私的図書館

本好き人の365日

『この世界の片隅に』大ヒットおめでとう!

2017-01-30 21:54:02 | 映画

 

片渕須直監督の映画『この世界の片隅に』

 

第71回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、大藤信郎賞、

2016年 第90回キネマ旬報、日本映画ベスト・テン第1位、日本映画監督賞、

第59回ブルーリボン賞監督賞、

第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、

その他各賞もろもろ受賞おめでとうございます!!

 

個人的に『君の名は』よりたくさんの人に見て欲しい映画だったのでとっても嬉しい!

TVCMこそ少ないですが、公開当初は63館だった上映館も年明けからは190館を超え、観客動員数も100万人を突破しました!

あぁ、この世界に生きててよかった☆

 

ちょっと大げさですが、それくらい一押しの映画です。

そして多分、何年かしたら忘れられてしまう映画です(スミマセン、スミマセン)

ジブリの『ナウシカ』のように何回も何回もTV放送されるような作品は本当に稀で、『ダイハード』を毎年クリスマス前に思い出したかのように放送するような映画愛のない日本のTV局にはきっとこの作品を毎年放送するような気概はないでしょう。

ロンドン五輪の金メダリストがすでに霞んでしまっているように、どんなにいい作品でもこれから生まれてくる子ども達には見る機会はずっと少ないはず。

ホント、消費社会ってイヤですね〜

でもね、だからこそ「今」見ることが大切なんです!

この時代に生きている特権、共感できる絶好のチャンスなんですから!!

 

少し熱くなってしまいましたが、映画は現在(2017年1月)も上映中。

まだ観ていない方はぜひ劇場へ。

 

映画『この世界の片隅に』予告編

 

すずさんのありがとう

 

映画関係者でもないのに勝手に宣伝してしまいましたが、私自身は仕事が忙しくてなかなか映画館に足が運べない(苦笑)

先日も出張で名古屋まで行って来ました。

久しぶりに都会に出たのでちょっと買い物(笑)

前から気になっていた本と、新年度に向けてモレスキンも新調してしまいました☆

 

 

本当はもう一冊、気になる本があったのですが、それはお値段が高かったので今回は購入断念。

立ち読みのみにしました。

新井素子さんの帯に引かれたのですが、昔よくコバルト文庫を読んでいた人間にはとっても懐かしくて面白かった。

 

 
著者 : 嵯峨景子
彩流社
発売日 : 2016-12-28
 
 

第156回芥川賞・直木賞発表

2017-01-21 23:29:32 | 本と日常

明けましておめでとうございます。

2017年最初の更新がまたこの話題になってしまいました(笑)


第156回芥川賞・直木賞。


芥川賞に山下澄人さんの『しんせかい』(新潮7月号)

直木賞に恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)

が選ばれましたね。

恩田陸さん(女性です)は6回目の正直で今回受賞となりました。

ちなみにペンネームの「恩田陸」の「恩田」はコメディドラマ「やっぱり猫が好き」の恩田三姉妹からきているんですよ。

同じ直木賞の候補には私の好きな森見登美彦さんの『夜行』(小学館)も上がっていたのですが、今回惜しくも選ばれませんでした。残念。

『夜行』は2017年本屋大賞にもノミネートされているので、そっちを応援します!


山下澄人さんはプロフィールを読むと演劇畑の人なのかな?

タイトルとあらすじだけでは魅力が伝わって来ませんが、本屋さんに並んだら手に取ってみようと思います。