「アンパンマン」などで知られる漫画家、やなせたかしさんが13日、心不全のために亡くなられましたね。享年94歳。
作詞家としても活躍され、「手のひらを太陽に」などもやなせさんの作詞。
代表作「アンパンマン」で歌われる「アンパンマンのマーチ」はその歌詞の内容から、多くの大人にも愛されました。
私もその一人。
カラオケでよく歌います。
何が君の幸せ
何をして喜ぶ
解らないまま終わる
そんなのは嫌だ!
ー作詞やなせたかしー
手塚治虫や藤子不二雄が活躍する中、マンガ家としてヒット作に恵まれなかったやなせさんが、アンパンでできた顔をちぎって分け与える「アンパンマン」で一躍有名になったのは50歳を過ぎてから。
TVで拝見するその姿は、いつも明るくかくしゃくとしていて、子供たちに夢を見ることの大切さをずっと語ってみえました。
忘れないで夢を
零さないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも
そうだ!恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ
ー作詞やなせたかしー
・・・愛と勇気だけが友達さ・・・この言葉にどれだけ励まされてきたことか。
価値観は人それぞれで、いろんな生き方があるだろうけど、みんなのために何処までも飛んでいく。愛と勇気だけをたずさえて。そんなアンパンマンに憧れます。
やなせ先生。
「アンパンマン」を生み出してくれたこと、そしてたくさんのキャラクターをこの世に残してくれたこと、本当にありがとうございました。とても楽しかったです。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。