


七月の本棚 2 『ライオンと魔女』

2004-07-11 22:42:00 | ナルニア国物語
さあ、いよいよ「ナルニア国物語」のご紹介です☆

まずはナルニアについて初めて書かれた本、今回ご紹介する、この『ライオンと魔女』からはじめることにしましょうか。

時は第二次世界大戦中のこと、ロンドンに住むペベンシー家の四人のきょうだいは、空襲をさけるために片田舎にある学者先生のお屋敷に疎開します。

さっそく広い家の中を探検する子供たち。

そのうち、末っ子のルーシィが、妙なことを言い始めます。
ほんのちょっと姿が見えなかっただけなのに、そのわずかな間に洋服ダンスの中からナルニアという知らない国に行き、そこで何時間もすごしてきたというのです。

そればかりか、その国で、おとぎ話に出てくる山羊足のフォーンに出会い、お茶まで御馳走になってきたというのだから、他のきょうだい達はその話が信じられません。

洋服ダンスの中から通じる別の世界!

しかもその世界には、いつでも行けるというわけではありません。
普段はまったく普通の洋服ダンスなのです。

話を信じてもらえないルーシィは、根が正直な子だけに、悲しくてしかたありません。しかし、そんな時、再びナルニアへの扉が開きます。

ルーシィに続いてその不思議な世界に足を踏み入れたのは、そんなルーシィをバカにしていたすぐ上の兄のエドマンドでした。

そこで出会ったのは、自らナルニアの女王と名乗る白い魔女。

そしてこのエドマンドと魔女との出会いが、ナルニアに大きな戦乱を巻き起こしていくことになるのです。

フォーンにサタイア。泉に住んでいる水の精のニンフたち。木の中に暮らしている木の仙女ドリアード。岩穴に住む赤毛小人や半人半馬のセントール。バッカス神や、はてはサンタクロースまでが現れる、こことは別の世界にある国「ナルニア」

そして、このナルニアにさらなる魅力を与えているのが、ものいうケモノの存在です☆

人間と変わらない暮らしをしている彼等の、とってもとっても愛らしいこと♪

ダムでせき止めた川の上の家で、ミシンやフライパンを器用に使って暮らすビーバーさんや、ケーキや飲み物でクリスマスを祝うキツネやリス。別のお話では、ネズミの騎士が活躍したり、しゃべる馬の冒険が語られたりもしています。

それがみんな、すっごく個性的でカワイイんですよね~☆

しかし、そんな素敵な世界も、今は白い魔女のおかげでず~と冬が続いているというのです。

そんな中でも、ナルニアの人々は、動物達は信じています。
いつかは森の王。海のかなたの大帝の息子。偉大なライオンのアスランが現れて、魔女の時代が終わるのだと。

子供たち(ナルニアでは、アダムの息子、イブの娘と呼ばれます)は、その勇気を試され、様々な困難にぶつかります。

時に誘惑に負けたり(特に食欲!)、疑ったり、くじけそうになったりしながらも、強大な魔女の軍団に立ち向かって行くその姿にはついつい引き込まれてしまいます☆

物語とはいえ、子供たちが命がけで戦ったり、犯した罪の償いを必要とするシーンには、思わず目をそむけたくなるほどショック。

だけど、そういう誤魔化しのないところが、また魅力的なんですよね。

さあ、あなたも古い大きな洋服ダンスを開けて、冒険の国に旅立ちませんか?

子供達が降り立ったように、しんしんと雪の降り積もる《街燈あと野》があなたを迎えてくれるでしょう。
森の中にただ一つ光を投げかけるこの街燈。なぜこの場所に立っているのかはまた別のお話。

偉大なライオンと子供たちの冒険を、どうぞお楽しみに☆













C・S・ルイス  著
瀬田 貞二  訳
岩波少年文庫

夜空のムコウ

2004-07-07 22:58:00 | 日々の出来事
首が痛い。

昨日と今日にかけて、なんとか織姫と彦星をみつけようと、夜空を見上げすぎました。

こんなに晴れたの珍しいですよね☆

だけどこれがなかなか見つからない。
さそり座はすぐ見つかるんですよ。
真っ赤に輝く一等星のアンタレス(アンチ・アーレス 火星に対抗するものという意味)が目立つ上に、星座自体もキレイな曲線で判りやすい。

そこから天の川をたどってみるんだけれど、星が多くてなにがなんやら。
にわか天体ファンではアルタイル(牽牛星)どころか、こと座のベガ(織女星)すら見つけられない。

アルタイルとベガ、これに白鳥座のデネブを加えて、夏の大三角と呼ぶそうですが、一番明るいランクである一等星のこの三つの星でさえどこにあるのやら。
いっそ、どこかその辺のスイッチを押すと、プラネタリウムみたいに星座を線で結ぶという機能をつけたらどうでしょうか。
誰がどこにつけるのかはよく分かりませんが。

いいかげん、疲れてきたし、首も痛いので、適当に「だいたいあの辺」の星を眺めて帰って来ました。
多分ちゃんと目には映ったと思います。
自分では分からないけれど、目の網膜には映ったので、今回は目的達成。
そういうことにしておいて下さい。

ちなみに、牽牛星と織女星は実際には14.8光年(光の速さで14.8年かかる距離)離れているそうです。
私の持っている星空図鑑という本には「これでは一年に一度のデートも実際には無理だとわかりますね」と書かれていました。

そ、そんなこと言われなくてもわかっとるわい!

近かったらデートするのか?
星だよ星!

…ちょっと、八つ当たり気味な七夕の夜です*(キラキラ)**(星)**(キラキラ)*